団子 ー 焼肉 ー 汚染肉 ー BSE ー 細菌性髄膜炎集団感染 ー 難病が潜む可能性 放っておけぬ低身長症

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焼き肉「えびす」営業再開断念 全従業員90人解雇

2011691434

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)は全従業員90人に解雇を通告し、営業再開を事実上、断念していたことが、関係者への取材で分かった。営業できない状況が続き、資金繰りに窮したためとみられる。

関係者によると、同社の勘坂康弘社長が8日夜、金沢市内の会議施設に従業員約50人を集め「(営業再開について)行政の同意が得られない。資金繰りが厳しくなっている。営業できず、再建は難しい」などと説明。その場で、全従業員に解雇を言い渡したという。

被害者への補償などについて勘坂社長は、解雇通告の場で「やりたい」との内容を話したが、関係者は「具体的な内容は覚えていない」という。同社側は5月、治療費の全額負担などを明らかにしていた。

今回の食中毒による患者は5月末時点で約170人に上り、うち4人が死亡している。関係自治体が一部店舗を営業停止や禁止処分にし、フーズ・フォーラスは系列20店舗の営業を自粛していた。

同社側は5月下旬、営業禁止処分が出ていない店舗の営業再開を金沢市に打診したが、同市は自粛継続を求め、再開のめどは立っていなかった。

(中日新聞)

肉「えびす」が営業再開断念 集団食中毒で全員解雇

06/09 12:3106/09 13:47 更新)

食中毒で死亡した女性が食事をした「焼肉酒家えびす砺波店」=5月4日、富山県砺波市

食中毒で死亡した女性が食事をした「焼肉酒家えびす砺波店」=5月4日、富山県砺波市

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、運営会社フーズ・フォーラス(金沢市)の勘坂康弘社長が取締役以外の全従業員約60人を解雇し、営業再開を断念する方針を固めたことが9日、同社関係者への取材で分かった。

関係者によると、勘坂社長は8日午後6時ごろ、従業員を金沢市内に集め「これまで自主再建しようと頑張ってきたが、営業再開を断念せざるを得ない」と話し、解雇を通告。同社の保有資産を売却し被害者の賠償に充てると説明したという。

同社は、店舗のある各地の自治体が営業再開に難色を示し、金融機関の支援を得られず、営業を断念したとみられる。

「焼肉酒家えびす」全店の再開断念 全従業員に退職要求

2011691118

 

腸管出血性大腸菌O(オー)111による集団食中毒を起こした焼き肉チェーン「焼肉酒家(さかや)えびす」を運営するフーズ・フォーラス社(金沢市)が 全店舗の営業再開を断念し、全従業員に退職を求めていたことが同社幹部への取材でわかった。同社は営業再開を模索していたが、自治体側の理解が得られな かった。

幹部によると、勘坂康弘社長が8日、すでに依願退職した約30人を除く全従業員約60人を金沢市内に集め、「自社での営業再開は当面難しいので、いったん辞めてもらう」と通告したという。

フーズ社は当初、無期限の営業禁止処分を受けた4店を除く、北陸3県と神奈川県にある計16店舗=営業自粛中=について、ユッケなど生肉の提供をやめ、 衛生管理を強化したうえで、今月1日からの営業再開を目指していた。しかし、打診された富山県など自治体側は、食中毒の詳しい原因が解明されていないこと などを理由に、再開に難色を示し、営業自粛の継続を求めたという。

勘坂社長は従業員に対し「銀行に支援をお願いしたが、難しかった」と話したといい、営業再開が遠のいたことで、資金繰りのめどが立たなくなったとみられる。数億円規模になると同社が見込む食中毒患者側への補償にも影響するおそれがある。

201106091530

死亡者を出したユッケ食中毒の「焼肉酒家えびす」が営業再開を断念!

富山、石川、福井の北陸3県と神奈川県で、焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」を経営する株式会社フーズ・フォーラス(本社・金沢市)の勘坂康弘社長が、「営業再開は難しい」として、取締役を除く全社員90人を解雇したことが、68日に分かった。

 「焼肉酒家えびす」は4月下旬に、生肉ユッケなどを食べた客100人以上が食中毒にかかり、そのうち4人が死亡した。富山、福井両県と横浜市は計4店を営業禁止処分とし、他の16店舗については自主的に営業を停止していた。

  勘坂社長は被害者への賠償金が高額に上ることから、十分な賠償をするために、処分されていない店舗の営業再開を模索してきたが、自治体から「原因が究明さ れるまで待った方がいい」との指導があり、再開はできずにいた。その間に営業停止によって、資金繰りが悪化。営業再開は断念し、全社員に解雇を通告したと みられる。

 勘坂社長といえば、食中毒事件後初の会見で、死亡者を出していながら開き直り、世間のひんしゅくを買った。その後、一転、平身低頭、土下座謝罪をしたが、最初の会見の悪印象はぬぐえなかった。まさに、事故が起きた際の企業の危機管理意識を考えさせられる一件であった。

 今はただ、犠牲となった方のご遺族や被害者へ、少しでも多くの賠償がなされることを祈るばかりである。
(
蔵元英二)

焼き肉「えびす」が営業再開断念 集団食中毒で全員解雇

 食中毒で死亡した女性が食事をした「焼肉酒家えびす砺波店」=5月4日、富山県砺波市

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、運営会社フーズ・フォーラス(金沢市)の勘坂康弘社長が取締役以外の全従業員約60人を解雇し、営業再開を断念する方針を固めたことが9日、同社関係者への取材で分かった。

関係者によると、勘坂社長は8日午後6時ごろ、従業員を金沢市内に集め「これまで自主再建しようと頑張ってきたが、営業再開を断念せざるを得ない」と話し、解雇を通告。同社の保有資産を売却し被害者の賠償に充てると説明したという。

同社は、店舗のある各地の自治体が営業再開に難色を示し、金融機関の支援を得られず、営業を断念したとみられる。

2011/06/09 13:34   【共同通信】

フーズ社が営業再開断念=全従業員を解雇−焼き肉店食中毒

 焼き肉チェーン店「焼肉酒屋えびす」の集団食中毒事件で、店を経営するフーズ・フォーラス(金沢市)が営業再開を断念し、全従業員約90人を解雇していたことが9日、同社関係者の話で分かった。
 関係者によると、勘坂康弘社長が8日、金沢市で社員約50人を集め、「(営業再開について)行政の同意、理解が得られない。その中で資金がもう回らない。自主再建は不可能だ」と口頭で解雇を言い渡した。被害者への賠償に関する具体的な話はなかったという。
 同社は患者らの治療費を全額支払うことを5月に発表し、死亡した4人に対する損害賠償も検討。一部店舗の営業再開を模索していた。(2011/06/09-11:12

 フーズフォーラス社 社員全員解雇・経営再建断念

(201106091159)

 焼肉酒家えびすの集団食中毒事件で、えびすを展開するフーズ・フォーラス社は営業再開を断念し、社員90人を解雇したことが分かりました。

 フーズ・フォーラス社の元幹部によりますと、昨夜、金沢市内に社員およそ60人が集められ、勘坂康弘(かんざか・やすひろ)社長から、全員に解雇が告げられたということです。

 勘坂社長は「自社での再建に向け努力してきたが、店舗再開について自治体の理解が得られなかったため一旦解散します」と理由を述べたということです。
 
 元幹部によると、フーズ社は先月の段階で手持ちの資金およそ5億円を取引先の銀行に凍結され、普通預金およそ1億円も患者の治療費や社員給与の支払いなどに充てたため、資金繰りに行き詰っていました。

 また、死亡した患者の遺族に支払う賠償金についても、保険がおりる1億円をあてる予定だということです。

焼肉酒家えびす、営業再開断念…全社員解雇

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受け、同チェーンを運営する「フーズ・フォーラス」(金沢市)の勘坂康弘社長が営業再開を断念し、全社員を解雇したことが9日、関係者の話でわかった。

元幹部によると、勘坂社長は8日、金沢市内に社員約60人を集め、「行政の同意も得られず、断念せざるを得ない」と説明し、解雇を告げたという。フーズ社は被害者補償のため営業再開を模索していた。

2011691026分  読売新聞)

焼肉酒家えびす、営業再開断念 従業員解雇

< 20116912:30 >

4人が死亡した「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、同店を経営する「フーズ・フォーラス」が8日夜、従業員に営業再開を断念し、解雇を伝えたことがわかった。

従業員によると、フーズ・フォーラスの勘坂康弘社長は8日夜、石川・金沢市の本社に従業員約60人を集めて「悔しいけれど、倒産せざるを得ない」と話し、 解雇を言い渡したという。また、現在、弁護士を通して店舗の建物と従業員の引受先を探していて、会社を清算する方針を示した。営業再開のメドがつかないた めとみられる。

食中毒事件の被害者への弁償については、現在ある資産を充てるという。

氏 名 勘坂 康弘(カンザカ ヤスヒロ)(男)
生年月日 1968818
住 所  〒920-0363  石川県金沢市古府町南1018 LIVEIN古府D棟
出身地 富山県
出身校 金沢星稜大学
役員 社 長  勘坂 康弘、 取締役  勘坂 秀雄、 取締役  勘坂 千恵子、 監査役  勘坂 裕司
仕入先 世界館ハンナンフーズ東海、表酒店、北陸コカ・コーラボトリング、立山酒店
取引銀行 北陸(野村)、北国(小松中央)、三菱東京UFJ(金沢)


1回「居酒屋甲子園」が来年2月に東京・日比谷公会堂で開催

2005830

 

日本一の居酒屋はどこだ? 消費者の覆面調査により高い評価を得た上位店が一堂に会し、自分の店の料理・接客などを会場でプレゼンテーション。来場者の投票により、日本一の居酒屋を決定するイベント「居酒屋甲子園」が、来年29日、東京の日比谷公会堂で行われる。

運営を行うのは、NPO法人「居酒屋甲子園」(認証申請中)。今回は、法人の中核メンバーが声をかける形で参加店舗を募っており、最終的に、200店舗の参加を見込んでいる。第2回以降は、広く公募する考えだ。

居酒屋甲子園の目的は、居酒屋業界にかかわる人たちが、共に成長し、各自の夢を達成するための支援。NPO法人の理事長に就任予定の大嶋啓介氏 (「てっぺん」代表取締役)は、「甲子園で1位になるための努力が、業界全体の成長につながるようなイベントにしたい」とその意気込みを語る。第1回の テーマは、「共に勝つ~外食全体の活性化、そして『夢』のある社会の実現」と決まった。

参加条件は、(1)居酒屋甲子園の趣旨を理解している、(2)業態は居酒屋やダイニングなど、(3)席数が20以上、(4)客単価が 20005000円——など。参加費用は1店当たり5万円で、この中には、消費者覆面調査の費用(計3回分)、日比谷公会堂での決勝に進んだ場合の、店 舗紹介ビデオの作成代が含まれている。

決勝までの流れは、以下の通り。まず、今年の1012月にかけて、参加店舗に対し、各3回の覆面調査を実施する。評価の高かった上位5店と、スポ ンサーによる特別推薦枠の優秀店2店が、29日の日比谷公会堂での決勝戦に進出。VTRを使ったプレゼンテーションを行い、その場で、来場者の投票によ り優勝店舗を決定する。なお、覆面調査は、日本エル・シー・エーが行っている「ミステリーショッピングリサーチ」に依頼する。

居酒屋甲子園に関する問い合わせは、下記まで。

NPO法人居酒屋甲子園(認証申請中)

東京都渋谷区宇田川町41-23(「てっぺん」渋谷店内)TEL0-1190-2239(担当:渡辺)
E-MAIL
watanabe136@yahoo.co.jp

法人事務局メンバー

大嶋啓介(てっぺん)/上山弘朗(ヒロフーズ)/深見浩一(リンクワン)/小林一也(ライブフードプロデュース)/赤塚元気(ジャパン興業)/勘坂 康弘(フーズ・フォーラス)/鬼頭誠司(キューズファクトリーズ)/後明祟史(グローバルノエ)/坂本直樹(サテ・バグース)/高木俊治(インターナショ ナル・フード・カンパニー)/高橋英樹(夢笛)/都築学(くふ楽)/埴良太郎(友和会館)/吉川誠人(ワイズフードシステム)/吉田真由美(ぐるなび)/ 渡辺修(ふらんす亭)

(日経レストラン編集部)

Some More Thoughts About the German E. coli Outbreak

Category: E. coliGenomicsPlasmidsPublic Health
Posted on: June 6, 2011 9:38 AM, by Mike

After Friday’s post, I’ve held off on writing much about the German E. coli outbreak, often referred to by its serotype, O104:H4, or as HUSEC041 (HUS stands for hemolytic uremic syndrome). Having had the weekend to digest some of the ongoing analysis and news reports, here are some additional thoughts:

1) The multilocus sequence type (MLST) of this outbreak is definitely ST678. This means this outbreak strain is related to an older strain found in 2001 that caused disease. A new, improved assembly released by BGI yields a perfect match to ST678. In addition, there is independent confirmation of this (pdf).

2) Ion Torrent-based sequencing has some errors that will require filtering. Both Nick Loman’s original assembly as well as the assembly of a different isolate had the same base pair change in the adk gene. The BGI assembly, which uses quality filtering that takes into account the idiosyncracies of Ion Torrent, lacks this change; the new BGI assembly also lacks the additional A observed in recA in Nick Loman’s assembly. The moral of the story is if you care about individual nucleotide changes (i.e., looking for SNPs), you have to be careful with these data.

3) It appears that HUSEC041 is very similar to E. coli 55989. According to David Studholme, HUSEC041 shares 99.69% nucleotide sequence identity over 96.07% of 55989’s chromosome. Keep in mind, this is only a comparison of the chromosome.

4) At this point in time, the best evidence is that HUSEC041 is an EAEC (enteroaggregative) strain which has acquired a Shiga-toxin encoding phage similar to that found in E. coli O157:H7. This is based on an analysis by Kat at Bacpathogenomics and Nico Petty.

5) This is a highly drug resistant strain. Its resistance profile:

Ampicillin R
Amoxicillin/Clavulanic acid R
Piperacillin/Sulbactam R
Piperacillin/Tazobactam R*
Cefuroxime R
Cefuroxime-Axetil R
Cefoxitine R
Cefotaxime R
Cetfazidime R
Cefpodoxim R
Imipenem S
Meropenem S
Amikacin S
Gentamicin S
Kanamycin S
Tobramycin S
Streptomycin R
Nalixidic Acid R
Ciprofloxacin S
Norfloxacin S
Tetracycline R
Nitrofurantoin S
Trimethoprim/Sulfamethoxazole R
Chloramphenicol S
Fosfomycin S

It also has a CTX-M-15 beta-lactamase, which confers resistance to most penicillin derivatives, except for the carbapenems. In English, any antibiotic that starts with “Cef-“, “Ceph-“, or ends with “-cillin” won’t work. What’s disconcerting about this is, if the recent reports are correct and the outbreak was initiated by contaminated bean sprouts, agricultural isolates now have many different drug resistance genes. Multidrug resistance is no longer confined to hospitals and other medical settings. Note however, most accepted treatments for Shiga-toxin producing infections do not involve antibiotics, as they are thought to stress the bacterium, leading to increased toxin production and more severe disease; resistance is not a problem for therapy in this particular case, despite claims to the contrary.

6) We need better genomes to understand the role of plasmids in HUSEC041. This is not to slight any of the sequencing efforts, but the current datatypes (e.g., Ion Torrent fragment reads) simply will not yield information about plasmids (plasmids are ‘mini-chromosomes’ that can move from strain to strain). This is critical for understanding the role of plasmids in the acquisition of antibiotic resistance in HUSEC041, especially since other resistance plasmids can be maintained by selective pressures other than antibiotic exposure. In one study, a resistance plasmid found in cattle was advantageous even in the absence of antibiotics because the plasmid enabled E. coli strain to use vitamin D. In essence, what we call a ‘resistance’ plasmid (because that’s the trait we look for) could be an ‘eat your vitamins’ plasmid, or have some other function, such as protection against bacterial viruses (‘phage’). We need much better assemblies to understand this, so we can develop better strategies for preventing the spread of strains with these plasmids.

7) The public health communications response has been less than stellar. We seem to have forgotten everything we learned from the H1:N1 flu outbreak. I’ve received several requests from science journalists and writers who know biology and who were extremely frustrated by the contradictory and unclear information they were receiving. This isn’t helping, and, in fact, probably contributed to an atmosphere of panic.

8) More on the misuse of language: the hybrid edition One of the things that freaked people out was the use of the word hybrid to describe this strain. For microbiologists (or this one, anyway), that word does mean something–but it doesn’t appear to describe what we’re seeing here. In Staphylococcus aureus (the bacterium responsible for ‘staph’ infections, and when resistant to methicillin is called MRSA), we do observe hybrids: several clones appear to have swapped ten to twenty percent of their genome. Not bits and pieces, but an entire continuous segment that spans hundreds of kilobases (it’s not clear how this happens, but the DNA signature is crystal clear). That is a hybrid. But with HUSEC041, it simply appears to have picked up a phage or bacterial virus (‘Stx’) that enables it to produce Shiga toxin (this phage is also found in E. coli O157:H7 and other STEC E. coli). It also has acquired smaller genomic segments from other strains. But all E. coli do this–in that sense, every E. coli strain is a hybrid.

That’s enough for now, but here are some good posts on this topic:

My contribution to the ‘HUSEC41-strains-are-not-that-new’ debate
E. coli O104:H4 in Europe–is it new?
A whole genome phylogeny including HUSEC041
EHEC genomes
New clues found in tracing the origin of the deadly E coli strain and an appeal for the sharing of additional data
Comparisons of E. coli TY2482 against previously sequenced E. coli genomes
E. coli update: sprouts as the culprit?
ehec-outbreak-crowdsourced
EHEC Genome Assembly
E. coli TY2482: strain-specific genes
The reason why this deadly E coli makes doctors shudder

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I Don’t Think the German Outbreak E. coli Strain Is Novel: Something Very Similar Was Isolated Ten Years Ago…

Category: E. coliGenomics
Posted on: June 3, 2011 8:10 AM, by Mike

…in Europe. I’ll get to that in a moment. You’ve probably heard of the E. coli outbreak sweeping through Germany and now other European countries that has caused over one thousand cases of hemolytic uremic syndrome (‘HUS’). What’s odd is that the initial reports are calling this a novel hybrid or some new strain of E. coli.

BGI has done some sequencing using Ion Torrent of one of these isolates, and Nick Loman assembled the data. Without getting too technical, the genome is actually in about 3,000 pieces, but with those data (and thanks to Nick for assembling them and releasing them) I was able to perform multilocus sequencing typing (‘MLST’). Basically, we look at the partial sequences of several genes (in this case, seven) to identify its sequence type–think of it as a molecular barcode (for the scheme and details, see here).

So what did I find?

This EHEC strain is most likely a very close relative of ST678 (details in a bit). In fact, according to the mlst.net strain database, there is a strain “Jan-91”, isolated in 2001* from Europe (no further geographic information is provided). That strain belongs to phylogroup D, and is associated with HUS…just like the outbreak strain. And the older strain also has the exact same serotype as the outbreak strain, O104:H4.

Now, the outbreak strain sequence isn’t identical (the data are at the end of this post). “Jan-91” has an allele profile of adk6-fumC6-gyrB5-icd136-mdh9-purA7-recA7 (to orient you, adk is the gene, 6 is the particular variant of adk or allele). There are three differences:

1) In the outbreak strain, adk is a novel allele that differs from adk6 by one point mutation at position 30 (if I counted correctly; it’s late as I write this…)2) In the outbreak strain, the icd allele matches icd136 exactly; however, the genome sequence lacks the last two bases. Given that the genome assembly is in over 3,000 pieces (‘contigs’), I think this is missing data, not biology.

3) In the outbreak strain, the recA allele differs from recA7 by one insertion. “Jan 91” has a sequence of AAAA, while the outbreak strain has a sequence of “AAAAA” (below, it’s recorded as “aAAAA” to indicate the difference). With Ion Torrent (and other high throughput sequencing technologies), when you have ‘runs’ of the same nucleotide, such as “AAAA”, it’s not unusual for a base to be added or deleted, which could yield a ‘false’ “AAAAA.” This could be sequencing error, but I can’t rule out a real insertion (i.e., an extra A that’s real).

While this is obviously a very preliminary analysis of a very preliminary assembly, I don’t understand why this strain is being called ‘new’, ‘mutant’, or anything else. It’s not a bolt from the blue: it looks like a nearly identical strain that caused HUS a decade ago in Europe. I would add the obvious qualifier that there very well could be massive gene gain and loss (I haven’t looked at that yet). I’m guessing that the reports of this strain being very different were based on comparisons to the genomes of other HUS strains, which are pretty divergent. But we have seen this MLST type before associated with this serotype and this MLST sequence type disease syndrome.

All that being said, this is a very serious outbreak–I don’t mean to downplay the seriousness of this as a public health and agricultural crisis by raising this issue. And it will be very interesting to see how different this strain is from other HUS strains. If we’re lucky, the “Jan-91” E. coli strain still exists in someone’s freezer, and we can see how it’s evolved over the last decade. It’s especially disconcerting that this strain is resistant to so many antibiotics.

An aside: Many kudos to BGI for publicly releasing the data.

Update: There’s a new assembly using a different method. I haven’t checked that yet.

Update II: Others are doubting that this is a novel strain:

Quoting scientists at the University of Münster, the institute rebutted earlier reports that the newest strain of E. coli had never been previously identified, calling it a “hybrid clone” that drew together the virulent properties of other strains. “Reports that this is a completely new type of pathogen are not accurate,” the institute said.

Update III: Dr. Helge Karch released a statement confirming the ST678 typing.

Update IV: The second outbreak isolate genome sequence has the identical MLST sequence (ST678).

*2001 might be the sequencing date, not the isolation date. I can’t tell.

MLST data (on some browsers, this is getting cut off, so you can download it here):

>german_adk6_diffatbase30
GGGGAAAGGGACTCAGGCTCAGTTCATCACGGAGAAATATGGTATTCCGCAAATCTCCACTGGCGATATGCTGCGTGCTGCGGTCAAATCTGGCTCCGAGCTGGGTAAACAAGCAAAAGACATTATGGATGCTGGCAAACTGGTCACCGACGAACTGGTGATCGCGCTGGTTAAAGAGCGCATTGCTCAGGAAGACTGCCGTAATGGTTTCCTGTTGGACGGCTTCCCGCGTACCATTCCGCAGGCAGACGCGATGAAAGAAGCGGGCATCAATGTTGATTACGTTCTGGAATTCGACGTACCGGACGAACTGATTGTTGATCGTATCGTAGGCCGCCGCGTTCATGCGCCGTCTGGTCGTGTTTATCACGTTAAATTCAATCCGCCGAAAGTAGAAGGCAAAGACGACGTTACCGGTGAAGAACTGACTACCCGTAAAGACGATCAGGAAGAAACCGTGCGTAAACGTCTGGTTGAATACCATCAGATGACTGCACCGCTGATCGGCTACTACTCCAAAGAAGCGGAAGCGGGTA
>german_fumC6
CGAGCGCCATTCGGCAGGCGGCGGATGAAGTACTGGCAGGACAGCATGACGACGAATTCCCGCTGGCTATCTGGCAGACCGGCTCCGGCACGCAAAGTAACATGAACATGAACGAAGTGCTGGCTAACCGGGCCAGTGAATTACTCGGCGGCGTGCGCGGGATGGAACGTAAAGTTCACCCTAACGACGACGTGAACAAAAGCCAAAGTTCCAACGATGTCTTTCCGACGGCGATGCACGTTGCGGCGCTGCTGGCGCTGCGCAAGCAACTCATTCCGCAGCTTAAAACCCTGACACAGACGCTGAGTGAAAAATCGCGTGCATTTGCCGATATCGTCAAAATCGGTCGAACCCACTTGCAGGACGCCACGCCGCTAACACTAGGGCAGGAGATTTCCGGCTGGGTAGCGATGCTCGAGCATAATCTCAAACATATCGAATACAGCCTGCCTCACGTAGCGGAACTGGC
>german_gyrB5
GGTCTGCACGGCGTTGGTGTTTCGGTAGTAAACGCCCTGTCGCAAAAACTGGAGCTGGTTATCCAGCGCGAGGGTAAAATTCACCGTCAGATCTACGAACACGGTGTACCGCAGGCTCCGCTGGCGGTTACCGGCGAGACTGAAAAAACCGGCACCATGGTGCGTTTCTGGCCCAGCCTCGAAACCTTCACCAATGTGACCGAGTTCGAATATGAAATTCTGGCGAAACGTCTGCGTGAGTTGTCGTTCCTCAACTCCGGCGTTTCCATTCGTCTGCGCGACAAGCGCGACGGCAAAGAAGACCACTTCCACTATGAAGGCGGCATCAAGGCGTTCGTTGAATATCTGAACAAGAACAAAACGCCGATCCACCCGAATATCTTCTACTTCTCCACTGAAAAAGACGGTATTGGCGTCGAAGTGGCGTTGCAGTGGAACGATGGCTTCCAGGAAAACATCT
>german_icd136_missingCCatend
CGACGCTGCAGTCGAGAAAGCCTATAAAGGCGAGCGTAAAATCTCCTGGATGGAAATTTACACCGGTGAAAAATCCACACAGGTTTATGGTCAGGATGTCTGGCTGCCTGCTGAAACCCTTGATCTGATTCGTGAATATCGCGTTGCCATTAAAGGTCCGCTGACCACTCCTGTTGGTGGCGGTATTCGCTCTCTGAACGTTGCCCTGCGCCAGGAACTGGATCTCTACATCTGCCTGCGTCCGGTACGTTACTATCAAGGCACTCCAAGCCCGGTTAAACACCCTGAACTGACCGATATGGTTATCTTCCGTGAAAACTCGGAAGACATTTATGCGGGTATCGAATGGAAAGCAGACTCTGCCGACGCCGAGAAAGTGATTAAATTCCTGCGTGAAGAGATGGGCGTGAAGAAAATTCGCTTCCCGGAACATTGCGGTATCGGTATCAAGCCGTGTTCTGAAGAAGGCAGCAAACGTCTGGTCCGTGCCGCGATTGAATACGCAATTGCCAACGA–
>german_mdh9
GGTGTAGCGCGTAAACCGGGTATGGATCGTTCCGACCTGTTTAACGTTAACGCCGGCATCGTGAAAAACCTGGTACAGCAAGTTGCGAAAACCTGCCCGAAAGCGTGCATTGGTATTATCACTAACCCGGTTAACACCACAGTTGCGATTGCTGCTGAAGTGCTGAAAAAAGCCGGTGTTTATGACAAAAACAAACTGTTCGGCGTTACCACGCTGGATATCATTCGTTCCAACACTTTTGTTGCGGAACTGAAAGGCAAACAGCCAGGCGAAGTTGAAGTGCCGGTTATTGGCGGTCACTCTGGTGTTACCATTCTGCCGCTGCTGTCACAGGTTCCTGGCGTTAGTTTTACCGAGCAGGAAGTGGCTGATCTGACCAAACGTATCCAGAACGCAGGTACTGAAGTGGTTGAAGCGAAAGCCGGTGGTGGGTCTGCAACCCTGTCTATGGG
>german_purA7
ATAACGCGCGTGAGAAAGCGCGTGGCGCGAAAGCGATCGGCACCACCGGTCGTGGTATCGGGCCTGCTTATGAAGATAAAGTAGCACGTCGCGGTCTGCGTGTTGGCGACCTTTTCGACAAAGAAACCTTCGCTGAAAAACTGAAAGAAGTGATGGAATATCACAACTTCCAGTTGGTTAACTACTACAAAGCTGAAGCGGTTGATTACCAGAAAGTTCTGGATGATACGATGGCTGTTGCCGACATCCTGACTTCTATGGTGGTTGACGTTTCTGACCTGCTCGACCAGGCGCGTCAGCGTGGCGATTTCGTCATGTTTGAAGGTGCGCAGGGTACGCTGCTGGATATCGACCACGGTACTTATCCGTACGTAACTTCTTCCAACACCACTGCTGGTGGCGTGGCGACCGGTTCCGGCCTGGGCCCGCGTTATGTTGATTATGTTCTGGGTATCCTCAAAGCTTACTCAACTCGTGT
>german_recA7withinsertion_aAAAA
CGCACGTAAACTGGGCGTCGATATCGATAACCTGCTGTGCTCCCAGCCGGACACCGGCGAGCAGGCACTGGAAATCTGTGACGCCCTGGCGCGTTCTGGCGCAGTAGACGTTATCGTCGTTGACTCCGTGGCGGCACTGACGCCGAAAGCGGAAATCGAAGGCGAAATCGGCGACTCTCACATGGGCCTTGCGGCACGTATGATGAGCCAGGCGATGCGTAAGCTGGCGGGTAACCTGAAGCAGTCCAACACGCTGCTGATCTTCATCAACCAGATCCGTATGaAAAATTGGTGTGATGTTCGGTAACCCGGAAACCACTACCGGTGGTAACGCGCTGAAATTCTACGCCTCTGTTCGTCTCGACATCCGTCGTATCGGCGCGGTGAAAGAGGGCGAAAACGTGGTGGGTAGCGAAACCCGCGTGAAAGTGGTGAAGAACAAAATCGCTGCACCGTTTAAACAGGCTGAATTTCAGATCCTCTACGGCGAAGGTATCAACTTCTACGGCGA

*2001 might be the year it was sequenced. I can’t tell from the database.

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ntm4-30-7 Mad rantings about politics, evolution, and microbiology. Comment policy: say what you want, but back it up with an email address. I don’t like anonymous trolls.

Journal List > Yonsei Med J > v.47(3); Jun 2006
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Yonsei Med J. 2006 Jun;47(3):437-439.
Published online 2006 June 30.  doi: 10.3349/ymj.2006.47.3.437.
Copyright © 2006 The Yonsei University College of Medicine
A Case of Hemolytic Uremic Syndrome Caused by Escherichia coli O104:H4
Woo Kyun Bae, Youn Kyoung Lee, Min Seok Cho, Seong Kwon Ma, Soo Wan Kim, Nam Ho Kim and Ki Chul Choi
Department of Internal Medicine, Chonnam National University Medical School, Gwangju, Korea.
Reprint address: requests to Dr. Ki Chul Choi, Department of Internal Medicine, Chonnam National University Medical School, 8 Hak-dong, Dong-gu, Gwangju 501-757, Korea. Tel: 82-62-220-6271, Fax: 82-62-225-8578, Email: choikc@chonnam.ac.kr
Received January 06, 2005; Accepted April 12, 2005.
This is an Open Access article distributed under the terms of the Creative Commons Attribution Non-Commercial License (http://creativecommons.org/licenses/by-nc/3.0) which permits unrestricted noncommercial use, distribution, and reproduction in any medium, provided the original work is properly cited.
Abstract
A 29-year-old woman presented with bloody diarrhea, abdominal pain, hemolytic anemia, thrombocytopenia, and acute renal failure. She was diagnosed with Escherichia coli O104:H4-associated hemolytic-uremic syndrome (HUS) and treated with plasmapheresis and hemodialysis for 3 weeks. She recovered without sequelae. To the best of our knowledge, this is the first report of Escherichia coli O104:H4-associated HUS in Korea. We recommend that Escherichia coli O104:H4, as well as the more common O157:H7, be considered in the diagnosis of bloody diarrhea-associated HUS.
Keywords: Hemolytic uremic syndrome, E. coli.
References
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モヤシが大腸菌感染源か 欧州の死者、計22人に

 5日、ドイツ北部ハンブルクで、腸管出血性大腸菌「O104」被害者の入院する病院を訪れるバール保健相(左)(ロイター=共同)

  【ベルリン共同】ドイツを中心に欧州で腸管出血性大腸菌「O104」の感染が拡大している問題で、ドイツ北部 ニーダーザクセン州政府は5日、初期検査の結果、モヤシが感染源の可能性があると発表した。最終検査を実施し、欧州連合(EU)などと連絡をとりながら感 染源の特定を急ぐ。

また、ドイツ政府当局は同日、ドイツの感染によるとみられる死者は計21人に達したと公表。スウェーデンでの被害者も含めると、死者は計22人となった。

同州政府は5日、O104の感染源の可能性があるモヤシを生産した州内の農場を閉鎖、問題のモヤシ回収を進めた。

2011/06/06 05:11   【共同通信】

2011年6月7日 04時02分 更新

ドイツの農場、O104の感染源か―地元メディア

グローバル 最新ニュース

ドイツ北部にある農場「Gaertnerhof Bienenbuettel」

欧州で広がる腸管出血性大腸菌「O104」の感染源は、ドイツ北部にある農場「Gaertnerhof Bienenbuettel」の可能性が高いという。地元メディアが伝えた。

これまでに22人が死亡し、およそ2,200人が感染した「O104」は、ドイツ北部のウエルゼンにあるモヤシ農場「Gaertnerhof Bienenbuettel」から発生したと考えられている。地元当局は、同農場で作られた農作物を検査しており、その結果が出れば、同農場とO104との関連性が明言できるとされる。

この農場は現在閉鎖され、ドイツでは当面の間、もやしを食べないよう勧告されている。農場主は6日、この事態に困惑していると述べた。

ドイツのニーダーザクセン州の農業担当相は、「ウエルゼンの苗が、腸管出血性大腸菌(O104)の感染源だと示す証拠がある」と述べた。

Euの農業担当相は7日、緊急会合を開き、O104の発生やそれに伴う農業生産への影響について議論する予定だ。

感染源との結果得られず 独、モヤシ半分は「シロ」

2011年6月7日 00時42分

【ベ ルリン共同】ドイツを中心に欧州で腸管出血性大腸菌「O104」の感染が拡大している問題で、ドイツ北部ニーダーザクセン州政府は6日、感染 源の可能性があるとされるモヤシなど発芽野菜について、これまでの検査でまだ感染源とは確認されていないと発表した。40のサンプルのうち23で陰性だっ たという。

同州はさらに検査を進め、欧州連合(EU)などと連絡を取りながら感染源の特定を急ぐ。

連邦政府のアイグナー食料・農業・消費者保護相も6日、感染源について「まだ確認できていない。未検査の全サンプルを調べる必要がある」と強調。感染源が判明するまで、念のためモヤシやトマト、キュウリなどサラダに使う野菜を食べない方がいいと警告した。

欧米の計12カ国に感染が拡大したO104の被害は、ドイツ北部で突出。サラダを食べた人に感染者が多く、これまでドイツとスウェーデンで計22人が死亡した。

モヤシを感染源と特定できず…独州政府

【ベルリン=三好範英】ドイツを中心に欧州で広がる腸管出血性大腸菌O104の感染問題で、ドイツ・ニーダーザクセン州政府は6日、感染源の疑いがある同州産モヤシのサンプル40件を検査したが、うち23件からは菌が検出されなかったと発表した。

州政府は5日、同州産モヤシが感染源である疑いが強いと発表していた。州政府は6日、「結論を出すには時間がかかる」とし、モヤシを感染源と特定できないとの見方を明らかにした。

(2011年6月7日00時47分  読売新聞)

モヤシが大腸菌感染源か 欧州の死者、計22人に

 5日、ドイツ北部ハンブルクで、腸管出血性大腸菌「O104」被害者の入院する病院を訪れるバール保健相(左)(ロイター=共同)

  【ベルリン共同】ドイツを中心に欧州で腸管出血性大腸菌「O104」の感染が拡大している問題で、ドイツ北部 ニーダーザクセン州政府は5日、初期検査の結果、モヤシが感染源の可能性があると発表した。最終検査を実施し、欧州連合(EU)などと連絡をとりながら感 染源の特定を急ぐ。

また、ドイツ政府当局は同日、ドイツの感染によるとみられる死者は計21人に達したと公表。スウェーデンでの被害者も含めると、死者は計22人となった。

同州政府は5日、O104の感染源の可能性があるモヤシを生産した州内の農場を閉鎖、問題のモヤシ回収を進めた。

2011/06/06 05:11   【共同通信】

疑いの「もやし」からも検出されず 大腸菌O−104(06/07 05:50)

ヨーロッパで被害が広がる腸管出血性大腸菌「Oー104」の感染源について、ドイツの農業当局は、いったん指摘していた「もやし」から菌が検出されていないと発表しました。

ドイツ農業省・アイグナー大臣:「(もやしの)検査結果は陰性でしたが、まだ生野菜を食べることは控えて下さい」
ドイツ農業省は当初、北西部のニーダーザクセン州の農場で栽培されたもやしが感染源の可能性が高いとして調査をしていました。しかし、改めて農場からサン プルを採取して菌の有無を調べたところ、40のサンプルのうち23で「陰性」でした。残りは調査中です。ドイツの農業当局は、「感染から数週間が経過し、 感染源を特定するのが難しくなっている」とコメントしています。

ドイツの大腸菌感染、モヤシは 「シロ」か

  • 2011年06月07日 06:55 発信地:ベルリン/ドイツ
ドイツの大腸菌感染、モヤシは 「シロ」か

腸管出血性大腸菌の感染源と疑われるモヤシを栽培しているドイツ北部リューネブルク(Lueneburg)郊外Bienenbuettel村の農場(2011年6月6日撮影)。(c)AFP/ODD ANDERSEN

【6月7日 AFP】ドイツを中心に腸管出血性大腸菌(EHEC)の感染が拡大している問題で、同国北部ニーダーザクセン(Lower Saxony)州はモヤシが感染源である疑いがあると発表していたが、詳細な分析を行った同州農業省は6日、これまでのところ、モヤシからはEHECが検出されていないと発表した。

同州のゲルト・リンデルマン(Gert Lindermann) 農相は5日、州内の農場で生産されているモヤシから暫定結果ながらEHECが検出されたと発表。これを受けて同省は、この農場のモヤシの種や水、換気設備 などから40サンプルを採取し、詳しい分析を行った。これまでに23サンプルで結果が得られたが、EHECが検出されたものはなかったという。

同省は、残り17サンプルについても分析を進めているとした上で、「(EHECの感染源について)早期に結論が得られるとは思わない」と付け加えた。

ドイツのイルゼ・アイグナー(Ilse Aigner)消費者保護相は同日、感染源が特定されるまでは、特に北部では、モヤシ、トマト、レタス、キュウリを食べることを控えるよう、改めて注意を促した。

病原性大腸菌が引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)による死者は、6日までに新たに1人増えて計23人となった。感染者は2000人を超えている。(c)AFP

【NewsBrief】O104の感染源、モヤシと断定できず

  • 2011年 6月 7日  7:35 JST

【フランクフルト】欧州でこれまで22人が死亡し、2200人以上の感染が確認された腸管出血性大腸菌O(オー)104についてドイツ北部ニーダーザクセン州の農業省は6日、同国北部のモヤシ農場が感染源とは断定できなかったことを明らかにした。

 同農業省によると、感染源の疑いを持ち、この農場からモヤシ40検体を採取しこれまでに23検体を検査したがO104菌が検出されたものはなかった。

同農業省はさらに検査を進めるが、モヤシが原因でなかったことが確定すると、感染源の調査は振り出しに戻ることになる。

クローズアップ2011:大腸菌O104、欧州混乱 自由な越境、裏目に

  ドイツを中心に広がる腸管出血性大腸菌「O104」の感染者は5日、感染が確認された5月中旬以来、米国を含む13カ国で1500人を超え、死者 は22人となった。わずか3週間で近隣諸国などに拡大した背景には、欧州統合が進んで「国境の壁」が低くなったという事情もある。ドイツ北部ニーダーザク セン州政府は5日、「州内産のもやしが感染源の可能性」と発表したが、検査で大腸菌は検出されなかった。一時はスペイン産キュウリが疑われて風評被害を生 むなど、外交問題にも発展しかねない状況を生んだ。【ベルリン篠田航一】

◆独北部で急増

ドイツでは5月中旬以降、出血性の下痢などを訴えるO104の感染者がハンブルクなど主に北部で急増。5月27日時点で感染者は約300人(死者2人)に達し、国立ロベルト・コッホ研究所は「O104がこれほど急拡大するのは極めて異例だ」と指摘した。

欧 州で国境通過時のパスポート審査が不要になる「シェンゲン協定」の加盟国は、07年にそれまでの15カ国から24カ国に一気に増加した。欧州連 合(EU)域内は単一市場として原則、商品の移動も自由なため、「感染者」も「感染源の農産物」も、ともに短期間で国境を越えてしまうのが実情だ。欧州特 有の利便性が裏目に出たケースと言える。

◆感染源迷走

感染源を巡る調査は迷走した。ハンブルク保健当局は5月26日、「スペイン産キュウリから病原菌が検出された」と発表したが、同31日に「患者の菌と、キュウリの菌は別物だった」と訂正した。

だが、ドイツ側は結果的に誤った情報でも即時発表に踏み切った対応を「適切だった」と主張。メルケル首相は2日、スペインのサパテロ首相との電話協議で「ドイツ当局は、市民に迅速に情報を伝える義務がある」と理解を求めた。

一方、ニーダーザクセン州のもやしについて、アイグナー連邦消費者保護相は6日、検査の結果、もやし40本のうち23本から大腸菌は検出されなかったと発表。さらに調査が必要との見解を示した。

感 染源の特定が迷走する中、一時キュウリが「犯人扱い」されたことで、欧州各地でスペイン産野菜の購入は激減し、風評被害による損失は週2億ユー ロ(約236億円)に上る。サパテロ首相はEUに補償措置を求める考えを表明した。スペイン農家の「反ドイツ感情」は収まらず、2日には農家らが東部バレ ンシアのドイツ領事館前でキュウリやトマトなど約300キロを路上に散乱させる騒ぎがあった。

◆テロ発言も

ドイツでは当初から発生場所を巡る報道が過熱した。約150万人が訪れた5月6~8日の「ハンブルク港祭り」で最初に感染が広がったとする説や、北部リューベックのレストランが発生源とする説が伝えられた。

一部で「細菌テロでは」とのうわさも広まり、チェコのフクサ農相は「誰かが野菜に毒を盛ることができるなら、テロ攻撃と同じだ」と発言。ドイツ内務省当局者が「テロを示す証拠はない」と否定する一幕もあった。

 ◇強毒性に変異か 日本、検出例なし 食品加熱で予防

ドイツを中心に流行しているO104は、大規模な集団感染を引き起こしたという記録はほとんどない。日本での検出例もなく、国内外の専門家も注目していなかった。このため、O104は強い毒性を持つように変異した可能性が浮上している。

大 腸菌は約180種類の仲間が存在し、菌の表面にある抗原の型の違いから、Oに続けて1番から通し番号が付けられている。すべてが健康被害をもた らすのではなく、今回のように激しい下痢や溶血性尿毒症症候群(HUS)という腎機能障害などを起こす「腸管出血性大腸菌」は数十種類に限られている。

よく知られるのが、96年に堺市を中心に3人が死亡した「O157」、今年に入って福井市などの焼き肉店で4人の死者を出した「O111」。これらは通常、家畜の腸内にいるが、ふんから栽培に使われる水に混入するなどして野菜に付着することがある。

笹川千尋・東京大教授(細菌学)によると、このタイプは「シガ毒素」という毒素を出し、胃酸でも死なない。このため、汚染した食べ物を摂取すると、大腸までたどり着いて増殖する。

林 哲也・宮崎大教授(病原微生物学)は「O104は、別の菌の遺伝子を取り込み、シガ毒素を作るタイプの菌ができ広まったのではないか」と話す。 世界保健機関(WHO)は今回の大腸菌を「極めて特異なタイプ」と発表。多くの患者が入院する独ハンブルク・エッペンドルフ大病院は「前例のない遺伝子同 士が結合したのではないか」と指摘した。8割のO104と残りの2割の別型の菌が結合した可能性があり、抗生物質も効きにくいという。

対策はあるのか。大腸菌は75度以上で1分以上さらすと死滅する。食品の加熱という一般的な食中毒対策で防止できる。また、人から人への2次感染は、便から出た菌が口に入ることで起こるので、手洗いの徹底が励行される。【藤野基文、久野華代】

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◆O104感染拡大の経過◆

5月中旬  ドイツ・ハンブルクでO104の感染者が確認され、独北部で急増

26日 独ハンブルク市保健当局が感染源をスペイン産キュウリと発表

30日 ロシアが独・スペイン産野菜の輸入を禁止

31日 独保健当局が「患者の菌とキュウリの菌は別物だった」と訂正。スウェーデンで死者を確認、独以外で初の感染死

6月 2日 世界保健機関(WHO)が新種の可能性を指摘。米疾病対策センターが、独から帰国した米国人が感染した可能性を公表。露が野菜の禁輸を欧州連合(EU)全域に拡大

5日 独ニーダーザクセン州政府が、感染源は州内の農場から出荷されたもやしの可能性が高いと発表

6日 もやしから菌検出されず

毎日新聞 2011年6月7日 東京朝刊

E. coli O104:H4 in Europe–is it new?

Category: General EpidemiologyInfectious diseaseOutbreakPublic healthVarious bacteria
Posted on: June 3, 2011 6:00 PM, by Tara C. Smith

Mike has has a great new post up looking at some molecular analyses of the current European outbreak strain. For anyone who hasn’t been paying close attention to what’s happening across the pond, there’s an ongoing outbreak of enterohemorrhagic E. coli (EHEC)–the type of E. coli that includes O157:H7, which has been associated with outbreaks of disease associated with food. The most infamous outbreak was the 1993 Jack-in-the-Box disaster, associated with undercooked hamburgers contaminated with the organism, but there have also been outbreaks associated with contaminated vegetables (such as the 2006 outbreak due to spinach). Infections with this bug can cause serious illness, including bloody diarrhea (due to production of a protein called the Shiga toxin) and eventually can shut down the kidneys. Permanent damage can result, and even death.

In most outbreaks, children have been the most affected group, and the outbreaks tend to be fairly small (as outbreaks go–~200 people were confirmed to be infected due to spinach in 2006, though many more mild or asymptomatic cases likely went undetected). That’s reason number 1 this European outbreak is a bit odd. Adults are the largest group affected, and of those, most have been women. It’s also a huge outbreak–at least 1600 affected and 16 deaths to date. Almost a third of those–roughly 500–have been diagnosed with hemolytic uremic syndrome (HUS), one of the most serious complications of the infection. That’s a huge number, and cases don’t seem to be slowing down, as we usually see with EHEC outbreaks.

News out yesterday also includes notice that one of the outbreak strains has been sequenced:

Meanwhile, a Chinese genomics laboratory, BGI (formerly the Beijing Genomics Institute), announced today that it has sequenced the outbreak strain and completed “a preliminary analysis that shows the current infection is an entirely new super-toxic E coli strain.” The analysis was done by BGI-Shenzen in collaboration with the University Medical Centre Hamburg-Eppendorf, the BGI statement said.The analysis confirmed that the pathogen is an E coli O104 but said it is a new serotype, “not previously involved in any E coli outbreaks,” according to BGI. The strain is 93% similar to a strain found in the Central African Republic, but it has acquired sequences that seem similar to those involved in causing “hemorrhagic colitis” and HUS, the statement said.

The statement also said the E coli strain carries genes that confer resistance to several classes of antibiotics. Earlier reports from Europe had said the strain was resistant to multiple drugs.

A WHO official agreed that the outbreak strain is new, according to the AP report. “This is a unique strain that has never been isolated from patients before,” said Hilda Kruse, a WHO food safety expert.

Earlier this week, the CDC called the outbreak strain very rare but not brand new. In today’s AP story, Dr. Robert Tauxe, a CDC foodborne disease expert, said the strain was seen in a case in Korea in the 1990s. He said the genetic fingerprints of the current strain and the Korea one may vary slightly, but not enough to call the European strain new, according to the AP.

I believe that this is the Korean paper they’re referring to, describing a case of O104:H4 infection, but it’s not from the 1990s, at least that I can tell (published in 2006, though it may be an old case). Mike is skeptical that this is a new strain as well. The wording of the article doesn’t make sense either; O104:H4 *is* the serotype, so that obviously isn’t novel, though some elements of the bacterium could be. Reports are saying that it produces more toxin than ordinary EHEC strains, and that it’s resistant to multiple antibiotics. For these infections, the former is important; the latter, not so much, as treating EHEC infections with antibiotics actually makes the infection worse. (However, E. coli can also cause other types of infections, including meningitis and septicemia, for which antibiotics would be appropriate–so it’s not completely OK that it’s multi-resistant; it just doesn’t matter as much for the diarrhea/HUS combination).

So what’s going on? Still hard to tell. We don’t yet know the vehicle for bacterial transmission. Salad ingredients–lettuce, tomatoes, and cucumbers have been implicated in case-control studies but no one has yet found this strain on vegetables. We don’t really know if the virulence in this strain is higher than other EHEC strains, or if the higher apparent levels of HUS are due to better reporting/surveillance in Europe. (I think this unlikely–it’s a pretty large difference–but still, it needs to be examined). Basically, we’re closing in on a month into this outbreak and we still know very little, and it doesn’t seem to be slowing down at a rapid pace. And, we probably haven’t even identified all the cases to date–there have now been three diagnosed in the U.S. following travel to Germany, and likely more sporadic cases in other areas that haven’t been linked back to this outbreak yet. Stay tuned; this one’s going to be in the news for awhile as we get it all figured out.

Edited to add: see also other posts on this, especially the sequencing/novelty issues, here at phylogeo, here at bacpathgenomics, here at pathogenomics, or here at genomic.org.uk.

Profile

Tara C. Smith is an Assistant Professor of Epidemiology. Her research involves a number of pathogens at the animal-human nexus. Additionally, she is the founder of Iowa Citizens for Science and also writes for The Panda’s Thumb and previously for WIRED SCIENCE’s Correlations. Please note the views expressed on this site are Dr. Smith’s alone and may not be representative of the groups mentioned above.

“…a veritable expert on tawdry cosmetic procedures gone horribly awry…”–Kevin Beck

神奈川

秦野赤十字病院:内視鏡検査203人、細菌感染の可能性 /神奈川

 秦野赤十字病院(秦野市立野台)は30日、今月初旬から内視鏡器具の消毒が不十分だったため、検査を受けた203人について「細菌感染の可能性が否定できない」と発表した。今後、患者の血液検査で感染の有無を調べる。

病院側によると、今月24日、自動洗浄消毒装置の使用実績を担当職員が見誤っていたため、交換時期の過ぎた消毒液を使っていたことが判明。今月2 日から24日午前10時までの間、内視鏡検査を受けた203人にサルモネラなどの細菌や、ごくまれにB型、C型肝炎のウイルスの感染の可能性が否定できな いという。

病院は表示確認や消毒液交換作業の管理不徹底が事故の原因と説明。6月2日から患者を対象に4回の説明会と血液検査を実施することにしている。【澤晴夫】

毎日新聞 2011年5月31日 地方版

食物からセシウム広がる

検査地域・規制動向に注意

東京電力福島第一原発事故による放射性物質の検査で、暫定規制値を超える食品に変化が見られる。

事故直後は、放射性ヨウ素に汚染された葉物野菜が目立ったが、最近は放射性セシウムの検出が、茶葉や山菜、海藻などに広がっている。セシウムは半減期が長く、土壌からの吸収も懸念される。今後も検査や規制の動向に注意したい。

放射性物質の暫定規制値が設定された3月17日以降、5月26日までに検査結果が発表された食品は3961件。うち、規制値を超えたのは307件だ。

4月上旬までは、葉物野菜を中心に放射性ヨウ素が規制値を超える例が目立った。しかし、4月中旬以降、ヨウ素の規制値を超えた食品は減り、代わりに放射性セシウムの汚染が目立っている。

福島県内の一部地域で取れたシイタケやコゴミ、タケノコが規制値を超え、出荷制限の指示が出た。神奈川県など6県の生茶葉、福島県いわき市のアユ、ワカメなども規制値を超える量が検出された。

ヨウ素131は、放射線を出す力(放射能)が半分に減る「半減期」が8日と短い。一方、セシウム134は2年、セシウム137は30年と長いため、汚染の影響が長く残る。

放射線医学総合研究所の内田滋夫さん(環境放射生態学)によると、大気中に放出された放射性物質は、植物の表面に付き、土壌に降り積もる。茶葉の場合は、 大気中の濃度が高かった3月頃に汚染された古い葉から、新芽にセシウムが移動する「転流」が起きていると考えられるという。「二番茶、三番茶になれば汚染 濃度は下がってくる可能性がある」と推測する。ただ、土壌汚染の影響で、根からの吸収も懸念される。

環境科学技術研究所特別顧問の大桃洋 一郎さんは「植物によって放射性物質を取り込む率が異なる。土壌の性質によっても違うが、茶葉や山菜、キノコなどは、セシウムの濃度がやや高くなる傾向が ある」という。また、乾燥させた食品では、検査数値が高くなりやすい。乾燥で重量が減るが、放射性物質は1キロ・グラム当たりで検査するためだ。

厚生労働省は16日、東北、関東などの1都13県に対し、規制値を超えた事例がある茶、タケノコや山菜、シラス、淡水魚のアユやワカサギについて検査態勢 を強化するよう要請した。どの市町村で検査が行われたか分かるような色別地図の掲載もホームページで始めている。渓流釣りや山菜採りなどに出掛ける場合 は、出掛ける地域に摂取制限などの規制がないか、あらかじめ調べておきたい。

内田さんは「検査が行われているので、市場に出回っているも のは基本的に安全。心配しすぎて、偏った食生活になる危険も考えて」とした上で、「心配なら洗ったり、煮出したりすれば、放射性物質の低減は見込める」と 話す。また、根菜類は、汚染された土が付いている可能性もある。「土を完全に洗い落とし、外の皮をむいた方が良いでしょう」と話している。

(2011年5月30日 読売新聞)

https://i0.wp.com/www.rakuten.co.jp/shomeido/img10041156676.jpeg

【群馬】

細菌自主検査 実施わずか3% 県、焼き肉店など監視

2011年5月26日

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団生肉食中毒事件を受けて、県は二十五日、県内で焼き肉を取り扱う飲食店や食肉処理業者などを対象に実施 した緊急監視の中間報告を発表した。生食の肉を扱う店舗では、食中毒を引き起こす細菌に関する自主検査を実施している割合が3・1%にすぎず、調理器具の 消毒方法が適切だった店舗も約四割にとどまった。

 県は、飲食店百四十五店舗、食肉処理を行う八施設、食肉を販売する十五施設を対象に緊急監視を実施した。この結果、生食の肉を取り扱っていた飲食 店は九十八店舗に上り、このうち、衛生上の基準に定められた八三度以上の熱湯による調理器具(包丁、まな板など)の消毒を行っている店舗は40・8%、生 食用に細菌の付着した肉の表面をそぎ落とす「トリミング」の方法が適切だった店舗も58・2%にとどまった。

 県衛生食品課は「食肉を扱う場合の衛生基準を完全に守っていないケースが見受けられる。肉の適切な温度管理や加工、細菌の有無の検査は不可欠」として、各飲食店に改善を求めている。 (中根政人)

マニュアル徹底 コスト意識強く

2011年05月27日

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「焼肉酒家えびす」の従業員向けマニュアル。肉のカットや盛りつけ、まな板の消毒などの手順が細かく定められている

◆集団食中毒発覚1カ月◆

焼き肉チェーン「焼肉酒家(さかや)えびす」での集団食中毒が発覚してから、27日で1カ月となる。運営するフーズ・フォーラス社(金沢 市)の従業員や取引先の証言からは、同社がマニュアルとコスト意識の徹底で急成長した姿が浮かぶ。原因の菌は入荷前から肉に付着していたとされるが、肉の 生食に関する同社の認識の甘さを指摘する声も強い。

〜フーズ社、急成長の陰に〜

フーズ社は肉の切り分けや盛りつけから、手洗いやまな板の洗浄まで、手順を細かくマニュアル化していた。店舗数を急増させるなか、マニュアルを徹底させることで調理や接客の水準維持を図ったとみられる。

県内の店舗で調理担当だった20代のアルバイト女性によると、ユッケの調理は開店前に社員が肉を細かく刻み、1人前ずつ小分けして冷蔵庫 に保管。注文が入るとアルバイトがマニュアルに従って盛りつけた。スプーンとボウルはユッケを三つ作ったら洗いに出すことになっていた。

マニュアルには不適切な盛りつけとして、「皿の中心からずれる」「肉の角が立っている」と写真つきで例示。店には本社の幹部が月1、2回来て、手順通り作っているか確認。「マニュアルを大事にしろ」とよく指導されたという。

別の店で働いていた接客担当の20代男性も「客を席に案内するときの言葉から、注文の聞き方まで決まっていた」と話す。マニュアル通り間違わずに言えるようになると、時給が50円上がったという。

〜「歩留まり」こだわり〜

取引先はフーズ社のコスト意識の高さを指摘する。県内のある卸業者は、もともと同社にユッケ用の肉を1キロ1700〜1800円で卸して いた。だが2年前、「他社から1550円という提案があった。同じ価格でできるか」と連絡があり、断った。そのころに取引を始めた大和屋商店(東京都)か らの提案だったとみられる。

その卸業者はユッケ以外の肉は納入を続けた。フーズ社について印象的なのは、納めた肉のうち実際に客に提供できる割合を示す「歩留まり」へのこだわりが強かったことだ。

例えば業者が納めた肉に脂など使えない部分が多く、契約時に見込まれた皿数の肉が取れなかった場合、フーズ社はきっちりと指摘してきた。卸業者の幹部は「あれほど歩留まりを厳しく管理する焼き肉屋は他にないのでは」と話す。

一方、フーズ社は1人前の肉の量を減らすことで価格を安く見せていたとの指摘もある。大手焼き肉チェーン「牛角」によると、一般的に1人前は100グラムが標準だという。だが、「えびす」では従業員によると60グラムが基本だった。

〜「トリミング」行わず〜

食中毒の原因となった肉は、卸業者からの出荷前に汚染されていた可能性が高まっている。ただ、生で食べるユッケの肉について、菌がつきや すい表面を削る「トリミング」に関するフーズ社の認識も甘かったとの声は強い。同社幹部は「卸業者が表面の筋などを取っているので、店では肉の表面をそぐ 必要はないと思っていた」と説明する。

だが、「牛角」では表面を270度のオーブンで焼いて真空パックした肉の塊を仕入れ、店舗で焼けた表面を削って調理している。

 金沢市内のある焼き肉店は、仕入れた肉の塊を100度の湯で1分ゆで、変色した表面をそいでから調理するという。同店の支配人は「卸業者が『歩留まり100%』と言っても、必ず表面に菌はつく。(フーズ社は)肉の処理に関する認識を基本的に間違っていた」と指摘する。

食中毒:仕出し弁当で23人が症状--静岡・清水 /静岡

 静岡市保健所は18日、同市清水区の仕出し弁当屋「さの」が製造した弁当を食べた12グループ159人のうち、20~50代の男女23人が下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの症状を訴え、食中毒と診断されたと発表した。全員快方に向かっているという。

保健所によると、患者は5月13、14日に自宅や会社などに配達された同店の弁当を食べた客。15~16日にかけて発症した。同保健所で原因を調べている。【小玉沙織】

毎日新聞 2011年5月19日 地方版

新宿区の特養ホームで35人が食中毒

2011.5.24 23:10

 東京都は24日、特別養護老人ホーム神楽坂(新宿区矢来町)で調理された給食を食べた 77~96歳の入所者35人が下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。2人が一時入院したが全員快方に向かっている。都によると、90歳の女性2 人が17日から4日間入院した。新宿区保健所は発症者の便からウエルシュ菌が検出されるなどしたため食中毒事件と断定。同保健所は、同ホームを24日から 3日間の営業停止処分にした。

食中毒の疑い:小学校で86人に下痢や嘔吐症状…埼玉

 埼玉県本庄市の市立本庄西小学校(児童451人、小川光昭校長)で少なくとも児童86人が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴えていることが19日分 かった。入院患者はいない。同校は同日、臨時休校した。同校教職員のほか本庄市に隣接する上里町の小中学校の児童生徒も同様の症状を訴えている模様で、県 と市教委は食中毒の可能性もあるとみて19日朝から本庄西小を調査している。【清水隆明】

毎日新聞 2011年5月19日 15時00分(最終更新 5月19日 15時19分)

配達弁当で75人食中毒 愛知県あま市

2011.5.24 22:30

 愛知県は24日、同県あま市中萱津西川の弁当店「ベントマン甚目寺中萱津」が17日に配達した弁当を食べた21~77歳の男女75人が下痢や腹痛を訴え、うち6人と従業員1人からサルモネラ菌を検出したと発表した。2人は入院したが、全員快方に向かっているという。

津島保健所は24日、同店を営業禁止処分にした。

県によると、今月17日に同店で調理したエビの天ぷらなどが入った弁当が原因とみられる。同日昼と夜に県内33カ所の施設や工場に配達され、150人が食べた。

食中毒:121人がアジの塩焼きで--熊本の桜十字病院職員食堂 /熊本

 熊本市は25日、同市御幸木部1の桜十字病院の職員食堂「桜十字」で食中毒が発生したと発表した。入院患者はおらず、症状が出た18~84歳の男女121人は全員快方に向かっているという。

市によると、食堂で24日昼にアジの塩焼きを食べた職員に頭痛やしびれ、顔が赤くなるなどの食中毒症状が表れ、保健所に連絡があった。調査の結 果、23日に仕入れたアジを保冷剤なしで発泡スチロールに入れたまま冷蔵庫に保管していたことが判明。アジから原因物質「ヒスタミン」を検出した。市は食 堂を25、26日の2日間、営業停止処分とした。

毎日新聞 2011年5月26日 地方版

食の安全 国際基準との差に募る不信感 進まぬ厳格化に企業の思惑 (1/2ページ)

2011.5.27 05:00

外国で発見された食品の品質問題について「中国では安全」と発表されることが相次いでおり、中国の消費者は基準の違いに戸惑いを隠せない(ブルームバーグ)

外国で発見された食品の品質問題について「中国では安全」と発表されることが相次いでおり、中国の消費者は基準の違いに戸惑いを隠せない(ブルームバーグ)【拡大】

 近年、外国で発見された食品の品質問題について、「中国では安全」と発表されることが相次ぎ、中国の消費者はこうした国内外の基準の違いに戸惑っている。

外国メディアが伝えたスウェーデンの研究機関の発表によると、ネスレ(スイス)など一部ブランドの乳幼児用食品にヒ素や鉛などの有毒な金属が含まれてお り、安全上のリスクがあるという。しかし中国疾病予防コントロールセンターは「検出された金属類は中国の安全基準を下回っている」と報告。2010年に は、米国のマクドナルドで販売されているチキンナゲットから2種類の化学薬品が見つかったが、マクドナルド中国は「含有量は中国の食品添加物使用基準に適 合している」と発表した。

上海乳業協会の曹明是副秘書長は「乳製品については、中国の検査基準は確かに先進国よりも緩やかだ」と指摘する。

生乳の場合、中国政府は1ミリリットル当たりに含まれる細菌の許容量を200万個までと規定している。しかし、この基準は国際的には採用されていない。また、各国が牛の健康をはかるために採用している体細胞検査については、中国では規定されていない。

データによると、中国から輸出される食品の合格率は99.8%超であるにもかかわらず、国内で販売される食品の合格率は約90%にとどまっている。この点 について専門家は「外国の高い基準に合わせて生産しなければならないため、一流製品を輸出にまわし、二流製品を国内で流通させている」と指摘。逆に外国で 不合格となった製品が、中国市場の基準の低さを盾に、堂々と流通しているケースもあるという。

 曹副秘書長によると、一部の国にとって、食品安全基準は自国製品を守る“防壁”になっている側面がある。「欧州連合(EU)の基準は世界で最も厳しいといわれており、中国製品の市場参入は困難だ」

中国の標準化に関する法律は1989年に施行されたが、すでに時代にそぐわなくなっている一方で、改正案はまだ打ち出されていない。

中国消費者協会弁護士団の邱宝昌(きゅうほうしょう)団長は「基準が20~30年間も変わっていないために、偽物・粗悪品製造業者に抜け穴を提供してしまっているばかりか、人々の利益や国家のイメージにまで影響を及ぼしている」と指摘する。

邱団長によると、基準制定に必要な大量のデータや研究結果を集めるには巨額の費用がかかるが、政府の支援に限界があり、しばしば企業の援助を受けている。このため基準制定に企業の“意向”が反映されてしまうという。

邱団長は「基準を健全化するには、制定過程から企業の声をなくし、国家レベルで信頼性の高い専門家組織をつくり、透明性を確保しなければならない」と訴える。さらに、「基準そのものを国際基準に合わせて厳格化することが必要だ」と強調している。(上海支局)

山形・団子店集団食中毒:新たに80代男性、予断許さぬ症状 /山形

 山形市の「佐藤だんご屋」の集団食中毒で、県は24日、予断を許さない症状だとしていた天童市の80代女性と山形市の70代男性に加え、天童市の80代の男性の計3人が集中治療室で治療中だと発表した。県食品安全衛生課によると、3人とも予断を許さない状態だという。

24日現在、食中毒症状の人は計282人で入院は32人。このほか2次感染とみられる患者も25人確認されている。【前田洋平】

毎日新聞 2011年5月25日 地方版

内灘サンセットパーク 石川県鳳珠郡能登町
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タイトル

□ 営業時間

午前10時〜午後7時。年末年始以外は無休。□ メモ

2007年7月にオープン。金沢市から20分、北陸道金沢東ICから20分。徒歩圏内に町総合公園、温泉施設がある。

□ 住 所

石川県内灘町大学1の4の1。

(電)076・282・7080。

日本海一望町の「顔」に

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景勝地にある道の駅「内灘サンセットパーク」。右奥は、サンセットブリッジ

河北潟と日本海を一望できる場所に位置し、前面に全長344メートルの内灘大橋(サンセットブリッジ)がある。同橋は2001年に開通した優美な斜張橋で、内灘町のシンボル的存在だ。

駅長の川上充紀さん(68)は「橋の工事見学施設に飲食店などを継ぎ足し、『道の駅』として整備した。抜群のロケーションを生かして、にぎわいを創出したい」と話す。

川上さんは同町内にある酪農会社の役員。牧場で飼育するブラウンスイス牛の生乳を使ったソフトクリーム(300円〜)を売り出し、名物となっている。

生乳はコクがあって、まろやかな味が特長だ。軽食コーナーでは牛乳を使ったラーメンもあり、「牛乳みそカレーラーメン」(800円)がお勧めという。

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人気のソフトクリーム(右)と大判焼き

同橋と海岸周辺は09年4月、NPO法人地域活性化支援センター(静岡県)から「恋人の聖地」に認定された。これを記念して販売を始めた3種類の大判焼き(1個140円)は、もっちりとした食感が好評だ。

施設内には蜂蜜専門ショップのほか、地元で採れた野菜や加工品などの直売所「産直ふれあい市場」もある。農家ら約230人が会員登録し、新鮮な野菜や特産品を届ける。

川上さんは「道の駅を内灘の“顔”にしたい。もっと人が集まるようにイベントを開き、おいしい食べ物を提供していきたい」と話す。FMラジオ局のサテライト開設やランチや総菜の新メニュー開発などに日々、頭をひねっている。

( 2011年5月14日   読売新聞)

だんご屋食中毒278人に

山形市七日町の菓子製造業「佐藤だんご屋」の集団食中毒で、県食品安全衛生課は23日、発症者数が278人に増えたと発表した。同日正午現在、45人が入院しており、このうち2人が引き続き予断を許さない病状という。

また、県保健薬務課によると、発症者の家族390人に検便を依頼したところ、19人から腸管出血性大腸菌O(オー)157が検出された。同課は 「二次感染の可能性が極めて高い」とみている。このほかにも、団子を食べていないにもかかわらず、下痢や腹痛の症状があった家族が9人いた。

(2011年5月24日  読売新聞)

大腸菌「O8」も検出…えびすのユッケ肉

「焼肉酒家えびす」での集団食中毒を受け、富山県が実施した店舗の立ち入り調査で、駅南店(高岡市)で今月1日に回収したユッケ用肉から腸管出血性大腸菌「O(オー)8」が検出されたことがわかった。

県によると、O8は過去5年間に全国で2例しか報告がなく、いずれも無症状だったという珍しい大腸菌。また、時期的に 死亡者4人を含む患者が食べた肉ではないため、県は今回の集団食中毒との関連は薄いとみており、詳細な検査実施について、国立感染症研究所と相談し決める という。

(2011年5月26日11時49分  読売新聞)

ジュースの原料産地偽装の疑い 大阪の食品会社社長逮捕

2011年5月26日12時6分

写真:「タヒチ産」と偽装表示された疑いのあるジュース=大阪市中央区の府警本部拡大「タヒチ産」と偽装表示された疑いのあるジュース=大阪市中央区の府警本部

 インドネシア産などの果実を使ったジュースをタヒチ産と偽って売ったとして、大阪府警は26日、大阪市浪速区桜川2丁目の食品会社「ジュノ」の社長石川 良昭容疑者(64)=同市中央区農人橋2丁目=を、不正競争防止法違反(原産地誤認惹起〈じゃっき〉)の疑いで逮捕し、発表した。「タヒチ産ならブランド 価値が高くプレミアムが付く」と容疑を認めているという。

生活環境課によると、石川容疑者は2008年7月〜10年12月、インドネシアやトンガ産の果実「ノニ」を使用したジュース約2万本の瓶に、タヒチ産と 書かれたシールを貼るなどして、東京都や京都市などの健康食品会社4社に計約3300万円で販売していた疑いが持たれている。

国立健康・栄養研究所(東京)によると、ノニはポリネシアから東南アジア原産の果実で、糖尿病や高血圧などに効果があると言われているが、学術的な裏付 けはないという。臭いがきついため、別の果物を混ぜて飲みやすくしたジュースなどが、約10年前から市場に流通しているという。

天然成分でアミノ酸、植物酵素、食物繊維、中鎖脂肪酸、オレイン酸など約140種以上の成分が含まれ「副作用はない」と言われていたノニですが、健康食品や代替医薬品として人気が上がるにつれて様々な症状を訴える人が出てきたそうです。

多いのが下痢、便秘、だるさ、毛の成長、かゆみ、興奮、飲酒量の増加、皮膚の湿疹、皮膚アレルギー様症状などです。下痢、毛の成長、かゆみ、興奮に関しては皮膚の血流改善によって皮膚温度が上がったことが要因と思われます。

湿疹やアレルギーも血行促進により皮膚から代謝老廃物の排泄が増加した結果かもしれません。便秘も下痢がちだった人が体質改善されたという可能性もありますね。これらは飲む量を調節したり、継続して飲むことによって自然に治まる可能性が高いと言われています。

ノニは天然成分という安全性からジュース、濃縮ソフトカプセル(北斗晶さん宣伝モデルのDMJえがお生活)、サプリメント錠剤、お茶など様々に商品化され多くの人に愛飲されています。

また口コミでも糖尿病、高血圧、免疫力の強化、心臓病、癌の予防、花粉症やアトピー、美容やダイエット、健康に効果があると言われていますが、実は これらの効用は動物や細胞の実験において抗ガン作用を示した報告はあるものの、ヒトでの確実な科学的根拠は現時点では見当たらないそうです。

さらに米国では慢性腎臓障害をもつ男性が代替医療としてノニジュースを摂取した結果、高カリウム血症を起こしたり、オーストリアでは同様にノニ摂取 者で4件の肝臓障害事例報告が挙がっています。ノニと肝臓毒性については、ノニの根に含まれるアントラキノン(発癌性あり)類が関与していると推定されて いますが、因果関係はまだ明確ではありません。

そもそもノニは医薬品として承認を受けていません。あるドラッグストアでは、店員が「メタボに効く」や「疲労回復」など、薬事法違反の疑いがある広告を掲げたとして実際に逮捕された事例もあるのです。

不妊に効果があるとして、不妊妊婦の掲示板でもよく話題になりますが、2002年12月欧州委員会の報告書によれば、フルーツジュース以上の健康効果はないとされています。安易に飲用、服用しすぎるのは疑問が残ります。

また製造過程の衛生環境も気になるので、タヒチやインドネシアよりも国内である沖縄の久米島などの生産品のほうがより安心できるかもしれませんね。

カリウムは本来は体内に必要不可欠なミネラルのひとつである。しかし、血中濃度が異常にあがりすぎた場合、人体に重篤な悪影響を及ぼす。主な症状は

などがあげられる。そのまま放置しておくと致死性不整脈から心停止に至る可能性がある。ECF(細胞外液)のK濃度が5.0~6.0mEq/lになると心電図異常(テント状T波、P波の消失、QRS幅延長)が見られ、7mEq/l以上になると致死的不整脈を起こす可能性が非常に高くなる。高カリウム血症は死に至る病態である。その死因は不整脈であるので疑ったら心電図検査を行うべきである。

原因

  • 肝機能、腎機能等が何らかの原因で本来の機能を果たせていない場合、尿によるカリウムの体外排泄が正常に行われていない。
  • カリウムを多く含む食品の過剰摂取。
  • 細胞内に存在するカリウムが何らかの原因で細胞外への流出。細胞内からカリウムが流出する原因は以下のものが挙げられる。
    • 代謝性アシドーシス(重篤な感染症、腎不全、多発外傷、循環不全、等により起こる)
    • 消化管出血。
    • 細胞崩壊(挫滅症候群や化学療法による腫瘍崩壊)
ノニ(Noni)について●  ノニとは?ノニ(Noni)はアカネ科(Rubiaceae)の植物で、学名はモリンダ・シトリフォリア〔Morinda citrifolia〕です。ノニはハワイで呼ばれている植物の名称で、他に“Indian Mulberry”、“Nonu”、”Nono“、沖縄では”ヤエヤマアオキ“とも呼ばれています。ノニはポリネシアから東南アジア、沖縄など、熱帯から亜熱帯の広い地域に自生し、5-8m程になる常緑の灌木で、表面がゴツゴツした果実を付けます。果 実は最初は緑色で、熟すと黄色になり中鎖脂肪酸による発酵臭を出します。古くから民間薬、赤色染料として利用されてきました。健康食品として販売されてい るノニジュースは、ノニの果実から調製した果汁に、少量のグレープジュースやブルーベリージュースまたは香料を添加して飲みやすくしたものです。●  ノニジュースの有効性と安全性ノニジュースは、俗に糖尿病、高血圧、免疫力の強化、心臓病、ガンの予防、美容や健康に効果があるといわれていますが、ヒトにおけるそのような効果に対する科学的根拠は現時点では見当たりません。動物や細胞の実験において抗ガン作用を示した報告はありますが(PMID:11795436)(PMID:10441776)、その作用についてはさらなる検討が必要とされています(PMID:14664736)。ノ ニの根にはアントラキノン(anthraquinones)が含まれていますが、果実には含まれていないと報告されています(1)。特に発ガン性があ るアントラキノン誘導体のlucidin とrubiadinは、果実から調製するジュースには含まれていないと報告されています(2)。2002年12月に欧州委員会(Scientific Committee on Food)は、タヒチアン・ノニ・ジュース(モリンダ社(MorindaInc.))の安全性についての報告書を出しています(2)。 その報告書には、ノニジュースに(1) 亜急性および亜慢性毒性、遺伝毒性、アレルギー誘発性の試験において有害作用は検出できないこと、また数カ国で市販されてから数年経過しているが健康被害 の報告はほとんどないこと、(2) 有効性においても他の果実ジュース以上の健康効果はないと記載されています。市販されているノニジュースにはいろいろな商品がありますので、全て同じとは いえません。特に天然のものから調製するときは、同じメーカーの商品であっても、常に同じ成分組成のジュースを作成することは極めて難しいことです。従っ て、この報告書の内容が全てのノニジュース商品に当てはまるとはいえません。●  ノニジュースが関連した海外の健康被害事例米国で慢性腎臓障害をもつ男性が、代替医療としてノニジュースを摂取して高カリウム血症を起こした事例があります(PMID:10676732)。 摂取したノニジュース中のカリウム量はオレンジジュースやトマトジュースと同じでした。病気の人が、特別な効果を期待して自己判断で健康食品を利用する と、類似した障害が起こったり、適切な治療の妨げになる可能性があります。疾病があって健康食品を利用する場合は、必ず専門家や医師に相談することをおす すめします。オーストリアなどでノニジュース摂取との関連が疑われる肝障害の症例が報告されています。

  • 事例1: 29才男性(少量のアセトアミノフェン摂取に関連した中毒性肝炎の既往症あり)が、ノニジュース1日1.5リットルを3週間摂取して亜急性肝不全を発症し、緊急肝移植手術を受けた(PMID:16094725)
  • 事例2: 62才女性(肝臓病の既往症なし)が、ノニジュースを1日2リットル3ヶ月間摂取して自然治癒性の急性肝炎を発症した(PMID:16094725)
  • 事例3: 45才の患者(病歴や医薬品服用は特になし)がノニジュース1日グラス一杯を3週間摂取して血中トランスアミナーゼの顕著な増加とLDH(乳酸脱水素酵素)の増加を示し、肝生検により肝障害と診断された(PMID:15756098)。その後ノニジュースの摂取中断により血中トランスアミナーゼは正常域に回復した。
  • 事 例4:多発性硬化症で6週間インターフェロンβ-1a(IFN)の投与を受けていた24歳女性(薬物誘導性肝炎の疑いでIFN治療停止)が肝障害(黄疸) と診断され、免疫増強目的で4週間摂取していたノニジュース(Morinda citrifolia)がその原因と推定された(PMID:16837801)

上 記のノニと肝臓毒性については、ノニに含まれるアントラキノン類が関与していると推定されていますが、因果関係は明確ではありません。健康食品等の摂取 による健康障害の発生は、利用者の体質なども関連しますので、食品=安全という考えで過大な期待をして利用することには注意が必要です。

(PMID:11795436) Ann N Y Acad Sci. 2001 Dec;952:161-8.

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3頭の牛に絞り込み

ユッケ食中毒 死亡4人が食べた生肉

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山、福井両県で死亡した男児ら4人が食べたユッケ用の生肉は、卸元の大和屋商店(東京都 板橋区)が4月13日に加工し、店に納入していた3頭の牛のいずれかとみられることが、県警などの合同捜査本部への取材でわかった。死者4人の検出菌の遺 伝子型と、大和屋が同日に加工し、横浜市の店から回収されたもも肉の付着菌が一致したことから、3頭のいずれかの肉は大和屋の加工段階で汚染していたとみ られ、捜査本部は、大和屋商店の衛生管理の実態などを詳しく調べる。

捜査本部は、検出菌の遺伝子型一致により、汚染肉は4月13日に大和屋で加工されたものとみて、店舗に納入された肉の個体識別番号などから3頭に 絞り込んだ。本紙が入手した大和屋の内部資料によると、3頭は4月7日と11日、大和屋がさいたま市食肉中央卸売市場(さいたま市)と川口食肉地方卸売市 場(埼玉県川口市)で買い付けていた。内訳は、出産を繰り返した雌の和牛「経産牛」と、去勢された雄の和牛に加え、えびすがユッケに使っていたと店内で表 示していた和牛には該当しない、肉専用種と乳用種をかけ合わせた交雑種。

捜査関係者によると、大和屋では、加熱用も生食用も同じ加工台で切り分けたり、調理器具も区別せずに使い回したりしており、捜査本部は、3頭についても、どのように保管、加工していたか、幹部らからさらに事情を聞く。

2011526日  読売新聞)

焼き肉店集団食中毒:食中毒菌遺伝子、死亡4人で一致--富山県

ユッケなどを食べた客が病原性大腸菌O111に感染し死亡した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山県は24日、死亡した 4人を含む19人から検出されたO111の遺伝子型と横浜若草台店(横浜市青葉区)の未開封パック入りのユッケ用肉から検出されたO111の遺伝子型が一 致したと発表した。富山県警などの合同捜査本部は店舗に肉が届く前に菌が付着した可能性が高まったとして汚染源特定を急いでいる。

同県によると、死亡した6歳男児2人と砺波店(富山県砺波市)で食事し死亡した女性(70)の菌の遺伝子型が一致。同店の客で死亡した女性 (43)と横浜若草台店の肉からは毒素を出さないO111が検出されたが、遺伝子型については、死亡した3人の毒素を出す菌と一致した。【岩嶋悟】

毎日新聞 2011525日 大阪朝刊

希望新聞:東日本大震災 駅弁食べて被災地応援 JR東京駅で28、29日

 ◇東日本の100種集合

東北の特産物を盛り込んだ駅弁を食べて被災地を応援しようと、JR東京駅で28、29日、「東北応援駅弁大会」がある。東日本の有名駅弁100種を集め、うち約50が東北地方からの出品。

構内の中央通路にある駅弁販売店「駅弁屋旨囲門(うまいもん)」に、郡山駅の「福島牛牛めし」(1000円)や仙台駅の「海の輝き~紅鮭(べにしゃけ)はらこめし」(同)、一ノ関駅の「平泉うにごはん」(同)など旅行者に愛されてきた駅弁が並ぶ。

一方、2日間限定販売の「東北応援弁当」(1200円)にはあきたこまちの白米に三陸産こんぶ煮、仙台長ナス漬け、山形玉こんにゃくなど東北自慢の味をそろえた。

主催の日本レストランエンタプライズによると、震災で鉄道網が寸断されたため、沿線の駅弁の売り上げは激減。製造業者を支えるために4月から「東 北応援」と銘打って、販路の拡大に努めているという。駅弁大会は4月上旬と大型連休に続き3回目。両日とも朝5時半から21時まで。売り切れ次第終了。 【藤田祐子】

【関連記事】

毎日新聞 2011526日 東京朝刊

中毒死のユッケ、大和屋の牛3頭に絞り込み

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山、福井両県で死亡した男児ら4人が食べたユッケは、卸元の大和屋商店(東京都板橋区)が埼玉県内の二つの食肉市場から買い付けた3頭の牛のいずれかであることが、富山県警などの合同捜査本部への取材でわかった。 牛はもも肉が4月13日に加工され、真空パックにして納入されていた。捜査本部は、大和屋商店の衛生管理の実態などを詳しく調べる。

捜査本部によると、死者4人から検出された腸管出血性大腸菌111の遺伝子型と、大和屋商店が4月13日に加工・納入し、横浜市の店から回収されたもも肉の付着菌が一致。このため捜査本部は、4人が食べた肉も13日に加工されたとみており、えびすに納入された肉の個体識別番号などから3頭に絞り込まれた。

20115251434分  読売新聞)

米国 O157 汚染牛挽肉で2人死亡 改善進まぬ米国食肉処理の衛生管理

農業情報研究所(WAPIC

09.11.3

 米国疾病管理予防センター(CDC)が112日、米国東海岸12州の28人が大腸菌0157:H7に感染したと発表した。入院した16人のうちの3人が溶血性尿毒症性症侯群と呼ばれる型の腎臓障害を発症、2人が死亡した。

米国農務省(USDA)食品安全検査局(FSIA)は1031日、0157:H7汚染を理由としたフェアバンク・ファームズ(ニューヨーク州)の牛挽 肉製品・545699ポンド(248トン)のリコールを発表したが、いくつかの州の保健当局は、大部分の感染者がリコールの対象となった製品か、類似製 品を消費したことを発見している。2人の死亡もこの汚染挽肉と関連している可能性が高い。

Multistate Outbreak of E. coli O157:H7 Infections Associated with Beef from Fairbank Farms,CDC,2009.11.2

http://www.cdc.gov/ecoli/2009/1102.html

New York Firm Recalls Fresh Ground Beef Products Due To Possible E. coli O157:H7 Contamination,FSIS,2009.10.31

http://www.fsis.usda.gov/News_&_Events/Recall_059_2009_Release/index.asp

先月4日、ニューヨーク・タイムズは、O157が初めて4人の子供の死をもたらした1994年以来、食肉会社や肉販売者は、これに汚染された挽肉を販売 することを禁じられてきたのに、まだ毎年、”ten of thousands”の人々が、ハンバーガーが最大の元凶であるこの病気に罹ると、食肉処理の衛生管理・検査の杜撰さが一向に改善されないことを告発する 長大な記事を掲げた。アメリカ国民を震撼させたこの記事にUSDAはすばやく反応、ビルサック長官は、”このストーリーは受け入れることができないし、悲 劇的でもある」、USDAO157発生を減らすたゆまぬ努力を続けているとする声明を発表した。

E. Coli Path Shows Flaws in Beef Inspection,The New York Times(要登録無料),10.4

http://www.nytimes.com/2009/10/04/health/04meat.html?ref=us

Statement by Agriculture Secretary Tom Vilsack Regarding Recent E. Coli Story,USDA,10.5

http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2009/10/0491.xml

それにもかかわらず、杜撰な衛生管理・検査に改善が見られないことは事実である。今年も、O157:H7汚染牛肉(すべて挽肉)リコールは、5月に2件、6月に1件、8月に2件、10月に今回の1件を含めて2件と、相次いでいる。その挙句の2人の死だ。

http://www.fsis.usda.gov/FSIS_Recalls/Recall_Case_Archive/index.asp

何故なのか。ニューヨーク・タイムズ紙の記事は、狂牛病問題に関して指摘されたと同様(米国産牛肉問題 検査・監査の不手際を政争の具とするな 真の問題は食肉産業の構造改変,06.2.1)、この杜撰さが”構造的”要因によることを示唆している。たとえば次のような指摘がある。

「牛はしばしば、大腸菌を宿すフィードロットの糞にまみれてやってるから、皮は肉に触らないように慎重にはがさねばならない。これは、屠体外面から削ぎ 取られるトリミング(くず肉)については特に重要である。工場に常駐する連邦検査官が皮の除去を監視していると想定されているが、これは多くの場合、うま くいかない可能性がある。検査官や労働者は、皮を削ぎ取る労働者は糞が肉に飛び散るのを防ぎようがないこともあり、皮を留め置く大きなクランプも時々ずり 落ち、肉が糞にまみれると言っている」。

切り分けに送る前に熱湯や乳酸で洗うが、これらのセーフガードも絶対確実とは言えない。「トリミングは加工ラインに落ちてボックスに入るが、一片ごとの検査は誰もしていない」(検査官)。

腸を除去するときにも大腸菌汚染のリスクが大きい。しかし、半丸枝肉が屠畜場から切り分けサイドに5秒ごとに入ってくる。糞が残っていないかなどと目を凝らしていては、流れに遅れる。流れを止め、糞を取り除いていた元監視者、16年争った後に、この夏解雇された。


大量の大腸菌を含む糞尿にまみれたフィードロットでの肥育から猛スピードの食肉処理工程まで、問題の根源は畜産・食肉産業の構造そのものにありそうだ。簡 単に解決できる問題ではない。台湾当局は、米国産骨付き肉のみならず、挽肉、一定のくず肉・加工肉製品の輸入も認めたそうである (台湾 米国産牛肉輸入規制緩和 議員は超党派で政府非難 消費者団体、台北市はボイコット宣言,09.10.27)。日本は?

[O157も熱には弱い。加熱調理すれば大丈夫というが、調理前や調理中に他の食品に移るのは避けがたい。しかも、顕微鏡的微量を食してもえらい目にあう [2007年秋、母親が焼いたハンバーガーを食べて感染したニューヨーク・タイムズの記事が引き合いに出す女性ダンスインストラクターは、一命は何とかと りとめたものの、9週間の昏睡から覚めたとき、神経組織がやられて一生歩けない体になっていた]。遠ざけるにしくはない]

食肉の調理https://i2.wp.com/www.fma.or.jp/blog/wp-content/uploads/2008/04/blog-01-maisuta-sikakusiken.jpghttps://i1.wp.com/gochi-navi.jp/upload/20071217092216_22798.jpghttps://i1.wp.com/gallery.recycleb.in/galleries/info/beef-cut-chart.gif

食品の温度管理

食品の腐敗や細菌の増殖を防ぐためには、細菌が増殖しにくい温度で管理することが重要です。

食肉などの生鮮食品は、冷凍もしくは冷蔵し、低温の状態を維持したまま食肉生産から加工、製造、流通、販売の段階を経て消費者の手に届けられるシステムがとられています。

このシステムはコールドチェーン(coldchain、低温流通機構)と呼ばれています。例えば、カットやパッキングなどの作業を行う現場では、肉そのも のの温度を0℃前後に保ち、作業場も低温に保たれた中で、迅速な作業が行われています。その後、製品は冷蔵車で搬送され、店頭では庫内が10℃を超えない ように管理されています。

また、家庭での注意点としては、生肉はラップに包んで冷蔵庫に保存する(パーシャル室やチルド室など0℃前後が理想的)、調理の際には充分に加熱する(肉の場合は内部温度が75℃以上になってから、さらに1分以上加熱)などが大切です。

消費期限の表示

食品衛生法施行規則(昭和23年厚生省令、最新改正平成15年8月)により、事前包装された生肉など劣化速度が早い食品には「消費期限」、卸売段階での食肉など保存がきくものには「賞味期限」、どちらの場合も「保存方法」を表示しなければなりません。

量り売りについては必要ありません。

消費期限の設定は、試験結果による科学的判断か、(社)日本食肉加工協会などが提示している「期限表示フレーム」に基づきます。

食肉の中でも、5日以上もつような状態のよいブロック肉や、冷凍状態の肉の場合は、劣化速度が比較的緩慢なハムやソーセージなどと同様に「賞味期限」での表示が認められています。

出荷段階で汚染確実 保管肉と患者の菌の遺伝子一致

2011年5月25日

 焼き肉チェーン「焼肉酒家(さかや)えびす」の集団食中毒事件で、富山県は24日、横浜市内の店舗が保管していたユッケ用の肉から検出された大腸菌O(オー)111と、死者4人を含むえびすの客ら19人から検出されたO111の遺伝子パターンがほぼ一致したと発表した。

双方の遺伝子パターンが一致したことで、肉の卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)が出荷した時点で肉が汚染されていたことが確実となった。

富山県衛生研究所が調べた。県によると、横浜市のえびす横浜若草台店の未開封の肉から検出されたO111と遺伝子パターンが完全に一致したのは、砺波店 (富山県砺波市)の客8人▽高岡駅南店(同県高岡市)の客2人▽同店の従業員2人▽横浜市内の店の従業員1人――の計13人。このなかには、砺波店で食事 をして、いずれも死亡した6歳の男児と43歳の女性も含まれているという。

また、別の発症者6人から検出されたO111と、肉から検出された菌の遺伝子パターンもほぼ一致。6人の中には福井渕店(福井市)を利用した6歳の男児と砺波店の70歳の女性(いずれも死亡)が含まれているという。

一方、各店のふきとり検査や、残っていたユッケ用の肉からはO111は検出されなかったが、高岡駅南店にあった肉から腸管出血性大腸菌の一つ、O8が検出されたという。

厚生労働省によると、24日現在で、今回の集団食中毒の患者数は計168人にのぼる。うち4人が死亡し、18人が入院している。

横浜で回収の肉と患者の菌の遺伝子型ほぼ一致

(2011年05月24日 22時25分)

焼肉酒家(ざかや)えびすの集団食中毒事件で、横浜の店から回収された未開封の肉から大腸菌O(オー)111が検出されていましたが、県は24日、この菌の遺伝子型と死亡した4人を含む、患者から検出した遺伝子型がほぼ一致したと発表しました。

県によりますと、焼肉酒家えびすの横浜若草台店から回収された未開封の肉から検出された大腸菌O111の遺伝子型と、死亡した4人を含む、患者ら19人から検出された遺伝子型がほぼ一致したことがこれまでの検査でわかりました。

横浜市保健所によりますと、この肉は4月13日に卸売業者の大和屋商店が加工し、真空パックで店に保存されていました。

県は、各チェーン店で食事をした患者ら19人と横浜の店に未開封のまま保管されていた肉から検出された菌の遺伝子型がほぼ一致したことで、店に納入される前の段階で肉に菌が付着していた可能性が一層強まったとしています。

横浜で回収の生肉、富山と遺伝子型一致

横浜で回収の生肉、富山と遺伝子型一致 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、横浜市は横浜若草台店で回収した未開封のユッケ用の生肉と、死亡した4人を含む富山県の患者などから検出された大腸菌「O111」の遺伝子型が一致したと発表しました。

横浜若草台店で回収されたのは、今年4月13日に東京・板橋区の「大和屋商店」で加工された未開封の和牛モモ肉で、毒素を出さない大腸菌「O111」が検出されていました。

この結果を受けて横浜市は、「肉が店舗に届く前から共通の菌に汚染されていた可能性が高い」としています。(24日23:30)

未開封肉と19人の菌一致 生肉食中毒、O111の遺伝子型検査

2011/5/24 23:21

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山県と横浜市は24日、横浜若草台店で回収した未開封のユッケ用生肉と、死者4人を含む客や従業員19人から検出された大腸菌O111の遺伝子型が一致したと発表した。

 このうち死者3人を含む客7人からは毒素を出し食中毒を引き起こす腸管出血性の菌を確認。回収した生肉や一部の客で見つかった菌は毒素を出 さない「非産生株」だったが、いずれも同じ菌株から分裂したとみられる。富山県は、異なる店舗で食事をした患者と未開封の肉から同種の菌が見つかったた め、汚染源が店舗納入前の流通段階にあった可能性が強まったとの見方を示している。

 横浜市によると、O111を検出した生肉は東京の食肉卸業者「大和屋商店」が4月13日に加工、同14日以降に出荷した。富山県などによる と、食中毒を招いたとみられるユッケ用の生肉も15日以降に納入された可能性が高く、富山県警や警視庁などの合同捜査本部が関連を調べている。〔共同〕

生肉食中毒:大腸菌の遺伝子型が一致 富山と横浜で

 ユッケなどを食べた客が病原性大腸菌O111に感染し死亡した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山県は24日、死亡した 4人を含む19人から検出されたO111の遺伝子型と、横浜若草台店(横浜市青葉区)の未開封パック入りのユッケ用肉から検出されたO111の遺伝子型が 一致したと発表した。富山県警などの合同捜査本部は各店舗に肉が届く前に菌が付着した可能性が高まったとして汚染源の特定を急いでいる。

同県によると、死亡した6歳男児2人と砺波店(富山県砺波市)で食事し死亡した女性(70)の菌の遺伝子型が一致。同店の客で死亡した女性 (43)と横浜若草台店の肉からは、毒素を出さないO111が検出されたが、遺伝子型については、死亡した3人の毒素を出す菌と一致した。富山県は「共通 の菌に汚染された肉が各店舗に出荷された可能性が高い」と話している。【岩嶋悟】

毎日新聞 2011年5月24日 21時42分(最終更新 5月24日 23時43分)

ユッケ食中毒「卸元で汚染」強まる

先月13日加工横浜の肉と菌一致

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」(金沢市)の集団食中毒で、横浜市青葉区の系列店で回収されたユッケ用もも肉に付着していた大腸菌 O(オー)111の遺伝子型と、富山、福井両県の死者4人からの検出菌が一致したことで、汚染肉が卸元の食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京・板橋)で切 り分けられるなどして各店舗に納入されたことが濃厚となった。県警などの合同捜査本部は、横浜市の肉が加工された先月13日に汚染肉が扱われた可能性があ るとみて特定を進めるとともに、大和屋での衛生管理について詳しく調べる。

捜査関係者などによると、大和屋では作業日に、肉の加工開始前と終了後に施設内を殺菌している。先月13日に加工された横浜の肉に付着していた O111の遺伝子型が、死者4人の菌と一致したため、同じ日に扱われた肉か、一つの塊の肉に付いていた菌が分かれた可能性があるとみている。

大和屋幹部は、これまでの捜査本部からの聴取で「加熱用肉として納入していた」などとし、菌がつきやすい表面をそぐ「トリミング」や、細菌検査な ど生食用肉に必要な作業を行っていないことを説明。内臓肉などと加工台を分けず、調理器具も使い回していたことがわかっており、捜査本部では、こうした加 工過程が汚染を広げたのではないかとみて、さらに事情を聞く。

県衛生研究所が各店舗で食事をした患者らの検出菌の遺伝子型を照合したところ、今月2日に福井渕店の6歳男児(死亡)と、砺波店の6歳男児(死 亡)ら4人が同じ遺伝子型のベロ毒素2型O111で一致。同23日には、砺波店のこの6歳男児が、同店の70歳女性(死亡)と富山山室店の客1人とも同じ だったことがわかった。

また、同24日には、横浜市の系列店の肉に付着した菌と、砺波店の6歳男児、43歳女性の死者2人を含む患者8人、駅南店の患者2人、同店従業員 2人、横浜市の系列店従業員1人の計13人から、同じ遺伝子型で毒素を持たないO111が確認された。43歳女性からは当初、菌自体は検出されなかった が、便を再検査して培養したところ、O111が見つかった。

O157についても、今月16日に横浜市の客1人と砺波店の患者1人の遺伝子型が一致した。

今回の調査で検出された毒素を持つ菌と持たない菌は、バーコードのように無数に並んだ遺伝子パターンのうちの1本が異なるだけのため、県は「一致」と判断した。

(2011年5月25日  読売新聞)

福島第1原発:「避難区域」肉用牛を臨時競り、5月末に

 福島県は6日、東京電力福島第1原発事故で、政府が設定した「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」の肉用牛を対象とした臨時の競りを、5月 末に開く方針を固めた。政府は計画的避難区域について5月中の避難を要請しており、県は5月上旬に予定されている通常の競りだけでは対応しきれないと判断 した。

県によると、5月9、10日に県家畜市場(本宮市)で通常の競りが予定されているが、両区域の牛の頭数が増えて対応できないことを想定し、同市場 での臨時の競りをJAなど関係機関と調整している。対象は飯舘村や葛尾村など両区域の計約1万頭弱で、売却を希望しない畜産農家には一時退避させるため、 県内外の農場などへの移動をあっせんする方針。

両村を含む同県内の肉用牛を巡っては、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質は検出されておらず、市場に流通している。【松本惇】

毎日新聞 2011年5月6日 15時00分(最終更新 5月6日 15時08分)

焼き肉店の仕入れ先、4月14日受注肉が汚染か 食中毒

2011年5月20日5時12分

図:各店の肉の入荷と重症者らの来店状況拡大各店の肉の入荷と重症者らの来店状況
図:食中毒事件の捜査・調査の状況拡大食中毒事件の捜査・調査の状況

 焼き肉チェーン「焼肉酒家(さかや)えびす」の集団食中毒事件で、ユッケに用いられた肉の卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)が4月14日に受注した肉が腸管出血性大腸菌O(オー)111に汚染されていた疑いが強いことが捜査関係者らへの取材でわかった。

富山県警などの合同捜査本部は、汚染肉の特定につながるとみて、この時期を中心に大和屋での加工や仕入れ・出荷状況を捜査している。

えびすを運営するフーズ・フォーラス(金沢市)によると、仕入れは本社が一括管理し、受注した大和屋は肉を各店に向けて発送していた。

合同捜査本部は、各店ごとに、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した重症者の最も早い来店日に着目した。

死者3人が出た砺波店(富山県砺波市)では、4月21〜23日の来店客に食中毒患者が集中したが、重症者のなかで最も早い来店日は19日だった。それ以 前で同店に最後にユッケ用の肉が入荷したのは16日で、高岡駅南店(同県高岡市)でも16日に届いた翌日の17日の客から重症者が出ていた。

福井渕店(福井市)の場合も、死亡した男児(6)や重症の10代女性が来店したのは17日で、直近では16日に入荷していた。

一方、神奈川県で唯一食中毒患者が出た横浜上白根店(横浜市)では、同月19日に来店した女性(19)が重症で、直近の入荷日は15日だった。また、未 開封の肉からO111が検出された横浜若草台店(同)にこの肉が入荷した日については、横浜市が14日か15日とみている。

大和屋が受注した後、富山県など北陸3県には2日後に、神奈川県内の各店には翌日に肉が届くことから、入荷日から逆算して、4月14日に大和屋が受注した肉が汚染されていた疑いが強い。

えびすの各店ではそれ以降も多くの食中毒患者が出ているが、合同捜査本部は、汚染された肉がその後も出荷され続けたり、入荷後、各店にしばらく保管されたりして、感染が拡大した可能性があるとみている。

富山県の調べでは、砺波店と福井渕店でそれぞれ食事をして亡くなった男児2人から検出されたO111の遺伝子パターンが一致し、汚染源が共通することが 確認されている。合同捜査本部はこれまで、O111の検出を目指して大和屋やえびす各店を現場検証するとともに、大和屋とフーズ社などの家宅捜索を通じ、 両社の取引の経緯や、衛生管理の状況などを調べている。

「ユッケ食中毒の責任」チェーン店か加工業者か-ワイドショー真っ二つ

2011/5/14 09:45

<今週のワイドショー通信簿>焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」のユッケ食中毒事件は業務上過失致死容疑の刑事事件に発展したが、社会的責任と しては、生肉用でないことを承知で客に提供していた店側にあるのか、ユッケでも大丈夫と売っていた食肉加工業者にあるのか、朝のワイドショーも分かれた。

加工業者に一義的責任があるとするのはフジテレビ系「とくダネ!」。司会の小倉智昭は「やっぱり、卸業者から小売店に行くところの問題がかなり大きくクローズアップになりましたね」 と、安全な肉を卸していたら問題はなかったといい、山形のだんご屋でO-157による食中毒が出ると、「おだんごや柏餅はダメですよって言えるか、言えな いでしょう」と店側を擁護する。これにはちょっとした裏があって、小倉は都内の焼肉店「炙りや なかむら」を経営しているのだ。

「とくダネ!」と「朝ズバッ!」「モニバド」

店の無責任経営を問題視するのはTBS系「朝ズバッ!」で、司会のみのもんたは「卸の業者にも責任があるとしても、他の店では出ていないことを考えると、やはりこのチェーン店が問題ですよね」と明快だ。テレビ朝日系の「モーニングバード」も「『勘坂康弘社長』家族で地道にやっていた1号店時代」と、低価格・拡大路線に切り替えてから、以前は自主的にやっていた細菌検査もやらなくなった「えびす」の経営体質が原因とした。

日本テレビ系「スッキリ!!」は厚生労働省の形ばかりの監督・指導を批判。レギュラーコメンテーターの勝谷誠彦(コラムニスト)は「業界を監督する官庁と違反を摘発する役所が同じ厚労省というのがおかしい」と語気を強め、キャスターのテリー伊藤も「罰則強化など法整備を急げ」と言う。

いずれにせよ、「えびす」はもはや客は寄り付かず、営業を続けることは難しいだろうし、肉を卸していた「大和屋商店」も仕入れる業者・小売店が減るだろうから経営は厳しくなりそうだ。(<テレビウォッチ>

ユッケ食中毒 調理場から検体採取

砺波など3店で捜査員ら

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山、福井両県警などの合同捜査本部は14日、死者4人を含む多くの患者を出した砺波(砺 波市となみ町)、駅南(高岡市大野)、福井渕(福井市)の3店を業務上過失致死容疑で現場検証し、多くの検体を採取するとともに、ユッケの調理に使われた 器具などを押収した。すでに3店舗を捜索していたが、両県の調査で各店舗の調理台や在庫の肉から腸管出血性大腸菌「O(オー)111」は検出されておら ず、捜査本部は店内を詳細に調べることで、食中毒の患者と同じ遺伝子型の菌が出るか確かめる。

捜査本部によると、この日の現場検証は肉の汚染経路の解明が目的。近く富山山室店(富山市公文名)でも検証を行う方針だ。

砺波、駅南の県内2店からは、調理器具や冷蔵庫、排水溝など店舗全体から検体を採取。包丁やまな板など約130点を押収した。今後、外部の調査機関に依頼し、菌が出るか調べる。

砺波店には午後1時頃、捜査員や県砺波厚生センターの職員ら9人が到着し、同店関係者らからユッケの調理方法などの説明を受けながら、調理場のほか、店舗裏側のゴミ置き場などからも検体を採取した。

捜査本部はこれまでに、同チェーンに肉を卸していた食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京・板橋)と、同社が肉を仕入れた埼玉県内の食肉処理場2か 所からも検体を採取している。砺波、福井渕両店の患者から同じ遺伝子の菌が検出されているため、菌が店舗納入前に生肉に付いたとみており、肉の汚染経路の 特定を急ぐ。

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山、福井両県警などの合同捜査本部は14日、死者4人を含む多くの患者を出した砺波(砺 波市となみ町)、駅南(高岡市大野)、福井渕(福井市)の3店を業務上過失致死容疑で現場検証し、多くの検体を採取するとともに、ユッケの調理に使われた 器具などを押収した。すでに3店舗を捜索していたが、両県の調査で各店舗の調理台や在庫の肉から腸管出血性大腸菌「O(オー)111」は検出されておら ず、捜査本部は店内を詳細に調べることで、食中毒の患者と同じ遺伝子型の菌が出るか確かめる。

(2011年5月15日  読売新聞)

焼き肉店集団食中毒:横浜上白根店を営業禁止 O157、富山の菌と一致で /神奈川

 「焼肉酒家えびす」の横浜上白根店(横浜市旭区)で食事をした女性が溶血性尿毒症症候群(HUS)で重症となったことを巡り、横浜市は16日、同 店を営業禁止にした。女性からは病原性大腸菌が検出されなかったものの、一緒に食事をして発症しなかった男性の便からO157が検出されたことが決め手と なり、処分に踏み切った。

市によると、国立感染症研究所が女性の血液検査を実施し、O111の抗体が確認されたものの、便からは菌が検出されなかった。市は感染ルートを特 定するため、同席した男性の検便を採取。O157が検出され、富山県の砺波店で食事をした女性患者から検出された菌と遺伝子型が一致し、市は共通の感染食 材が流通したと判断した。発症の有無は、体力や体調など個人差が大きいという。

また、横浜若草台店(青葉区)では下痢などを発症した客はいないが、未開封パック入りのユッケ用の肉から非病原性のO111が検出された。HUS などを引き起こすベロ毒素は出さず、今後、遺伝子型などを調べるが、今後も患者が出なければ、行政処分の対象にはしないという。【杉埜水脈】

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 ◇焼肉酒家えびす・横浜上白根店をめぐる経過

4/19 19歳の女性と20代の男性が食事

/23 女性が発症

/25 女性が入院

5/ 4 富山、福井両県警が合同捜査本部を設置。

女性の血液からO111の抗体が検出

/ 5 県警が旭署に捜査本部を設置

/ 7 県警が合同捜査本部に加わる

/ 8 男性の便からO157が検出

/ 9 合同捜査本部が横浜上白根店を捜索

/16 男性の便から検出されたO157が富山県内の患者の菌の遺伝子型と一致

毎日新聞 2011年5月17日 地方版

食中毒だんご屋、素手で作業していた

 山形市七日町の菓子製造業「佐藤だんご屋」の団子9 件などを食べた客が下痢や腹痛などの症状を訴え、便から腸管出血性大腸菌O157が検出された食中毒で、山形県警は17日、経営者らを立ち会わせて同店の実況見分をした。県警は製造工程などを調べ、感染経路の特定を進める。

県によると、2日から7日にかけて同店が作った団子9 件やかしわ餅を食べた251人が発症し、うち3人が重症。患者72人と調理従事者の便からO157が検出された。菓子を製造する際、素手で作業していた。

県は、入院者7人が出たことが判明した8日付で同店を3日間の営業停止処分とした。(共同)

[2011年5月17日17時18分]

感染経路の特定になお時間…だんご食中毒

 山形市七日町の菓子製造業「佐藤だんご屋」の団子などによる集団食中毒で、発症者数は今月8日の発表当初の34人から、17日現在、計264人に急増。腸管出血性大腸菌O(オー)157が検出された患者も75人に上っている。

同店では、団子やかしわ餅を製造した際、「手洗いや消毒、手袋の着用は徹底していた」とするが、感染が拡大したのはなぜか。県では、国立感染症研究所にも協力を要請し、感染経路の特定を急ぐが、調査には時間を要しそうだ。

県によると、発症者のうち医療機関を受診したのは186人で、17日現在の入院者数は48人。2人が溶血性尿毒症症候群(HUS)などで予断を許さないという。発症者は未就学児から高齢者まで各年代にわたる。

県は7日夜、3日に食べた団子による食中毒の発症者がいることを把握。8日に同店に立ち入り、調理器具などに菌が付着していないかを調べるため工場内のふき取り調査を行ったが、O157は出なかった。3日頃に製造された団子は、賞味期限切れで既に廃棄されていた。

発症者が食べたのは、2~7日に製造された団子やかしわ餅。同店がこの期間に販売したのは、2~5日と7日に製造した4種類の団子計1096本、2~4日に製造した2種類のかしわ餅計1130個だった。

県は、団子や餅を介した感染拡大について、材料のうるち粉や片栗粉、串などの10検体からO157が検出されなかった一方、従業員3人のうち1人から O157が検出された点に言及。「保菌者の手に菌がついていて直接的に汚染を広げたケースと、菌が調理器具などほかの物に付着し、間接的に汚染したケース が考えられる。温度の管理状況によっても菌は増える可能性がある」と説明する。

県によると、同店では製造過程で、団子や餅の軟らかさを確かめる時などに、従業員が素手で触っていたという。県は、従業員から検出された菌と患者の菌の遺伝子型が、一致するかを調べている。

原因の特定には、団子や餅から菌が検出されることが近道だが、発覚後は、購入者が食べきってしまっていたことなどから検体の入手が難しかった上、唯一、患者宅に残っていた団子1本からも菌は検出されず、製品からの特定は困難だった。

また、感染拡大が進んでしまった理由について、県は、O157の潜伏期間が平均3~5日あるため、7日夜に食中毒が発覚した段階で471人が既に団子やかしわ餅を食べてしまっていた点を挙げる。

感染拡大を受け、県は13日、国立感染症研究所に専門家の派遣を要請。17日から4人が村山保健所を拠点に、何を食べた患者がいつ発症し、どのような症状を呈しているかについて分析を進めている。

(2011年5月18日 読売新聞)

山形・団子店集団食中毒:O157の遺伝子一致 調理従事者と患者検出分 /山形

 ◇県発表

山形市の「佐藤だんご屋」の食中毒問題で、県は19日会見を開き、同店の調理従事者1人から検出された病原性大腸菌O157の遺伝子が、患者12 人から検出されたO157の遺伝子と一致したと発表した。県食品安全衛生課によると、調理従事者から菌が団子に付着した可能性はあるが、汚染源の特定には いたっていない。

同課によると、O157が検出された調理従事者は使い捨ての手袋を着用し、団子にあんをつける作業をしていた。これまでの団子の製造機械や器具な どからのふき取り検査で、O157は検出されていない。菌は75度以上で1分以上加熱されると死滅するため、餅の加熱処理後の工程で菌が付着したとみてい る。

一方で、調理従事者は、ほぼ毎日味見をしていたといい、汚染された餅を食べた可能性も残っているという。県は国立感染症研究所の疫学専門家とともに細かな検査を進める。

また、県保健薬務課によると、団子を食べた97人の家族325人を調査したところ、18日までに、団子を食べていないにもかかわらず家族から感染 した16人の2次感染を確認した。うちO157を検出した人は5人で、1人が入院している。トイレの水を流す際のレバーや、トイレのドアノブ、風呂場で感 染した可能性があるという。

同課は「発生から約2週間がたち、2次感染が少しずつ増える時期。発症者の家族がいる家ではトイレの取っ手などの消毒が必要」などと注意を呼び掛けている。【浅妻博之】

毎日新聞 2011年5月20日 地方版

【浜岡原発停止】

海水流入、原因不明の「軽症」 識者「圧力容器の腐食心配」

2011年5月18日

写真

 中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)で「冷温停止」作業中の14日に、原子炉の冷却水に海水400トンが流れ込んだとみられるトラブル。放 射性物質は漏れておらず、中電は軽症を強調するが、トラブルの詳細も原因も分かっていない。公表したのも発生から丸1日近くがたってからで、「特別な状況 なのでもっと早く公表すべきだった」との指摘もある。

 中電によると、トラブルが確認されたのは14日午後4時半ごろ。復水器内には、海水が流れている配管が通り、蒸気を冷やす仕組みだが、この配管が 破損し、海水400トンが復水器内に流れた可能性が高い。流入経路が逆で、復水器から海水の管に水が流れ込めば、放射線物質に汚染された水が、外部に流れ 出すことになる。

 中電は、その可能性を否定する。復水器内は真空状態で、配管内の圧力が高いため、復水器内との圧力差で「配管側に流入する可能性はない」という。海水の放水口で計測している放射性物質の濃度にも「変化はない」と話す。

 配管には直前まで異常は確認されていないといい、トラブルの原因や配管の現状は「これから詳しく調査する段階」と述べる。

 山口彰・大阪大教授(原子炉工学)は「復水器内は、構造的に腐食や亀裂は起こり得る」と指摘する。師岡慎一・早稲田大特任教授(原子炉熱流動)は 「海水の流入で圧力容器の腐食が心配される。これまで400トンもの流入は事例が無く、あってはいけないトラブル」と問題視する。

 中電は、政府の要請を受け入れ、全国が注視する中、すべての原子炉を止めた14日ではなく、翌15日昼に公表した。

 「放射性物質の漏えいはない。安全面の問題はなく、法律に基づき国に報告する対象には該当しない。本来なら、営業日の16日に公表すればよい中身」と対応の速さを強調する。

 NPO法人原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「電力会社の公表は常に遅いが、今回は特別な状況下。すぐに出すべきだった」と批判。「緊急停止な らともかく、通常の停止作業で400トンもの海水がいきなり流れ出る穴が開くか。もっと前から漏れ出ていたのではないか」と推測する。

浜岡5号機、炉内流入の海水は約5トンに

静岡県御前崎市の中部電力浜岡原子力発電所5号機で、運転停止作業中に原子炉に流入した海水量が約5トンに上ることが18日、分かった。

タービンを回す水蒸気を水に戻す「復水器」の配管が何らかの理由で破損し、配管内の海水が流入した疑いが強く、経済産業省原子力安全・保安院は配管の傷が予想以上に大きいとみて、中部電に詳しい原因調査を求める方針だ。

復水器内に漏れ出た海水量は400トンに上ることが判明しているが、中部電が原子炉内の冷却水に混入した不純物の量を分析した結果、炉内に流入し た海水は5トンに達する可能性が高いことが分かった。同社は異常に気づいた14日夕、復水器から原子炉へ給水するポンプを停止したが、それ以前に原子炉内 に海水が浸入してしまったらしい。

復水器内の古くなった配管に傷が生じた例は、過去にも他の原発であるが、浜岡原発5号機は2005年に運転を始めた比較的新しい原発だ。中部電は配管計約2万1000本を対象に破損部を特定する調査を始めたが、破損の詳しい原因はわかっていない。

(2011年5月19日03時04分  読売新聞)

静岡茶 知事が「安全宣言」

放射性物質 「荒茶」調査は見送り

新茶を飲んで県産茶の安全性をアピールする川勝知事

県が緊急実施した生茶葉と飲用茶の放射能調査で、県内全18地点で国の暫定規制値を下回ったことを受け、川勝知事は18日、県庁で生産者らと県産 新茶を飲んで「安全宣言」を出した。一方、厚生労働省が求めている「荒茶」の放射能調査については、「消費者を混乱させる」として、実施しない方針を明ら かにした。

川勝知事はこの日、県内14産地の茶娘らが新茶を振る舞う県のイベントで、「本県の誇る新茶をみんなで味わって、新緑の季節を祝おう。おいしいお 茶を、広く日本の皆さんに味わっていただきたい」と安全性をアピール。JA静岡経済連の田中鉄男会長は「検査で県産茶は安全だと確認された。静岡のお茶を 全国の皆さんに安心して飲んで頂きたい」と話した。

厚労省は生茶葉を蒸して乾燥させた「荒茶」についても、本県を含む14都県に放射能調査を実施するよう要請しているが、岩瀬洋一郎副知事が17日に厚労省と農林水産省を訪れ、調査の実施を巡って両省に見解の相違があることを確認したという。

これを受け、川勝知事は「消費者を混乱させることをすると、余計に政府に対する不信も高まりかねない」と調査しない方針を示し、「消費者に渡る飲用茶と生茶葉について、全県で調査が終わっているので、これで十分だと思っている」と語った。

知事の発言に対し、県茶商工業協同組合の斎藤松太郎理事長は「この言葉を待っていた。全国のお茶の70%を取り扱っている本県の茶商として、行政と一体になって新茶を売り込んでいきたい」と話していた。

(2011年5月19日  読売新聞)

中国食品の安全性の問題が、文字通り「爆発」している。

Associated Press爆発したスイカ(中国・江蘇省、13日)

中国東部の江蘇省ではスイカの爆発が相次ぎ、本来はのどかな農地が、自然の地雷原へと変貌している。中国中央電視台(CCTV)が報じた。

米国では、ビーチ好きやボーイスカウトなど、果物の爆発を愉快だと感じるある特定の集団の間で、スイカ爆弾は以前からよく知られている存在だった。しかし、中国市場において、スイカ爆弾はかなりの恐怖を引き起こしている。

その理由は、爆発が突発的に起きるという点にある。中国の農家が果物の生育促進のために使用してきた化学薬品が、スイカの爆発の原因であるためだ。

CCTVのビデオ報道によると、化学薬品が使われたスイカは、まず頂点付近に亀裂が入り、数分以内に破裂して果肉が露出した状態となる。江蘇省のある町では、年配の女性がスイカを切っている最中に爆発が起きた。

農家の間では、化学薬品を農園に散布すれば、収穫が2倍になり収益が拡大すると期待されていた、とアナウンサーは説明した。

ところが、化学薬品は正反対の事態を引き起こした。輸送中に爆発の恐れがあるスイカを仕入れようという青果市場はほぼ皆無だ。

CCTVによると、上海仁済病院の胃腸科専門医は、スイカが人体に入ると、消化器官が刺激を受けることもあり得ると指摘する。

スイカ問題に関するCCTVの報道は、食品の安全を脅かす化学薬品を暴露するための、政府支援によるメディアを使った大々的なキャンペーンの一環。中国 の指導者らは最近、コスト削減や生産効率の向上、人為的な味の改良などにより儲けを増やすことを目的に、健康を害する恐れがある添加物を使用する習慣を撲 滅すると確約した。

政府指導者は4月、ラクトパミン含有の豚肉を食べて300人が中毒となったことを受け、1年間にわたる有害添加物の取締り強化を発表。ラクトパミンを豚が食べると筋肉が引き締まるが、人体に入ると、吐き気やその他の副作用を引き起こす。

中国は長年にわたり食品の安全性の確保に取り組んできたが、この問題は2008年、工業用化学物質のメラミンが混入したミルクで、少なくとも6人の子供 が死亡、数万人が不調を訴えるという事件が起きたことで、急速に国民の意識に浸透した。この事件には世界中が注目し、衝撃を受けた政府が行動を起こした。 今もなお、メラミンをはじめとする添加物の問題は続いている。

今回の報道キャンペーンでは、食品安全に関する潜在的な問題を調査、報道することに関して、報道機関にかなりの裁量が与えられている。一部のオブザーバーはこのキャンペーンを、隠密裏に問題に対処する旧来の方法が有効ではなかったとの政府の告白だと解釈している。

CCTVは、スイカの爆発による病気や負傷を報道していない。ただし、江蘇省の農家は、爆弾を内包したスイカで膨大な損失を被ることは間違いない。

報道によると、消費者は、亀裂の入ったスイカの購入を避けるとともに、生育中に使用された農薬やその他の化学薬品を落とすために外皮を洗い流す必要がある。

記者: Laurie Burkitt

中国でスイカの「爆発」相次ぐ 化学薬品が原因か

2011年05月18日 20:27

【北京共同】中国江蘇省丹陽市の村で、収穫前の大量のスイカが相次いで自然に破裂する現象が起き、地元当局は「スイカ爆発事故調査チーム」をつくり、調査に乗り出した。中国メディアが18日までに伝えた。

 中国江蘇省丹陽市の農家で「爆発」したスイカを処理する男性=13日(新華社=共同)

一部メディアはスイカが「地雷」になったと衝撃的に報道。果実の肥大を促進する薬剤を乱用したことが一因との見方を伝えているが、薬剤を使用していない農家のスイカも破裂しており、地元当局者は「調査には時間がかかる」としている。

中国メディアによると、収穫前のスイカが破裂し始めたのは4月末ごろ。ある農家は3分の2近いスイカが「爆発」する被害にあったという。

2009年4月17日 (金)

七日町 佐藤だんご屋

R0013834r

「七日町 佐藤だんご屋」(山形市)の

ぬただんご&ごまだんご

各95円

R0013805r

https://i2.wp.com/img3.catalog.video.msn.com/Image.aspx佐藤だんご屋 佐藤拓也代表

https://i2.wp.com/kwout.com/cutout/c/23/y5/az8_bor.jpg

食の安全と安心のために

高水準な品質・衛生管理体制

明日香食品では、原材 料の選定や商品の期限設定ルールなどをコンプライアンスに基づいて明文化し、徹底しています。衛生面においても、独自に作成した管理マニュアルに従って工 場の製品を抜き取り、一般生菌、大腸菌群、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌に至るまでの多種の微生物検査、および官能検査を、毎日欠かすことなく実施してい ます。

より多くのお客様に味わっていただきたい

高効率・高品質な量産体制

生産工程の充実、そして良質な商品の提供を図るため、各生産工場には最新の機器を導入。コンピュータオペレーショ ンによりオートメーション化を図ることで、高効率、かつ高品質な量産体制を実現しています。これにより私たちの商品は、より多くのお客様へ味わって頂くこ とが可能となっています。

受け継がれる美味しさ

オートメーション化と職人技の融合

近代的な設備を整え、大量生産が実現された今なお、美味への探求をおざなりにすることはありません。創業以来変わ ることなく、お客様にご愛顧頂いている”明日香食品の味”に全ての商品を仕上げるのは、まさに匠の技とでも言うべき、生産現場の職人的感覚。時代が変わろ うとも、明日香食品の伝統である美味しさは不変です。

https://i0.wp.com/farm4.static.flickr.com/3570/3503880664_b73bd5157a.jpg

中国産です。
国内で流通している柏葉の99%は、中国産であり、国内産柏葉は、ほとんど手に入りません。大変希少で高価なため、商品に使うのが難しいのが実情です。ご理解いただけましたら幸いです。.【安全性について】ほとんどの柏葉は天然葉を採取していますので、農薬等は使用されていませんが、国内で分析検査を実施し、安全性を確認しています。〈分析項目〉PL340(340項目)〈分析方法〉食品衛生法・衛生試験法・農薬取締法・※PAM・日本薬局法・日本工業規格(JIS)・AOAC・WHO・MASIS・その他の分析方法と準じます。※米国食品医薬品局(FDA)の残留農薬マニュアル分析期間:平成22年1月7日~1月15日

10月3日 町田忍コラム『コッペパン』

コッペパンは、団塊前後の世代には、

いろいろ思い入れのある食べ物といっても過言ではないでしょう。

食パンが定着するまでは、もっぱらコッペパンが主流でした。

今回は、私の自宅近所ある『タウンベーカリー長谷川』が

戦後から現在まで定番として売っているコッペパン4種を持参しました。

町のパン屋さんでは、

学校のコッペパンはそのままおかずと食べるのに対して

横に切り目を入れて、

マーガリンとジャム(なぜかマーガリンなのにバタジャム)を挟んだものや

ピーナッツバタピー

あんこあんバタ

そして豪華なコロッケなどがありました。

コッペパンは昭和30年代は約10円、ジャムなどはプラス5円程度

現在は約150円前後です。

学校を休んだ生徒には、かわって友達がパンのみを届けました。

今回のゲストの武田鉄矢さんは

そんなお休みした生徒にコッペパンを届ける担当だったとのことです。

2009年10月03日
七福神めぐりを終えてスッキリ気分でキラキラ橘商店街へ。日曜日なのでシャッターが下りているお店が殆どだけど、おじさんに見せてもらったガイドブックで私がいちばん気になったお店は開いていました。

コッペパンのハト屋さん。昭和の香りがプンプン♪

芸能人の写真やサインがいっぱい飾ってあってどうやら有名店みたい。

カステラって書いてあるけどコッペパンしか売っていません。

右下のケースにコッペパンがずらっと並んでいます。

1個120円、プラス30円でピーナッツバターかジャムを間に塗ってもらえます。

二人でピーナッツバターをチョイスして食べ歩き。

余計に美味しい音譜

23.5.9 山形市 佐藤だんご屋プレス 第5報

ファイルタイプ: PDF/Adobe Acrobat – クイック ビュー

2011年5月12日 調理従事者3名中1名について、腸管出血性大腸菌O157は陰性(他は検査中). (3

)製造した食品の残品. (5/3製造の醤油だんご 1本、食材 3件(5/8収去 醤油餡、ぬた餡、あんこ餡)). 腸管出血性大腸菌O157は陰性 http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/…/press_file01.pdf
  •  病原性大腸菌

これはかなり有名です。なかでもO-157は数年前に死者を出したほど。これは、水の中や保菌者の便などにいます。潜伏期間は2~20日。激しい嘔吐がおこり、下痢、発熱と続きます。大腸菌自体、自然界にごく普通に存在しているためさしあったっての予防法は手をしっかり洗うこと、生水を飲まないことです。

毒素型

  •  ぶどう球菌

ブドウ球菌は私たちの皮膚に常在している菌。黄色と白色の2種類があり、悪さをするのは黄色の方である。手指の傷や化膿したところに多く繁殖します。あと、食べ物ではお菓子(クリームやあんこ)やアイスクリームにいる事があります。(比較的生っぽい物にいるかも。)潜伏期間(この場合は菌が毒素を出すまでの時間)は6時間程度。下痢・嘔吐が起こります。予防法としては、必ず冷蔵すること(5℃以下では毒素が作れない)と、傷のある手などで食べ物を触らないこと(お弁当やおにぎりは特に注意)です。

  •  ボツリヌス菌

この菌は嫌気性菌(空気を嫌う菌)です。なので、ふつうの空気があるところでは繁殖しません。ただ、この菌はボツリヌス毒という、かなり高い致死率をもたらす菌で、他の菌とは一線を画すものがあります。この菌は土壌に生息(北海道に多いらしい)しているので、はっきりいって自分で予防できるものではないです。潜伏期間は12~36時間。神経性マヒ、呼吸困難などを引き起こします。食品では、嫌気性なので、真空ものが危険。缶詰、ハム、ソーセージ、瓶詰めなど。何年か前に、からしレンコンという九州地方の特産物で、この菌が出て死者を出した例があるそうです。一番の予防法は、土壌の洗浄ですが、これは一般消費者には不可能です。自分達でできることは加熱です。80℃以上を15分ぐらいで大体死滅するらしいです。

  •  ウェルシュ菌・セレウス菌

これらは、ブドウ球菌と同じ毒素である、エンテロトキシンが原因です。ウェルシュ菌はペットが媒介して発症します。ペットを触ったら手を洗うのが大原則です。

山形 2011年5月2日

時 気圧(hPa) 降水量(mm) 気温(℃) 露点温度(℃) 蒸気圧(hPa) 湿度(%) 風向・風速(m/s) 日照時間(h) 全天日射量(MJ/㎡) 雪(cm) 天気 雲量 視程(km)現地 海面 風速 風向 降雪 積雪
1 982.5 1000.5 14.4 2.9 7.5 46 5.6 西南西
2 982.8 1000.8 14.0 2.9 7.5 47 5.9 西南西
3 984.1 1002.3 0.0 12.0 5.0 8.7 62 4.3 西南西 8 10.0
4 985.1 1003.3 0.0 11.6 5.0 8.7 64 3.0 西南西
5 986.1 1004.4 11.2 3.7 8.0 60 3.4 西 0.0 0.00
6 986.8 1005.1 11.3 3.6 7.9 59 3.3 西 0.0 0.11
7 988.1 1006.4 11.3 3.1 7.6 57 4.2 西 0.0 0.37
8 988.9 1007.2 0.0 11.9 2.6 7.4 53 4.6 西北西 0.1 0.60
9 989.2 1007.5 0.0 12.4 2.8 7.5 52 5.8 西北西 0.3 1.13 8 30.0
10 989.3 1007.5 12.7 3.1 7.6 52 1.8 北西 0.0 0.97
11 989.4 1007.5 0.0 14.0 2.6 7.4 46 4.4 西北西 0.1 1.24
12 989.1 1007.2 13.9 2.8 7.5 47 4.8 西北西 0.4 2.11
13 989.7 1007.8 14.7 3.5 7.9 47 3.5 西南西 0.5 2.46
14 990.0 1008.2 13.9 2.5 7.3 46 5.4 北西 0.2 1.78
15 990.3 1008.5 13.6 2.2 7.2 46 5.1 北西 0.0 0.96 10 – 30.0
16 991.1 1009.3 13.5 1.5 6.8 44 2.5 西北西 0.0 0.58
17 991.8 1010.0 13.4 1.4 6.8 44 4.3 西北西 0.0 0.44
18 992.1 1010.4 12.6 1.0 6.6 45 3.4 西北西 0.0 0.21
19 992.5 1010.9 11.4 1.9 7.0 52 1.5 西 0.0 0.02
20 993.5 1012.0 9.8 2.4 7.3 60 0.9
21 994.1 1012.7 9.0 2.6 7.3 64 0.0 静穏 10 – 20.0
22 994.3 1012.9 9.2 2.8 7.4 64 1.3 西北西
23 994.7 1013.4 7.7 3.0 7.6 72 0.1 静穏
24 994.4 1013.1 6.9 2.6 7.4 74 1.3 南東

データに付加している記号の意味

山形 2011年5月3日

時 気圧(hPa) 降水量(mm) 気温(℃) 露点温度(℃) 蒸気圧(hPa) 湿度(%) 風向・風速(m/s) 日照時間(h) 全天日射量(MJ/㎡) 雪(cm) 天気 雲量 視程(km)現地 海面 風速 風向 降雪 積雪
1 994.6 1013.3 7.1 2.6 7.4 73 1.0 北西
2 994.8 1013.6 6.6 2.7 7.4 76 1.8 南南西
3 995.0 1013.8 6.0 2.5 7.3 78 1.2 0 + 20.0
4 995.0 1013.9 5.1 2.5 7.3 83 0.5 南南東
5 995.8 1014.7 4.7 2.2 7.2 84 0.5 0.0 0.00
6 996.2 1015.0 6.4 2.9 7.5 78 1.0 南南東 0.0 0.14
7 996.1 1014.8 7.2 3.5 7.8 77 0.7 南西 0.0 0.40
8 996.3 1015.0 8.5 3.4 7.8 70 0.3 西南西 0.1 0.87
9 996.1 1014.6 10.6 3.6 7.9 62 1.0 北北東 1.0 1.90 10 40.0
10 995.4 1013.7 13.8 3.3 7.7 49 0.9 西 1.0 2.66
11 994.8 1012.9 16.3 2.3 7.2 39 0.9 1.0 3.08
12 993.7 1011.6 18.2 1.7 6.9 33 1.3 1.0 2.82
13 992.8 1010.6 19.4 2.3 7.2 32 1.9 北北西 1.0 2.69
14 992.0 1009.8 19.7 0.7 6.4 28 2.2 1.0 2.33
15 991.6 1009.4 19.1 1.6 6.9 31 2.5 0.0 1.22 10 40.0
16 991.6 1009.5 18.1 2.4 7.3 35 3.2 0.0 0.63
17 991.3 1009.3 17.2 1.6 6.9 35 4.2 東南東 0.0 0.34
18 991.8 1009.8 17.1 3.4 7.8 40 0.8 東南東 0.0 0.13
19 992.3 1010.4 15.9 3.4 7.8 43 1.1 南西 0.0 0.01
20 991.8 1009.9 15.3 2.5 7.3 42 2.8 南東
21 992.5 1010.7 13.9 2.8 7.5 47 1.3 10 15.0
22 992.4 1010.7 12.9 4.1 8.2 55 0.6 北西
23 992.5 1010.9 11.8 4.1 8.2 59 0.5
24 992.4 1010.8 11.6 4.6 8.5 62 0.9

佐藤だんご屋 食中毒症状

山形の団子食べ118人が食中毒症状

山形市のだんご店が製造販売した団子や柏餅を食べた118人が食中毒症状を訴え、患者から病原性大腸菌「O157」が検出されました。

集団食中毒が発生したのは、山形市七日町の「佐藤だんご屋」です。

今月2日と3日に製造販売したしょうゆ団子や柏餅を食べた人のうち、10日正午までに118人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、25人が入院しました。入院患者のうち、10人は園児などの10歳未満ですが、重症患者はいないということです。

また、入院患者5人から病原性大腸菌「O157」が検出され、感染ルートを調べています。「佐藤だんご屋」では、今月2日と3日で団子823本、柏餅545個を販売していました。(10日20:45)

さとうだんご

118人が食中毒症状中、重症が25人 5人から病原性大腸菌「O157」ですか・・

山形県山形市七日町4-15-16

(有)佐藤だんご屋

社長 佐藤拓也

023-622-4304

謝罪し残念がる佐藤だんご屋社長…食中毒で

山形市七日町の菓子製造業「佐藤だんご屋」の団子などによる集団食中毒で、佐藤拓也社長(38)は17日、報道陣の取材に応じ、「多くの方に迷惑 をかけてしまい申し訳ない」と改めて謝罪した後、「いつも手洗いや消毒、手袋は徹底させていた。大きな事件に発展し、残念」と話した。

佐藤社長によると、今年2月末には、製造・卸業の営業許可の更新で、村山保健所が同店に立ち入り、手洗い場などを確認していたという。団子の成形や串刺しの作業は機械で行っており、「機械は一日の作業が終了した後、必ず消毒していた」と説明した。

また、O157が検出された従業員は、60歳代の佐藤社長の母親だと明らかにした上で、「母親は、団子にしょうゆだれや、ずんだなどを付ける作業 をしていたが、可食部を素手で触れることはなかった」とした。母親は、製造した団子は食べたが、食中毒症状は出なかったという。

(2011年5月18日12時20分  読売新聞)

店内で汚染5日間、被害拡大招く? 山形・団子食中毒で県調査

2011年05月18日 08:20
実況見分を終え、店舗から出てくる県警の捜査員=17日午後1時20分ごろ、山形市七日町4丁目
実況見分を終え、店舗から出てくる県警の捜査員=17日午後1時20分ごろ、山形市七日町4丁目

山形市の「佐藤だんご屋」(佐藤拓也社長)が製造、販売した団子などによる集団食中毒で、店舗内での汚染は計5日間にわたり、その間に継続して商品が販 売されていたことが17日までに、県の調査で分かった。県は「汚染が継続するのは異例」とし、被害拡大の要因となった可能性があるとみて、同日から国立感 染症研究所の専門家4人と共に本格的な汚染経路の解明に乗り出した。一方、県警はこの日、店舗の実況見分を行った。

県食品安全衛生課によると、食中毒の発生が確認されたのは5月2〜5日、休業日の6日を挟む7日の計5日間に製造された団子とかしわ餅。製造、販売したのは2日がかしわ餅330個、3日が団子616本、4日が団子135本、5日が団子72本、7日が団子66本。

同課によると、食中毒の原因は団子や餅の原材料の汚染ではなく、団子などの成形やパック詰めの作業工程で菌が付着した2次汚染の可能性が高いといい、 「作業者や調理器具に汚染原因があった場合、汚染期間は1日程度に限られる。汚染日数が5日間にわたるのは異例で、この点の解明などで国立感染症研究所の 専門家に調査協力を求めたい」としている。同研究所から専門家チームが県内へ派遣されるのは初めてで、2週間程度調査に当たる。

県による調査では、製造に当たった同店の関係者3人のうち1人から腸管出血性大腸菌O157を検出。汚染が長期間続いたこととの関係について、検出された菌の遺伝子検査も進めながら調査する方針。

同課によると、3〜7日に製造された団子を食べたのは少なくとも471人に上ることが確認されており、うち264人(17日正午現在)が食中毒を発症。 発症率は56%という。溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した山形市の70代男性、感染性胃腸炎・急性呼吸不全を発症した天童市の80代女性について は、17日も症状が重く「引き続き予断を許さない状況」という。

県保健薬務課によると、発症者の拡大は収束しているが、17日現在で団子を食べたO157感染者の家族ら13人への2次感染が確認されており、家庭内での衛生管理の徹底を呼び掛けている。

県警の実況見分は、同日午前9時半から午後1時すぎまで、社長や保健所職員の立ち会いの下で実施。社長からは団子の製造工程について説明を求めた。今後、感染経路の特定とともに衛生管理面で問題がなかったかどうかについて調べを進める。

BSE

牧草から微量セシウム検出 御代田町

5月17日(火)

 県農政部は16日、北佐久郡御代田町で9日採取した牧草を検査し、1キロ当たり10ベクレルの放射性セシウムを検出したものの、農林水産省が定め た基準値(乳牛と肉牛用は1キロ当たり300ベクレル、繁殖用などその他の牛用は同5千ベクレル)を下回り、「安全と認められる」と発表した。放射性ヨウ 素は検出されなかった。

東日本大震災による原発事故の後、県内で牧草に含まれる放射性物質を検査したのは初めて。独立行政法人農林水産消費安全技術センター(さいたま市)で調べた。

別の1カ所で採取した牧草の検査結果が週内に出る見込みで、県はそれまで県内での放牧と、3月11日以降に収穫した牧草を牛に与えるのを控えるよう求めている。

東日本大震災:牧草のセシウム、許容値下回る--10日採取分 /群馬

 前橋、高崎、館林の3市で4月26日に採取した牧草から暫定許容値(1キロ当たり300ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、県は16日、10日採取分は暫定許容値を下回ったと発表した。

県によると、検出された放射性セシウムの値は▽前橋130ベクレル(前回750ベクレル)▽高崎120ベクレル(同530ベクレル)▽館林110 ベクレル(同440ベクレル)。県は他に3地点でも検査しており、放射性セシウムの検出値は▽太田市・旧薮塚本町79ベクレル(同166ベクレル)▽同 市・旧新田町59ベクレル(同109ベクレル)▽富岡市32ベクレル(同80ベクレル)。

県は1~2週間に1度の定点調査を続け、今回も含め3回連続で許容値を下回れば国の基準により、10日以降に採取した牧草を飼料として使うことを認める。【喜屋武真之介】

毎日新聞 2011年5月17日 地方版

県西地域、育成牛など放牧可能に 放射性物質、牧草調査で基準値以下

(5月17日 05:00)

県農政部は16日、県西地域の牧草の確認調査結果について、放射性セシウムが1キロ当たり1070ベクレルで、育成牛、 繁殖牛などの基準値(1キロ当たり5千ベクレル)を下回ったため、給餌、放牧ができると発表した。放射性ヨウ素は検出されなかった。育成牛、繁殖牛などへ の給餌、放牧は県内全域で可能になった。乳用牛、肉用牛については基準値(同300ベクレル)を上回っているため給餌、放牧はできない。

県西地域の牧草は、5日に実施した定点調査で3480ベクレルのセシウム17 件を検出。基準値は下回ったが3千ベクレルを超えたたため、給餌、放牧には確認調査で再度、基準値を下回ることが求められていた。

乳用17 件、肉用牛への給餌、放牧解禁には、次回の定点調査で基準値を下回り、その後、地域内の3カ所で実施する追加調査でも下回ることが必要となる。

乳用牛、肉用牛は県東を除く、那須、県北、県南、県西の4地域で給餌、放牧ができない。

牧草の放射能汚染で放牧自粛の牛、70万頭に

飼料代負担や牧草の廃棄などに悩む高橋さん(千葉県いすみ市で)

東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の影響で、東北・関東7県の牧草から、規制値を超える放射性物質が相次いで検出されている。

農林水産省は牛乳や牛肉の汚染を防ぐため、約2万戸の畜産農家に対し当分の間、牛に牧草を食べさせないよう放牧自粛を要請。対象となる牛は70万頭に上り、必要な飼料代も総額年間500億円に上るとみられる。放射性物質を含む牧草の廃棄方法も決まらないままだ。

「飼料を買うとなると、1000万円以上のコスト増になる」。千葉県いすみ市で乳牛150頭を飼育する高橋憲二さん(47)は、刈り取って発酵させた60トンの牧草を前にため息をついた。

同市から4キロほど離れた市原市では4月28日、牧草1キロ・グラムから放射性セシウム1100ベクレルを検出。いすみ市の農家も県から「牧草を牛に与えないように」などと指導を受けた。

(2011年5月17日14時36分  読売新聞)

注意汚染牛肉全国に出回る

岡山県津山市汚染牛肉発見 津山市食肉処理センター(同市国分寺)で解体処理された福島県南相馬市産の牛1頭(約400キロ)から、1キロ当たり48ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。 5/3

南相馬市産牛から放射性セシウム、人体に影響なし 岡山県が国要請に基づき検査

県は13日、津山市食肉処理センター(同市国分寺)で解体処理された福島県南相馬市産の牛1頭(約400キロ)から、1キロ当たり48ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国が定める暫定規制値500ベクレルの10分の1以下で、県生活衛生課は摂取しても人体に影響はないとしている。

厚生労働省は福島第1原発から半径50キロ圏までに設定された計画的避難区域や緊急時避難準備区域内で飼育された1 件を解体処理する場合、放射性物質の検査を当該自治体に要請している。

今回県内に初めて持ち込まれ、12日に解体処理された牛肉の一部を県環境保健センター(岡山1 件市南区内尾)で検査。放射性ヨウ素は検出されなかった。

県生活衛生課によると、放射性セシウムの暫定規制値は、大人が胃部をエックス線検査した際に受ける被ばく量の86分の1程度という。

過去10年間の月別食中毒発生状況(平成13年から平成22年)|「食品衛生

食中毒発生状況(確定値) バックナンバー · 過去10年間の病因物質別食中毒発生状況(平成13年から平成22年) · 過去10年間の施設別食中毒発生状況(平成13年 過去10年間の月別食中毒発生状況(平成13年から平成22年). 昭和24年からの食中毒発生状況

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/…/h17_tsukibetsu.htmlキャッシュ – 類似ページ

BSEリスクへの防波堤として質的量的に輸入制限がかけられたアメリカ産の牛肉だが、オバマ政権はどうしても日本にアメリカンビーフを買わせたい腹のようだ。8日の新聞には、来日した米農務長官と赤松農水大臣との会談が報じられている。

「危険部位を取り除いた月齢20ヶ月以下の牛に限る」という日本側の輸入条件を、農務長官は「もうそろそろ柔軟的措置に移行できないか」と相談したようだ が、農水大臣は「科学的知見に基づいて安全が確認されるまでは、輸入制限の緩和をしない」という政府方針を回答したという。至極当然のことだろう。今後も 話合いを継続するというわけだが、オバマ政府は次の一手をどう打ってくるのだろう。

ところで、昨日のUSAトゥディにはアメリカ牛肉の気になるニュースが載っている。「汚染牛肉流通の危険」というリードで、最近発表された農務省の監査報告に関する話題である。

それによると、人体に有害な殺虫剤・抗生剤・重金属の残留が認められる牛肉などの市場流通の可能性が高くなっている現実があり、食料に含まれる危険物質の モニターという「安全確保のミッション」を農務省などの政府組織は完遂できていない。こうした食品を口にするアメリカ国民の健康被害も推定される状態であ れば、汚染物質の許容レベルの法制化が急がれると指摘しているのだそうだ。

食の安全に対する政府の検査体制は一本ではなく、家畜の検査は農務省の食品安全検査サービス局(FSIS)が実施する。サルモネラや大腸菌検査もFSIS の担当だ。化学物質検査は環境保全局(EPA)の担当、殺虫剤や汚染物質の人体許容レベルを決定する。さらに、食品医薬品局(FDA)は抗生物質などの薬 品の許容レベルを決定する。ところが潜在的リスク物質に対してはいずこも未対応のまま今まで過ぎているというのが現実らしい。

監査報告によると、2008年、メキシコは銅の含有レベルが規定量以上だという理由でアメリカ牛肉の輸入を停止したが、アメリカ自体にはそうした法制限が 存在しないため、メキシコから返された牛肉のアメリカ国内再販を阻止する力をFSISは発揮できなかったとしている。食品管理レベルは中進国以下というわ けだ。

そこで、農務省(FSIS)としては、FDA、EPAと横断連携して「有害物質が食品流通に入り込むことを防止する」指導的スタンスを取ると宣言したわけだ。衛生管理の進んだ「クリーン・アメリカ」のイメージとはおおきく異なる。

こうなると、若しBSEのリスクがゼロだと仮定しても、殺虫剤・抗生剤・重金属の汚染もフリーというお墨付きが得られるまでは、アメリカンビーフの輸入再開など大いに考え物だと日本人なら誰しもが言い切るのではなかろうか。政治的決着なんてのはまったく頂けない。

おりしも今日はアメリカの生物学者、レイチェル・カーソンの命日にあたる。1964年というからもう45年前のことになる。彼女の代表的著作はあの有名な「沈黙の春」。それこそ化学物質や農薬による環境汚染を告発した問題の本である。

「沈黙の春」から半世紀が経った今、彼女の予告はますます真実味を帯びてきている。

BSE汚染牛肉食べた女性、スーパーを提訴 米国で初


BSE(牛海綿状脳症)汚染のおそれがあり、回収の対象となった牛肉を食べてしまった米ワシントン州の女性(52)らが、販売したスーパーに対して損害 賠償などを求める訴訟を同州の裁判所に起こした。米国では昨年12月、BSEが確認された。米メディアによると、「12月のBSEがらみの訴訟は米国で初 めて」という。

訴えられたのは、食品スーパー「クオリティー・フード・センターズ」。訴えによると、女性は昨年12月22日と23日にスーパーで牛肉を買い、25日と 26日に家族にふるまった。スーパーは、米農務省が23日に出した汚染牛肉の回収命令を受け、24日に関連牛肉の販売をやめたが、購入者への回収通知は 27日になって店内に掲示を出しただけだったという。

女性は、スーパーの割引会員で、商品購入歴は店側にわかる仕組みになっていた。女性側は「買った相手が分かっているのだから危険を知らせるべきだった」と主張している。

(04/03/06 12:07)

米農務省、BSEで記録改ざんか 監察官が刑事捜査入り


米国で昨年末に初めて確認された牛海綿状脳症(BSE)の感染牛について、米農務省の記録が改ざんされていた疑いが浮上した。省内の事件に捜査権限を持 つフォン同省監察官は3日、下院で証言し、改ざんの有無と適切な対応だったかどうかについて、刑事捜査に入ったことを明らかにした。米国牛に対する当局の データ管理に改めて疑問を投げかけるもので、今後の捜査次第では、輸入再開に向けた日米交渉にも影響を与えそうだ。

AP通信によると、農務省に対する刑事捜査は、処分された時の感染牛の状態が焦点になる。昨年12月に確認された感染牛について、農務省は「歩行が困難な病的な牛」だったとしてきた。しかし、処理場関係者らの証言から、そうでなかったとの疑いがでていた。

下院の政府改革委員会では先月、関係者の証言をもとに「病的な牛ではなかった可能性がある」と指摘する書簡を、ベネマン農務長官に送っている。これに対して、長官は、農務省の説明に問題はなかったと反論していた。

感染牛の調査対象が「病的な牛」でなかった場合でも、「疑いがあれば病的な牛以外でも調べていたわけで、それ自体に問題はない」(スイスの農業専門 家)。しかし、米国産牛肉の輸入再開には日本と同等の全頭検査などが必要とする農水省では、「牛に関するデータ管理そのものが十分でないことを示唆するも のになる」と捜査の行方を注目している。

(04/03/04 11:57)

自治体がBSE対策の全頭検査を続けるワケ。「安全確保」ではなく、「消費者が望むから」

2009年3月30日

日本フードサービス協会も会員となっている「食の信頼向上をめざす会」(会長:唐木英明東京大学名誉教授)はこのほど、牛のと畜施設を持つ44都道府県に対し、全頭検査の継続の意向などを尋ねる調査を実施した。

全頭検査は、肉骨粉禁止、特定危険部位除去に並ぶBSE(牛海綿状脳症)対策の一つとされてきたが、若牛の感染を確認することはできないため、厚生 労働省は2005年に20カ月齢以下の検査を打ち切った。その後、厚労省は自治体が継続する全頭検査に補助金を拠出するも、「税金の無駄遣い」として昨年 7月末で終了。今、自治体は独自予算で継続している。

調査で明らかになったのは、全頭検査をやめると明言した自治体は1つもなかったということ。いずれも「継続するかは未定」と回答。国が、全頭検査は科学的意味がなく、税金の無駄遣いといいながらも、地方自治体が検査をやめようとしないのはなぜか。

全頭検査をする理由を「安全のため」と答えたのはわずか3自治体だったところをみると、残りの自治体は「全頭検査は安全確保につながらない」ことを 一応承知しているようだ。約8割の自治体が回答した理由は、「消費者が求めているから」というもの。つまり、「全頭検査をすれば、100%BSE感染牛が 見つかる」と誤解をしている消費者の意向をも尊重しようとする自治体の奇妙な姿勢が垣間見える。

しかも、約3割の自治体が全頭検査継続の理由を消費者に公表していないという。やはり、消費者の誤解に基づいて、不適切な安全対策を行っていること は、公表しづらいということか。今何より必要なのは、関係者が消費者の誤解を解くよう、積極的な努力をすることだろう。(この記事は『日経レストラン』 2009年4月号の掲載コラム「食の安心安全」を転載したものです)。

文=中野 栄子 (「Food・Science」)

  • 2004年9月13日、熊本県の食肉加工場に持ち込まれたメスの乳牛から国内12頭目(九州・沖縄地方では初めて)の狂牛病感染の牛が確認された。
  • 2005年6月3日、北海道で国内20頭目の感染が確認された。
  • 2006年1月23日、北海道別海町で国内22頭目のBSE患畜牛が確認された。
  • 2006年3月17日長崎県壱岐市で国内初の肉用牛でのBSE患畜牛が確認された(国内24頭目)。従来の感染例はすべて乳用牛だった。(陽性牛の詳細は、外部リンクの「BSE患畜」参照)
  • 2006年5月13日、北海道檜山管内今金町で飼育された5歳8カ月の乳牛が、BSE(牛海綿状脳症)に感染していたと、農水省が発表した。国内でのBSE感染が確認された牛は26頭目。
  • 2007年7月2日、北海道幕別町で飼育されていた雌の肉用牛がBSEへの感染していたと農水省が発表。国内33頭目。
  • 2008年3月24日、農林水産省は国内35頭目の牛海綿状脳症(BSE)の感染牛を確認したと発表した。その牛は、北海道留萌市の農場で飼育されていた7歳5か月の黒毛和牛の雄で3月17日に病死し、3月20日の一次検査で擬陽性と診断され、動物衛生研究所(茨城県つくば市)が確定診断した。牛は焼却処分された。

狂牛病対策には全頭検査がとても重要

狂牛病の原因は異常プリオンか?

1 狂牛病の原因が異常プリオンである場合。(現在の定説/異常プリオン説)

プリオン説を最初に唱えたカリフォルニア大学のプルシナー教授が、97年にノーベル賞を受賞している。

牛の特定危険部位(SRM)さえ除去していれば大丈夫。

(異常プリオンは牛のリンパ節のある部分や神経細胞に蓄積する、その他の場所には存在しないので、リンパ節のある部分や神経細胞を気をつけて除去。

解体時にプリオンが漏れて 安全な部分まで汚染されるので解体は手順通り厳格に行われなければならない。)

2 何か別の病原体によって狂牛病に罹った結果プリオンが発生していた場合。(仮説/プリオン足跡説)

特定危険部位(SRM)さえ除去していれば大丈夫という現在のBSE安全対策は成り立たなくなるとことになります。牛の筋肉や血液でさえ安全とは言えなくなります。

特定危険部位(SRM)にプリオン反応が出た牛は全て焼却処分する必要がある。

2の何か別の病原体によって狂牛病に罹った結果プリオンが発生しているという仮説(プリオン足跡説)は牛肉業者にとっては好ましくない仮説、つまり牛肉業者にとって不利益になる。

(なんとしても狂牛病の原因は異常プリオン説としておきたい?)

延髄閂部にプリオン反応が出た牛は全て焼却処分にするという国際的にはすこぶる批判の多い日本の『全頭検査』が、とても重要ということになってきます。(プリオン足跡説に立てば)あくまで足跡を見た上での判断ということにはなりますが、足跡が見つかった牛は一切食べないことで、仮にプリオンが病原体でなかったとしても、人体に病原体が入ってくる可能性はかなり確率で排除できると考えられる。

狂牛病はウイルスが原因か〜イェール大、プリオン説に異論

BSE(狂牛病)などほ乳類の脳疾患は、科学者らが考えてきたプリオンと呼ばれる奇形タンパク質が原因ではなく、ウイルスによって引き起こされる可能性があるという研究結果を、イェール大学の研究者らが発表。

イェール大の研究では、BSEに類似する2つの脳変性疾患に感染したネズミの神経細胞から、ウイルスのような分子が見つかった。感染していない細胞の中にそうした分子はなかった

(狂牛病ウイルス説は牛肉業者にとっては歓迎されない。)

だが、復員軍人医療センター分子神経生物学研究所のボブ・ロウアー氏は、「ウイルスのような分子が感染した細胞だけに見られるというのは、注目に値する。ただしそれは感染の状況証拠にすぎない。」

イギリスのジャージー島では牛は何も問題なかった、ところが30km離れたガンジー島では2%の牛が狂牛病にかかっていた。

2つの島は異なる飼料を食べていた。発症した島は肉骨粉を餌としていた。

発病した牛はすべて肉骨粉を食べていた。

1990年、英国の動物園で骨肉粉飼料を与えられていたライオン、トラ、ピューマ、チーターなどのネコ科の肉食動物やレイヨウなどの草食動物までもが感染していたことが明らかになっている。

英国政府は、1996年8月、すべての動物に対し骨肉粉の使用を禁止する措置をとった。以後、英国、ノルウェー、リヒテンシュタインで約100件の猫への感染が報告されている。

「狂牛病は、肉骨粉ではなく脳内の金属のアンバランスが原因」。これが、イギリスの有機酪農家マーク・パーディ氏の仮説。

マンガンの過剰摂取と銅の不足によって、脳内の金属バランスが崩れ、神経系統をつかさどるプリオンが、マンガンと結合するようになる。そして、紫外線エネルギーが、このマンガンを有害なものに変えることで、いわゆる海綿状脳症が引き起こされる。

狂牛病ドキュメンタリー2001年09月16日

異常なタンパク質(異常なプリオン)が正常なタンパク質(正常プリオン)を異常なタンパク質(異常なプリオン)に次々と変えていく。

異常なプリオンが体に入り込んで脳にまで到達し、発症するまで、牛の場合、潜伏期間2年から8年。

人間の場合もっとも短い場合で10年、20年から30年という説もある。

脳細胞が死に、スポンジ状になる。脳に無数の空洞ができる狂牛病。

ワクチン注射が原因かと思われたが、すべての牛が受けているわけではないので否定された。

農薬の影響も考えられたが、否定された。

イギリスのジャージー島では牛は何も問題なかった、ところが30km離れたガンジー島では2%の牛が狂牛病にかかっていた。

2つの島は異なる飼料を食べていた。発症した島は肉骨粉を餌としていた。

発病した牛はすべて肉骨粉を食べていた。

肉骨粉は食用にならない、くず肉だが、価格が安く、栄養価が高かった。

肉骨粉は当時年間40万トン生産していた。

1987年狂牛病発生のニュースが世界中に流れる。

イギリスでは1988年肉骨粉の使用を禁止したが、そのときすでに3千頭以上が感染。

1996年狂牛病は人間に感染する可能性があると発表された。

異常プリオンは牛のリンパ節のある部分や神経細胞に蓄積する、その他の場所には存在しない。

異常プリオンは熱湯で長時間煮沸しても、紫外線や放射線でも破壊されない。

90年代には異常プリオンが蓄積しやすい臓器を特定危険部位として解体の手順を厳しく規定。

解体の際に気をつけないとプリオンが漏れて 安全な部分まで汚染される。

狂牛病の危険度をEUが独自に鑑定する。

オーストラリアはレベル1 アメリカはレベル2 狂牛病発生国のイギリスとポルトガルはレベル4とされた。

日本は審査が大変なので、鑑定を拒否する。(審査を受けるメリットがないと判断したのか。)

狂牛病の原因物質はプリオンではないかもしれない?!

marugeki_fukuoka.jpg丸激第259回 [2006年3月17日収録]

もう牛肉を食べても本当に大丈夫なのか

ゲスト:福岡伸一氏(青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授)

プレビュー

今週の丸激は、狂牛病の病原体がプリオンであることがまだ十分証明されたわけではないというお話です。

プリオン説を最初に唱えたカリフォルニア大学のプルシナー教授が、97年にノーベル賞を受賞して(プリオンの呼称も教授の発明だそうです)、今や プリオンが狂牛病の原因であることが定説であるかのように幅を利かせていますが、実際は人類はまだプリオンのみを抽出することにすら成功していないそうで す。ということは、それを他の動物に移植した時に同様の病気が発症しなければならないとする『コッホの病原体三原則』がまだ確認できていないということに なります。まだ、プリオン病原体説は仮説の域を出ていないんですね。

もちろんプリオン及びその周辺物をマウスに注入すると、狂牛病と同様のプリオン病が発症するので、プリオンが何らかの形でこの病気と関わっている 可能性は非常に高いと思われるし、またプリオンが集中している特定危険部位を除去することで狂牛病への感染が著しく低減されるのも事実なので、狂牛病がプ リオンとまったく無関係であるとは思えない客観的状況は存在します。

しかし、福岡先生はプリオンが原因ではなく結果である可能性を排除すべきではないと説きます。つまり、プリオンが狂牛病の原因ではなく、何か別の 病原体によって狂牛病に罹った結果プリオンが発生するという可能性も考えておいて方がいいというのです。病原体そのものではなく、病原体の足跡である可能 性があるというわけです。純粋にプリオンだけを抽出できないということは、プリオンと一緒に別の病原体もマウスに注射してしまっている可能性があります。

とは言え、まだプリオン以外の、例えばウイルスとかバクテリアなどの病原体が一切見つかっていないので、これはあくまで仮説でしかありませんが、 その意味ではプリオンもまだ仮説の域を出ていません。プリオン説を前提に全ての対応を考えるのは危険というか、無謀という感じはします。何せ、ワクチンも 特効薬も治療法も無い、一旦罹患すれば、致死率100%の病気なわけですから。

もしプリオンそのものが病原体でないとすると、病原体がリンパ組織の中をグルグル回ってる可能性が排除できず(プリオンが蓄積する部位はリンパが 集中している部位でもある)、その場合は牛の筋肉や血液でさえ安全とは言えなくなります。つまり、SRMさえ除去していれば大丈夫という現在のBSE安全 対策は成り立たなくなるとことになります。

その一方で、延髄閂部にプリオン反応が出た牛は全て焼却処分にするという国際的にはすこぶる批 判の多い日本の『全頭検査』が、とても重要ということになってきます。(プリオン足跡説に立てば)あくまで足跡を見た上での判断ということにはなります が、足跡が見つかった牛は一切食べないことで、仮にプリオンが病原体でなかったとしても、人体に病原体が入ってくる可能性はかなり確率で排除できると考え られるからです。

これまで私自身も、プリオン病原体説の上に立った上で、「とは言え、まだわらかないことが多いので、予防原則的な措置が必要」との言い方をしてき ましたが、今回の丸激ではプリオンの専門家の福岡さんをお招きして、1)プリオンが病原体ではない可能性が排除できない理由、2)だとすると、現在の安全 措置は十分なのか、3)問題の本質は何なのか、などについて議論をしました。

BSE問題や食の安全問題全般を考える上での一つの指針にしていただければ幸いです。ビデオニュース・ドットコムではこれから少し重点的に食の問題を扱っていきたいと考えています。

<関連記事>

<米で三頭目のBSEか>

米農務長官「これは食品安全の問題でない」

「輸入再開の場合20ヶ月以下にとらわれるべきではない」ペン次官

食品安全委は何を評価してきたのか

このまま米国産牛肉の輸入を再開して本当にいいのか

March 19, 2006

日本国内では農水省が2001年9月10日千葉県で5歳の乳牛1頭に狂牛病の疑いがあると発表し、英国獣医研究所での検査で確定診断されました。以降、現在まで日本各地で30数頭以上が確認され、最近では発表もされなくなっています。

★対策としては輸入物の牛肉や牛肉加工品に手を出さないことです。

オーストラリア牛肉の農薬汚染

1987年、アメリカでDDT,ディルドリンに高濃度に汚染があるオーストラリア牛肉が見つかったことがあります。

日本でも、オーストラリア牛肉よりクロールフルアズロンという農薬に高濃度の汚染が見つかり、大手流通が取引停止にしたことがありました。原因は牛に綿花のからを食べさせていたためで、この綿かには害虫の脱皮抑制剤としてクロールフルアズロンを使用していたためでした。

アメリカ牛肉の女性ホルモン汚染

ヨーロッパでは女性ホルモンを含む畜産品を食べた子供の異常成熟がも問題となり、アメリカからの女性ホルモン汚染牛肉を輸入禁止にしています。アメリカはこれを不服として世界貿易機構WTOに提訴しています。

女性ホルモンは牛が早く肥り、脂肪がつきやすくなるように使われていますが、これが残留した市販の肉を食べている女児は初潮が早まり(正常では16才、現 在では9,10才が珍しくありません)、その結果、将来老化も速まり、寿命も短くなります。また乳ガンになる危険性も大きくなります。男児の場合は女性化 が起こります。

ボストングローブ紙のサイト 2009年11月2日付

E.コライ(O157)大腸菌感染した肉でニューハンプシャー在住者が死亡

先月マサチューセッツ州プリマスのキャンプ場で小学生や大人が汚染肉で発症した例があって以来、今度は大腸菌汚染した肉を食べたニューハンプシャー在住者(個人情報は不明)が死亡、汚染肉への不安は拡大している。

ニューハンプシャー保健福祉局は土曜日にこの死亡例について発表したが、この犠牲者の詳細な情報は公表されていない。 これは今回のニューヨーク州アシュビルにあるフェアバンクスファームズ社の50万ポンド以上の汚染牛挽肉リコールに関連した、最初に報告される死亡例と なった。当局によあると、他に二名のニューハンプシャー居住者がE.コライ(O157)大腸菌で発症しているという。

また先週、このケースとは別な同様のケースとして、ブロックトンにあるサウスショアミーツ社が牛肉を自主リコールしている。こちらは10月中旬、プリマス にあるボーンデールキャンプ場で肉を食べたロードアイランドからの20人以上の学童および大人達が発症したことを受けてのもの。後に キャンプから採取された挽肉はE.コライ大腸菌検査で陽性と出ている。

「大腸菌感染が2度発生したのは、ただ偶然の一致だった。」と、USDA米農務省の食品検査サービス部スポークスマンのアティア・カーン氏は言う。

本誌は本日、マサチューセッツ州保健局へ取材の電話をこころみたが、返答はなかった。

今回のリコールは、大手スーパーマーケットチェーンの店舗で購買された製品が対象となっている。

汚染牛肉製品は9月中旬に生産されており、各家庭の冷凍庫にまだ保存されている可能性が、大きく不安視されている。

フェアバンクスファームズ社は、顧客に対し、菌汚染された問題の製品が冷凍庫にないかどうかチェックするようアドバイスしている。

製品に関する質問のある人々は、同社のホットライン、電話1-877-546-0122(パッケージにも印刷されている)まで。

ユッケ用生肉、納入前に汚染?…流通経路に着目https://i1.wp.com/livedoor.2.blogimg.jp/itukawahikaru/imgs/6/4/64fc862d.jpghttps://i0.wp.com/img.news.goo.ne.jp/picture/kyodo/PN2011042901000930.-.-.CI0003.jpghttps://i2.wp.com/img.news.goo.ne.jp/picture/kyodo/PN2011050501000623.-.-.CI0003.jpghttps://i1.wp.com/livedoor.2.blogimg.jp/liberty7japan/imgs/f/2/f2eb57a5.pnghttps://i1.wp.com/blog-imgs-37.fc2.com/k/o/k/kokuzou/20110503074245e24.jpghttps://i0.wp.com/news22seiki.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_464/news22seiki/E5A4A7E5928CE5B18BTOP.JPG

https://i1.wp.com/www.asahi.com/national/update/0506/images/TKY201105060451.jpg

契約書なしで肉を納入…焼き肉店と加工卸業者

今回の集団食中毒事件では、富山、福井、神奈川の3県警と警視庁の合同捜査本部は、ユッケ用生肉が焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の各店舗に納入される前にO(オー)111に汚染されていた可能性があるとみて、流通経路に着目、衛生管理などについて調べる。

ユッケに使われた生肉は、和牛などのもも肉の塊(約500〜約600グラム)。食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京・板橋区)が、まず「さいたま 市食肉中央卸売市場」(さいたま市)と「川口食肉地方卸売市場」(埼玉県川口市)で骨や脂肪が付いた枝肉として購入。骨や脂肪を除くなどして小分けにし、 アルコール殺菌した後、真空パックに入れ、同チェーンの各店舗に直接納入していた。

(2011年5月8日09時54分  読売新聞)

Q35 腸管出血性大腸菌に感染するとどんな症状になるのですか?

 腸管出血性大腸菌の感染では、全く症状がないものから軽い腹痛や下痢のみで終わるもの、さらには頻回の水様便、激しい腹痛、著 しい血便とともに重篤な合併症を起こし、時には死に至るものまで様々な巾があります。しかし、多くの場合(感染の機会のあった者の約半数)は、おおよそ 3〜8日の潜伏期をおいて頻回の水様便で発病します。さらに激しい腹痛を伴い、まもなく著しい血便となることがありますが、これが出血性大腸炎です。発熱 はあっても、多くは一過性です。これらの症状の有る者の6〜7%の人が、下痢などの初発症状の数日から2週間以内(多くは5〜7日後)に溶血性尿毒症症侯群(HUS)や脳症などの重症合併症を発症するといわれています。激しい腹痛と血便がある場合には、特に注意が必要です。

Q36 血便があるのですが、腸管出血性大腸菌に感染したのでしょうか?
 血便の原因には、腸管出血性大腸菌等の腸管出血性大腸菌感染症以外にも、細菌性赤痢などの他の感染症、腸重積、大腸がん、ある いは痔疾(ぢ)など、さまざまな原因があります。原因を調べるためには、医療機関で検査を受けることが必要です。血便は重要な注意信号の一つです。腸管出 血性大腸菌感染症だけを恐れるのではなく、症状があるときには医師に相談してください。

Q37 HUSって何ですか?

 HUSとは溶血性尿毒症症侯群(Hemolytic Uremic Syndrome)の略です。様々な原因によって生じる血栓性微小血管炎(血栓性血小板減少性血管炎)による急性腎不全であり、(1)破砕状赤血球を伴っ た貧血、(2)血小板減少、(3)腎機能障害を特徴とします。HUSの初期には、顔色不良、乏尿、浮腫、意識障害などの症状が見られます。HUSは腸管出血性大腸菌感染の重症合併症の一つであり、子どもと高齢者に起こりやすいのでこの年齢層の人々には特に注意が必要です。

Q38 腸管出血性大腸菌は人からうつるのですか?
 腸管出血性大腸菌の感染は、飲食物を介した経口感染であり、菌に汚染された飲食物を摂取したり、患者の糞便に含まれる大腸菌が直接または間接的に口から入ることによって感染します。腸管出血性大腸菌は100個程度の菌数でも感染すると言われていますが、感染するのは菌に汚染された飲食物を摂取したり、患者さんや無症状病原体保有者 (以下、「患者さん等」と書きます。)の糞便で汚染されたものを口にした場合だけで、職場や学校で話をしたり、咳・くしゃみ・汗などでは感染しません。ヒトからヒトへの感染を予防する基本は手洗いです。排便後、食事の前、下痢をしている子どもや高齢者の排泄物の世話をした後などは、せっけんと流水(汲み置きでない水)で十分に手洗いをしましょう。空気感染や接触感染をするものではありません。誤った知識から腸管出血性大腸菌の患者さんなどが差別や偏見を受けることのないように気を付けましょう。

「成功者」勘坂康弘社長のインタビュー

2011/05/05 09:33

勘坂康弘

出典www.foodrink.co.jp

勘坂康弘

株式会社フーズフォーラス・代表取締役社長

・富山県高岡市出身/1968年8月18日生まれ

・金沢経済大学経済学部 卒業

1968年8月 富山県高岡市 誕生

1975年3月 こばと幼稚園 卒園

1981年3月 高岡市立野村小学校 卒業

1984年3月 高岡市立芳野中学校 卒業

1987年3月 高岡第一高等学校 卒業

1991年3月 金沢経済大学経済学部 卒業

1997年5月 「焼肉酒家えびす」を高岡市大野地内に開店

1998年9月 有限会社フーズフォーラス設立

2000年12月 株式会社フーズフォーラス設立

2010年末  北陸3県と神奈川県に「焼肉酒家えびす」20店舗展開

勘坂康弘社長

1968年8月 富山県高岡市に産声を上げる

1992年3月 金沢経済大学経済学部を卒業

1997年5月「焼肉酒家えびす」1号店を高岡市にオープン

1998年9月 有限会社フーズフォーラム設立

2000年12月 フーズフォーラムを株式会社化させる

2010年12月 北陸三県と神奈川に「焼肉酒家えびす」を

20店舗展開

外食Bizというサイトで「成功者」である勘坂康弘社長のインタビューを見つけたので、抹消される前に引用した。

2011/05/05 09:30

http://www.gaisyoku.biz/pages/entre/lecture/foodsforus_01.cfm

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新春特別講義 強力なチームづくりが、幸せな人生を実現する 〜

「えびすストーリー」執筆中

株式会社フーズ・フォーラス 勘坂康弘氏

北陸を中心に 「 焼肉酒家えびす 」 を展開する 株式会社フーズ・フォーラス 。『 すべてのお客様に 「 愛 」 を、店舗スタッフへ 「 感動 」 を、「 愛と感動 」 のレストランチェーン 』 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と理念、ビジョンを明確に打ち出し、強烈なリーダーシップを発揮し飲食企業経営を推し進める勘坂康弘社長。今回は飲食店経営に必要な理念、ビジョンとその 実現のために必要なことについて勘坂社長のお話をお伺いした。

【起業のためのネット講義第1回】

“サービス業”で勝負する!

実は、起業をするまで飲食業で働いた経験はなかったのです。ですから、「 何で創業しようか?」 と本当に色々悩みました。創業したのが28歳ですが、起業を決意したのが23歳、5年間も悩み抜いたことになります(笑)。もちろん天井をじーっと見つめ ていただけではなく、行動は起こしていました。

大学卒業後は2年間、商社で働きました。その後3年間事業選定をして起業することになるのですが、起業するにあたって、考えていたのは 「 自分が楽しいと思える事業をやろう 」 そして 「 ある程度大きな会社に育てたい 」 ということでした。

学生時代にディスコでアルバイトしていました。今の若い方はジュリアナがぎりぎりだと思いますが、我々はマハラジャ世代でした。いわゆる黒服のアルバイト だったのですが、お客様に目一杯サービスをすると 「 今日は楽しかったわ 」 などと言われて笑顔で帰られるのですね。お客様が凄く喜んでいただくのを見る度に、こちらも楽しい気分になる。「 おっ、彼女たちは俺のファンになったんじゃない?」 などと、ほとんどナルシストの世界ですね(笑)。

学生時代の楽しかった思い出からサービス業にしようとターゲットを定め、規模の大きい外食産業なら多くの上場企業もありますし、大きな企業に育てることができると考え外食企業を立ち上げることに決めました。

外食企業と決まれば、次は業態です。サービスを活かすことができて、ある程度の単価をいただけるのは何かという観点から業態を決めようと考えました。商社 を退社後に業態選定のために半年ほど東京に行きました。たまたまといいますか、タイミング良くといいますか、当時牛角や焼肉さかいが出始めた頃だったので すね。これは行けるんじゃないかと思いました。

実は頭の中にぼんやりと 「 焼肉屋 」 があったのです。学生時代に友人の父親に焼肉屋に連れて行ってもらったのですが、「 こんなに美味い食い物があるのか 」 と感動したことがあったのです。「 焼肉ってこんなに高い食い物なのか 」 と逆の感動もしましたが(笑)。私自身肉が大好きでしたし、リーズナブルに提供できれば絶対いけると思いました。焼肉は単価が高い店が多く、牛角などが出 始めたとはいえまだ後発でもいけるだろうと考え、焼肉業態にしようと決めました。

資金調達は自力でやりました。東京から戻ってきてから地元の工場への派遣で2年半ほど働いて1000万円ほど貯めました。お金を貯めるのは非常に簡単なこ とで、使わなければいいんですよ(笑)。月に30万円貯めれば2年半で900万円貯まるじゃないですか。それまでの貯金に車を売った代金を加えれば 1000万円になるんですよ。

当時は手取りで32〜33万円くらいだったと思いますが、その内30万円を貯蓄に回していたんです。正直、私の場合は環境に恵まれていたと思います。両親 と同居していましたので、多大なる協力をしてもらいました。朝夕食は自宅で、昼食は弁当をつくってもらっていました。飲み物も水筒を持っていっていました から、2年半の間コンビニにも入りませんでしたね(笑)。

よく 「 起業するために苦労されたでしょう 」 と聞かれるんですが、私は苦労したと思ったことが1度もないんですよ。遊びたい盛りの若い時でしたが、最短で1000万円貯めるという目標がありましたか ら。もちろんお金を使えるほうが気持ちが良いですが、” 今日は1円も使わなかった ” ” おっ今日で1週間1円も使わなかった ” というのも結構気持ちが良いもんなんです(笑)。なんだかゴールに向かってちゃんと進んでいるなと実感ができるんです。これは、起業を目指す方へのメッ セージなのですが、『 目標のゴールは短い方が良い 』 ですよ。当時の生活も2〜3年が限度で、さすがに5〜10年先の話になるとかなり厳しかったと思います。当時を振返っても苦労どころか楽しかった思いのほ うが強いですね。

今、「 当時の生活をしろ 」 と言われたら・・・。できなくはないと思いますが、やっぱり嫌ですね(笑)。

【起業のためのネット講義第2回】

自分たちのために、お客様のために

1997(平成9)年5月に1号店となる 「 焼肉酒家えびす 」 高岡南店を富山県高岡市に開店し、翌1998(平成10)年9月に有限会社フーズ・フォーラスを金沢に設立しました。そして2年後の2000(平成12) 年12月に資本金を1000万円に増資して、株式会社化しました。

社名を決める時は悩みましたね。2〜3ヶ月悩んだんじゃないかな。言葉の使い方って大事ですよね。名が体を表すといいますから。フーズ・フォーラスを英文 にすると ” Foods For us ” つまり私たちのためという意味です。私が何故この会社をつくったのかというと、それは自分の人生の目的を達成するためです。それは何かといいますと”一度 しかない人生なんだから幸せに生きて行きたい”まさにこれなんです。これこそが私の人生のミッションなんです。自分自身が幸せになるために会社を興して、 輝かしい、素敵な人生を仕事というものを通して具現化したいと思ったわけです。ただし一歩下がって見つめ直すと私一人じゃ大したことができないことに気付 きました。会社を大きくしていくためには私に関わる人、わが社に関わる人にも支えてもらわなければいけない。であるならば、こういった人たちもやはり仕事 を通して、会社を通して自分たちの人生の幸せを実現して行こうじゃないかという意味合いから “ For us ” と名付けました。簡単に言うと”私たちがこの会社を使って、会社を通して自分の自己実現をしていこう“という意味なのです。

一方で 「 えびす 」 という店名は・・・、特別深い意味は無いんですよ。無いのだけれどもやっぱり2〜3ヶ月悩みましたかね(笑)。「 えびす 」 って語呂がいいじゃないですか、非常に呼びやすいし、ロゴにしてもわかりやすい。もう一つはえびす様は豊漁の神様、商売繁盛の神様ですよね。この2点から 店名を決めました。

起業するにあたって、「 ある程度大きな会社に育てたい 」 とお話しましたが、飲食店の場合やはりチェーン展開をして多店舗化を図ることだと思います。創業時には具体的な店舗数までは考えていませんでしたが、現在 は出店目標として2020年度までに300店舗にしたいと掲げています。それを実現するために必要なことは、経営者自ら学んでいくことと経営理念を明確に し、全ての従業員が理解し行動することだと思っています。

まず私個人の話をしますと、10数年前からペガサスクラブに行ってチェーンストア理論を学びました。それからロイヤルホストで副社長をされていた井上フードビジネスコンサルタンツの井上恵次先生のコンサルも10年以上受けています。

井上先生の指導を受けながら経営理念の重要性を学びました。

フーズ・フォーラスの仕事を通し、

私たちの物心両面の幸せ実現のため、

全てのスタッフが全てのお客様の喜びのために

行動できる個人、チームを目指します

これが当社の経営理念です。簡単に言いますと、先ほどの社名と一緒で、会社を通して自分たちの幸せを実現して行きましょう、その幸せは物心両面、つまり精 神的なものだけではなく物理的な幸せも実現するものですよ。自分自身が幸せになるためにはお客様の喜びのために行動できる人になることですよ。さらに店舗 は一人だけでは運営できないから、店舗スタッフ全員がお客様の喜びのために行動できる、つまりチームとして行動できるようにしましょうということです。

飲食店で重要なことはお客様に喜んでいただくということだと思っています。お客様の喜びをつくれる個人であれば、チームであれば、私たちは必ず会社を通して、仕事を通して物心両面で幸せになれると確信しています。ですから経営理念となりうるのです。

【起業のためのネット講義第3回】

理念、基準、評価のサイクル

チェーン展開を目指す起業家の方へアドバイスさせていただきます。チェーン展開をする場合に重要なことは経営者の思いを全てのスタッフとの共通認識とする ことです。スタッフには社員だけではなくキャスト、当社ではアルバイトのことをキャストと呼んでいるのですが、も含まれます。

経営理念は、経営者の思いを言葉にしたものですが、これを全てのスタッフ間の共通認識とするために当社で行っていることをお話します。

理念を明確にしたら、次にその理念を具体的な行動に落とせるようにします。行動の標準化をおこなう。要は行動基準をつくることですね。行動基準はマニュア ルで表現することが出来ます。多くのチェーン企業ではマニュアル化まではできていると思いますが、重要なことは、この行動基準に対する評価を適正におこな うことです。評価が明確に分かるようなマネージメントの仕組み、評価制度をつくることです。理念、行動基準、評価制度というサイクルを回していくことを 行っています。私が感じているところではチェーン店でうまく行っていないところは理念倒れになっているところが多い気がしています。

当社がやっていることを具体的にお話しましょう。

当社では、理念に沿った行動基準をSTP(Stage up Training Program)というマニュアルに落とし込んで運用しています。これはポジションごとにステージを分けてどのような行動をしたらいいのかを具体的に表現 したマニュアルとなっております。結構細かく分けていますので10数冊あります。1冊は薄いですけれど、中身は意外と濃いんですよ。

サーバー担当者であれば、サーバーの動き、挨拶の仕方、使う言葉も全て決まっています。例えば、ドリンクをお出しする際には、「 生ビールをお持ちいたしました。ありがとうございます。」 と一言の言いながらお客様と ” アイコンタクト ” をしましょうとか結構細かく記述しています。

そして、マニュアルの最後には認定という項目があります。これが評価に当たります。マニュアルという行動基準に対して各自がどのくらい理解をして行動できているかを評価します。認定には60数個の項目があって、認定率を算出して評価につなげていきます。

このマニュアルは外部につくってもらったわけではなく、全て自社でつくりあげました。例えばサービスのマニュアルは、感じの良い子を選出してつくりました。といっても良くわからないですよね(笑)。

感じの良い子にサービスしてもらうとお客様は喜んでくださいますよね。感じの良い子は何故感じがいいのかというと、感じの良い行動をしているだけなんです よ。じゃあ感じの良い行動とはどういう行動なのかを分析してマニュアル化すれば皆が感じの良い行動ができるようになると考えました。

感じの良い子をどの様に選んだかというと、社内でサーバーの ” 笑顔コンテスト ” というのをやったのです。賞金総額20万円で(笑)。選出方法はいたってシンプルでお客様からのアンケートで最多得票数を得た人が1位で1000票余りの 得票がありました。このトップの子が 「 何故感じがいいんだ 」 と徹底的に分析をして、文章にまとめて行動できるように落とし込んだのです。その一つが、「 コーラでございます 」 チラッ、「 生ビールでございます 」 チラッとアイコンタクトをするという事だったんですね。ここまで大げさにはやりませんが(笑)。このように ” 感じが良い ” ” 人気が出る ” 所作であったり、会話をマニュアル化したのです。

飲食店をやるなら、私たちはお客様を絶対に喜ばせよう、お客様に 「 あなたに会えて良かった 」 と言っていただけるようなレストランにしようというのが理念、経営理念じゃないですか。ではどうやってお客様に喜んでいただくのかという行動基準を文章に 落とし込んだのがSTPマニュアルです。STPマニュアルに沿った行動が取れているかと評価するのが認定制度で、この認定制度というのはインセンティブ、 つまり給与に直結している制度にしているのです。

【起業のためのネット講義第4回】

経営者の仕事は従業員教育

飲食店スタッフの行動についてもう少し話を続けましょう。皆さんは 「 鏡の法則 」 と言う言葉をご存知でしょうか?鏡を見て笑えば、鏡の中の自分も笑っていますよね、鏡を睨みつければ、鏡の中の自分も睨んでいますよね。鏡の法則というの は、「 人生の中で起こっている出来事は、人生を映し出す鏡である 」 という法則のことです。つまり、私たちが心の中で思っている気持ちがそのまま現実の出来事に反映されるということなのです。例えば、いつも幸せな気持ちで いれば、現実でも幸せな出来事が起きるということになるというのです。

当社の場合は、自分たち自身が物心両面で幸せになりたいのであれば、自分たち自身がいつも幸せな気持ちでいられるようにお客様に喜んでいただくための行動を心がけましょうという事になるのです。

お客様に喜んでいただく行動を裏付けるものがSTPマニュアルであり、実現できているかを裏付けるのが認定制度なのです。

これから飲食店を立ち上げようとされている起業家の皆さんに申し上げたいのは、飲食店の経営者はやることが多岐に渡りますが、その中でも従業員教育は経営 者にとって重要事項の一つだという事です。私が従業員教育に命を掛けているといっても決して過言ではありません。お店を評価されるのはお客様です。経営者 が一人で気張っても、店舗のスタッフが同じ考えで行動してくれないと評価を得ることは困難です。全スタッフが認識を共有化するためには従業員教育は欠かせ ない仕事なのです。

従業員教育のやり方は各社各様ですが、当社の場合には行動基準となるSTPマニュアルがありますので、最低限そこに書かれていることをやりきろうという事 を全社員の前で話しています。もちろん一人では大したことができません。チームとして、キャストを含めたメンバー全員が理解して、行動しなくてはいけない よという事を月1回の集まりの場で口を酸っぱくするほど徹底しています。

このように社員に対しては、全員行っていたのですが、キャストに対しては直接話をしていなかったのです。これからはキャストにも、より店舗運営に関わって もらわなくてはいけないと思い、キャストに対する講習会を一昨日の土曜日(2010/11/13)初めて開催したばっかりなのです(笑)。

各店から2〜3名ずつ、自薦で参加してもらいました。全員でないのは、このキャストたちがエバンジェリストとして、要は伝承者として各店のキャストに対し て伝えてくださいというプログラムなのですが、かなり熱く1時間に渡ってしゃべりましたね(笑)。これからはキャストも巻き込んでさらに強い集団につくり あげて行きたいと考えています。

従業員教育というのは、心をつくりあげていくことだと考えています。経営者としての自分の思いが基本的に形になっていく。そこが楽しいんじゃないかなと思 います。自分自身、一人で出来ることは大したことではないのでチームとして強い集団をつくりあげたいとの野心というか志がありましたから、徐々にですが段 々良い形に皆がなってきているのを見ると嬉しいですよね。

【起業のためのネット講義第5回】

日本一の伝説となるレストランチェーンを実現

よく 「 勘坂君は成功したよね 」 と言われるんですが、正直自分が成功しているかどうかは微妙だと思っています(笑)。ただ目指す方向に近づいていっているのは確かです。我々には、将来展 望つまりビジョンとして 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 を掲げています。日本一輝く企業を目指そう、日本一歴史に残るような会社を目指そうということです。

そのためには、優秀な人材を育成して、働き続けてもらう。ですから当社は飲食業では珍しいかもしれませんが終身雇用制を堂々と謳っているんです。ですから 当社で働くことによってより輝いた人生を送ってもらえるような会社にしたいと思っています。もちろん独立することでより輝いた人生を送れると思うならそう すれば良い。でもこのビジョンを一緒に達成して行きたいと考えております。

ビジョンについてもう少しお話します。『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と掲げてもそのための行動指針が無ければ絵に描いた餅になってしまいます。そのために 「 商品力で日本一!!」 「 接客サービス力で日本一!!」 「 店長の平均年収で日本一!!」 という3つのミッションを課しています。さらに2014年度までに東証マザーズに上場して2017年度までに東証一部に上場、2020年度までには300 店舗出店して行きたいと考えています。

商品力で日本一!!

100円えびすなどのスーパープライスを実現!!

「 何で安い値段でできるの?」 と聞かれるんですが、それは、安くしようと思っているからです(笑)。安くするには色々と方法がありますが、価格と味のバランスは忘れてはいけません。「 焼肉酒家えびす 」 の場合は食材を使い分けることによって実現しています。例えば牛肉。牛肉は国産牛とオージービーフだとやはり国産牛の方が美味しいです。だから国産牛を 使っています。ホルモンも和牛とUSビーフでは味が全然違うのです。ですから例え原価率が50%かかっても和牛なんです。それに対して、豚肉とか鶏肉は国 産と外国産を比べても味の違いがほとんど無いのです。だから外国産でいいのです。

接客サービス力で日本一!!

愛と感動のあるえびすストーリーを実現!!

寝ていたら幸せになれない、だから我々はお客様の喜びのために頑張って、本気でやっていかなければならないのです。それもチームで、キャストも含めて全員 です。30人いたら30人全員が、お客様が喜ぶために命をかけてやる集団にする。一人の例外も作らないぞというのが信念です。30人強のそういった店が 300店舗あったら10,000人じゃないですか。10,000人が全員 「 ようし、今日もお客様を喜ばすぞ 」 という集団になったらそれだけで伝説のレストランじゃないですか。その様なチーム、店舗にしたい。これが300店舗できることが私たちのいう伝説なんです よ。

店長の平均年収で日本一!!

入社2年、24歳で店長昇格、平均月収50万円以上可能!

これはご覧の通りです。店舗スタッフにも 「 感動 」 を与えられる会社にして行きたいと考えております。

最後にこれから飲食業で起業を考えられている皆さんに申し上げたいと思います、何のために起業するか、何故起業したいのかを明確にしてください。” 何のため ” にやるんだということがないと挫折をした時に再び立ち上がることが難しいと思います。「 俺は儲けたいんだ!」 でもいいです。だけどそれだけだと1店舗流行ったら燃え尽きてしまう可能性があります。儲けたいにプラスアルファ何かが必要です。例えば人に何をどのよう な形で貢献するんだそういったことが必要だと思います。私も店長クラスの社員に 「 仕事は自分のためにやりなさい。だけれどそれだけじゃ誰もついてこないよ。」 と言っています。自分の目的、それにプラスアルファ何かが必要だと思います。

是非良いお店を作り上げて下さい、そして一緒に飲食業を盛り上げて行きましょう!

文: 齋藤栄紀

増加してきたカンピロバクター食中毒の実態と制御

財団法人東京顕微鏡院 理事、 麻布大学客員教授

獣医学博士 伊藤 武

新たな食中毒菌への正しい理解を

ほとんどの細菌性食中毒が減少傾向にあるにもかかわらず、1983年に新たな食中毒菌として指定されたカンピロバクターは、患者数が少なく小規模化していながらも、近年、発生件数が増加の一途をたどる重要な食中毒菌です。

本菌のこうした特徴を理解し、カンピロバクター食中毒の微生物制御対策を考えていかなければなりません。

カンピロバクターの特徴

カンピロバクターは、サルモネラ、O157など代表的な食中毒菌と様々な点で大きく異なります。

  • 形態が螺旋系であること
  • 酸素が3~15%含まれる微好気的条件で発育し、大気中や嫌気的な環境では発育しない
  • 大気中では死滅しやすく乾燥にも極めて弱い
  • 従来の食中毒菌の発育可能温度は10~46℃だが、カンピロバクターは31~46℃

こうした特殊性から、カンピロバクターは家畜や家禽、あるいは人の体内や腸管内の限られた環境でしか発育・生存できず、通常の食品内では増殖できません。しかし感染菌量が100個程度と少ないことから、食品を汚染した菌量で、人は食中毒を起こすことが考えられます。

また、環境条件により菌体が螺旋系から球形に変化し、球形化した菌体は培養が不可能となります。そのため、これまでの常識では球形化した菌体は死滅 したとしてきましたが、球形化した菌体を実験動物や発育鶏卵に接種すると元の螺旋系に戻り、増殖が可能になるとする報告がなされてきました。

現在、カンピロバクターが生きていくための解決策としての球形化や、環境適応性に関す研究が進められつつあります。

カンピロバクターが下痢症の原因菌であることが明らかにされて以降、世界各国で本菌の検査が実施され、下痢症患者の10%~20%から検出されることが判明しました。特に小児・学童の主要な原因菌となっています

国内では、1983年に元厚生省がカンピロバクターを食中毒菌であると認識し、食中毒統計に計上されるようになりました。

カンピロバクター食中毒発生状況

図1:カンピロバクター食中毒の発生件数と患者数

図1:カンピロバクター食中毒の発生件数と患者数

この統計によれば、カンピロバクター食中毒の発生件数(患者数2名以上の事例)は1996年以前と以後では大きく変動し、前者では年間20~50件 を推移、後者では年とともに発生件数が増加し2005年には年間200件以上にもなりましたが、2007年では143件とやや減少しています。

患者数は、1996年以前では大規模発生が多く見られ、年間5000名以上を記録しました。それ以降は、発生件数の増加にもかかわらず年間2000~3000名に留まっています(図1)

カンピロバクター食中毒発生の原因施設

1980年代では学校、事業所、寮の給食が約32%を占めていましたが、現在では0.9%に過ぎません。対して、1980年代では約13%だった飲 食店での事例が、現在では約65%を占めています。また、学校での調理実習による事例が繰り返し発生し、過去6年間で17事例認められたことにも注目すべ きでしょう(表1)。

表1:カンピロバクター食中毒の原因施設2002~2007年(患者数2名以上)
原因施設 発生件数
飲食店 604(65.7)
旅館 42(4.6)
学校 給食 2
調理実習 17
その他 21
事業所・給食 5
保育所 5
高齢者施設 1
宿舎・寮 10
家庭 14
その他 29
小計 750
不明 169
919

カンピロバクター食中毒発生の原因食品

カンピロバクターは牛、豚、羊、山羊の腸管内に高い確率で保菌されていますが、これら市販食肉からの汚染率はそれほど高くありません。

しかし、鶏、ウズラなどの家禽での保有率が極めて高く、市販鶏肉の汚染率が50%以上であることから、カンピロバクター食中毒の原因食品として鶏肉やササミなどの生食が多いと言えます。

過去5年間の事例でもササミなど鶏肉の生食が85件と多く、鶏や牛レバーも注意が必要です。鶏肉料理、焼肉・バーベキューでは、加熱不足や過熱後の二次汚染が考えられます。

カンピロバクターのリスク低減対策

カンピロバクター食中毒の原因食品として鶏肉やその生食が多いことから、生産段階であるプロイラー養鶏場、食鳥処理場、鶏肉加工場、飲食店、集団給食施設、消費者の各段階におけるリスク低減対策を推進しなければなりません。

また、食鳥処理工程での汚染が極めて高いことから、本施設での脱毛、内臓摘出、冷却、カットなど各工程の高度な衛生管理の早急な構築、さらに、ササ ミやレバーなどの生食による事例が多いことから、食鳥処理場での生食用鶏肉の解体工程の衛生管理や飲食店での生食肉の取扱いを含めた、生食用の規格基準の 制定が必要になるでしょう。

また、最も発生件数が多い飲食店においては鶏肉の適切な保管と、ドリップ、包丁やまな板、手指などからの二次汚染防止対策、鶏肉料理の加熱(75℃、1分以上)の厳守が求められるでしょう(表2)。

表2:カンピロバクター食中毒の原因食品2002~2007年(患者数2名以上)
原因食品 発生件数
鶏肉とその料理 ささみなど 85
鶏レバーなど 36
生鶏肉 6
鶏肉料理 81
焼肉・バーベキュー 58
焼鳥 5
牛レバー 25
飲料水 5
その他 0
小計 309(33.6%)
不明 610(72.4%)
919

麻痺性疾患との関連にも注意

カンピロバクターは、感染後1~2週後に運動麻痺を主微とするギラン・バレー症候群を併発することがあり、急性期の治療が適切でないと死亡すること も稀ではありません。国内ではギラン・バレー症候群の約40%がカンピロバクター感染症を原因としていると考えられています。カンピロバクターは麻痺性疾 患との関連もある重要な病原菌であることを再認識し、感染防止対策を講じなければなりません。

お問合せ財団法人 東京顕微鏡院 食と環境の科学センター 営業部〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町44-1 イマス箱崎ビル4FTEL:03-3663-9681/FAX:03-3663-9685

肉のお刺身、加熱不足の食肉による腸管出血性大腸菌(O157)感染症に注意しましょう!

印刷用ページを表示する 更新日:2010年6月7日更新

肉のお刺身、加熱不足の食肉による腸管出血性大腸菌(O157)感染症について

平成21年度の腸管出血性大腸菌(O157等)感染症の患者数は、111人(大分県)で、新型インフルエンザで手洗いなどが勧奨されたにも関わらず過去5年間で一番多くなりました。

そのうち、北部保健所管内の患者さんは11人(すべてO157)で、肉のお刺身、加熱不十分の食肉を食べていました。

下図の右側は、腸管出血性大腸菌O157の写真です。

このばい菌は毒性が強く(注1)、わずかの菌量(100個前後)で患者は激しい腹痛と大量の新鮮血を伴う下痢を引き起こして、重症のときは溶血性毒症性症候群を併発して、意識障害に陥ることもあります。

食中毒予防のため、食肉は生食を避け、十分火を通すようをお願いします。

大分県の腸管出血性大腸菌患者数のグラフO157の写真

注1)ヒトでは、1億~30億個の食中毒菌が食中毒を引き起こしますが、O157は例外で100個前後で発症します。つまり、一般的な食中毒菌より100万倍も強い毒性があると言えます。

関係情報

担当課

大分県北部保健所

衛生課(食品衛生・薬事班)

電話番号:0979-22-2210(代表)

〒871-0024 中津市中央町1丁目10番42号Tel:0979-22-2210(代表)Fax:0979-22-2211

焼き肉店店舗数 [ 2006年第一位 石川県 ]

2010-12-3
焼き肉店店舗数 [ 2006年第一位 石川県 ]
北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
平成18年の事業所・企業統計調査から焼き肉店店舗数ランキング。事業所・企業統計調査には詳細な分類に基づく事業所数が都道府県別に掲載されており、ここでは「焼き肉店」の事業所数を比較している。

事業所・企業統計調査

  事業所・企業統計調査は、我が国すべての事業所を対象として行われる国の最も基本的な統計調査の一つです。この調査は、我が国における事業所及び企業の産 業、従業者規模等の基本的構造を明らかにするとともに、国や地方公共団体における各種行政施策の計画、立案のための基礎資料を得るほか、事業所及び企業を 対象とした各種統計調査実施のための母集団情報としての事業所及び企業の名簿を作成することを目的としています。

※事業所・企業統計調査は、平成18年の調査を最後とし、平成21年から経済センサスに統合しました。

なお、平成21年経済センサスの結果は現時点では公表されていないので、最新データである平成18年のデータをもとに比較している。

焼 き肉店は全国に21,146軒あり、人口10万人あたり店舗数は16.64軒。人口10万人あたりの飲み屋が最も多いのは石川県で29.97軒。2位以下 は福井県、鳥取県、大阪府、岐阜県と続いている。ジンギスカンで有名な北海道は8位。最も少ないのは沖縄県で8.18軒。全国平均の半分以下だ。

分布図を見ると石川県、福井県を中心に、本州中央部に焼肉店が多く、関東以北で少ない。相関ランキングには強い相関を示すものはなく、社会的な因果関係は見つけられなかった

O111(オー いちいちいち、Escherichia coli O111:H-)は、O抗原111番の大腸菌である。ただし一般には、腸管出血性大腸菌O111:H-のことである。

腸管出血性かつベロ毒素をもつ病原性を示した菌株が発見された大腸菌のO抗原は、O1O18O26O128O157など多数あり、O111:H-もそのひとつである。ただし同一O抗原の大腸菌の全てがこの病原性をもつことはなく多くの場合は極少数である。経過と症状

加熱の不十分な食材から感染し、100個程度という極めて少数の菌で発症し感染症食中毒をおこす。そのため感染者の便から容易に二次感染が起こる。

この菌はベロ毒素を作り出す。ベロ毒素は、大腸粘膜内に取り込まれたのち、リボゾームを破壊し蛋白質の合成を阻害する。蛋白欠乏状態となった細胞は死滅していくため、感染して2 – 3日後に血便と激しい腹痛(出血性大腸炎)を引き起こす。また、血液中にもベロ毒素が取り込まれるため、血球や腎臓の尿細管細胞を破壊し、溶血性尿毒症症候群急性腎不全溶血性貧血)急性脳症なども起こることがある。急性脳症は死因となることがある。

等の糞便等から検出されており、その肉に付着する可能性が高い。その防止のためと畜場では施設改装し対応を行った。なお、牛に感染しても無症状である。

加熱に弱い菌であるため、ハンバーグ挽肉を原材料とする食品は、その中心温度を75.1以上に加熱することが、感染を防ぐために必要である。

また、生レバー、生センマイなどは殺菌していないので、子供や高齢者など抵抗力が低い者はこれらを食べないことが最大の予防となる。

下痢止めを服用すると、ベロ毒素が排出されないため、重篤もしくは死亡する。

日本での状況

かねてより日本国内におけるO111による集団食中毒事例及び集団感染事例はいくつかあった(下記)が、一般にO111の名前が広く知られるようになったのは、2011年平成23年)株式会社フーズフォーラスが運営する焼肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の富山県砺波市の砺波店と福井県福井市の福井渕店の各店舗において4月21日 – 26日にかけて提供されたユッケによるO111集団感染事例の発生を4月30日に富山県が発表したことが、マスメディアを通じて広まったことによる。

2名の男児と40歳女性が死亡したため、同年5月2日に富山県警が業務上過失致死傷容疑で砺波署に捜査本部を設置したと発表した。また同チェーン店の北陸の店舗のほかに、神奈川県横浜市の 横浜上白根店で食事をした19歳の女性にも重症の溶血性尿毒素症症候群が疑われる症状が現れたため、同年5月2日に横浜市により同店舗の立ち入り検査が行 われた。さらに富山県は、5日、同県砺波市の同チェーン砺波店で、生肉のユッケを食べて重症になっていた70歳代女性が同日午前、入院先で死亡したと発表 した。

歴史

  • 1991年平成3年)4月 – 新潟県内の小学校において、同年4月22日 – 24日までの学校給食が原因食事と推定されるO111による集団食中毒事例が発生した。
  • 2002年(平成14年)6月 – 佐賀県内の保育園において、O111の集団感染事例が発生したが、原因究明にはいたらなかった。
  • 2002年(平成14年)7月 – 岩手県盛岡保険所管内の小学校において、O111の集団感染事例が発生したが、原因究明にはいたらなかった。
  • 2002年(平成14年)10月 – 北海道帯広市の保育園において、O111の集団感染事例が発生したが、原因究明にはいたらなかった。
  • 2004年(平成16年)7月 – 石川県金沢市の高等学校において、同年6月28日 – 7月1日の間、韓国へ修学旅行に行った生徒および教職員102人に、O111を中心とした数種の大腸菌の集団感染が確認され大きく報道された。聞き取り調査で感染経路は修学旅行中に生焼けの焼肉や生肉の漬けダレを直接ご飯にかけて食べる等した事と推測されたが、実地調査は行われていない。
  • 2005年(平 成17年)9月 – 山形県南部の保育園において、保育士がオムツ交換をする際、手袋を着けずに作業していたことや、1、2歳児のトイレ訓練として用便後バスタオルをかけた長 椅子に座らせて着衣を直させていたことなど、基本的な衛生管理がとられていなかった事が原因と推定される集団感染が確認された。
  • 2006年(平 成18年)9月 – 静岡県内の小学校において、O111の集団感染事例が発生した。集団感染のあった5年生クラスは9月6日から2泊3日で野外体験教室に行っており、その中 で酪農体験を行っていた。しかし宿泊設備並びに酪農体験の行われた2つの牧場からはO111は検出されなかった。
  • 2007年(平成19年)10月 – 11月 – 宮崎県内の保育園において、トイレに設置された共用のタオルが原因と疑われるノロウィルスとO111の同時集団感染事例が発生した。
  • 2008年(平成20年)6月 – 長崎県長崎市内の医療機関において、職員食堂で提供される給食が原因と推定されるO111の集団感染事例が発生した。
  • 2008年(平成20年)10月 – 東京都大田区内の私立保育園において、O111の集団感染事例が発生したが、原因究明にはいたらなかった。
  • 2011年(平成23年)4月焼肉酒家えびす砺 波店(富山県)・福井渕店(福井県)において、21日から26日にかけて焼肉やユッケなどを食べた6歳から70歳の24人が食中毒症状を発症して医療機関 で受診し、2名の男児並びに2名の成人女性がO111で死亡した。入院患者の中にはO157が検出された人もみられた。[1][2]また19日から25日までに焼肉酒家えびす横浜上白根店(神奈川県)・藤沢湘南台店(神奈川県)において食事をした7名もHUSの疑われる症状を示し医療機関で受診した。有症者のうち1名は重症で、5月2日にO111によるHUSである事が確定した。[3][4][5]

関連項目

脚注

外部リンク

細菌性食中毒とは

・「細菌性食中毒」は、食中毒原因細菌に汚染された飲食物を喫食することで発生し、病因物質が判明したもののうちの約80〜90%を占めている。
・細菌性食中毒は、サルモネラや腸炎ビブリオのように飲食物に付着した細菌そのものによって起こる「感染型食中毒」、黄色ブドウ球 菌、ボツリヌス菌のように飲食物に付着した細菌が、増殖する際に産生する毒素によって起こる「毒素型食中毒」、ウェルシュ菌、セレウス菌、毒素原性大腸菌 のように、どちらにも明確に分類できない「中間型食中毒」、また、不明な点も多くいずれの型にも分類されないエルシニアやサイトロバクター等の「その他の 食中毒」に分類される。
・このうち、最近になって、新しい型の細菌性食中毒としてカンピロバクターやエルシニアが報告されたり、大腸菌に体外毒素(エンテロトキシン)を産生する種類があることが報告されている。
*主な細菌性食中毒の性質、症状、予防対策等については、こちらをご覧ください。(*99.06.16追加)
分 類 細菌名
細菌性食中毒 感染型食中毒 サルモネラ
腸炎ビブリオ
病原大腸菌
カンピロバクター
毒素型食中毒 黄色ブドウ球菌
ボツリヌス菌
中間型食中毒 毒素原性大腸菌
ウェルシュ菌
セレウス菌
その他の細菌による食中毒 アリゾナ属
腸球菌
サイトロバクター
プロテウス
エルシニア

食品衛生の動向(食中毒事件)

・「食品衛生法」は、昭和22年に制定されたが、その前後から今日に至るまでの食品衛生に関連する動き(食中毒事件等)を下表に示す。
*99.07.12追加
INDEX : 知りたい年代が 昭和20年代 昭和30年代 昭和40年代
昭和50年代 昭和60年代 平成元年以降
年 月 食品衛生の動向
昭和20年〜21年 ・メチルアルコール中毒多発 (有毒飲食物等取締令)
昭和20年:死者403名、重症(失明)55名、軽症111名
昭和21年:死者1,841名、重症(失明)120名、軽症492名
・有害人工甘味質が出回る
戦争により砂糖不足が生じ、不純物の多い闇のサッカリン、ズルチンが出回り、
中には、しそ糖やパラニトロオルトトルイジンなどの有害甘味質があり、中毒患者
や死者が出た。
昭和22年5月 ・新憲法の施行
昭和22年12月 ・食品衛生法の制定
昭和23年1月 ・食品衛生法の施行
昭和23年12月 ・シアン含有の輸入雑豆による中毒事件発生
ビルマ産の青酸含有サルタニ豆(100g中、青酸49.6mg〜52.9mg)を食べ、
兵庫県下で31名が中毒を起こし、うち4名(5歳以下の幼児)が死亡した。
昭和25年3月 ・食品衛生法の一部改正
昭和25年10月 ・乳省令の制定(乳、乳製品に対する規定)
昭和26年5月 ・ボツリヌス食中毒事件発生
北海道岩内町で自家製の「鰊(ニシン)いずし」により7名が発病し、うち4名が死
亡した。
北海道衛生研究所で調査したところ、ボツリヌス菌によるものと判明。
わが国最初のボツリヌス菌による食中毒であった。
昭和28年8月 ・食品衛生法の一部改正(輸入食品の規定)・食品衛生法施行令の制定
昭和28年〜31年 ・黄変米事件
昭和28年1月にビルマ産の輸入米から黄変米菌(カビの一種)が検出され、大き
な社会問題となった。
昭和29年3月 ・ビキニ環礁の水爆実験放射能汚染マグロ事件発生
三崎港、焼津港などに水揚げされたマグロ約15,750トンを検査し、約86トンの
マグロが廃棄された。
昭和30年3月 ・脱脂粉乳による食中毒事件発生
東京都内の小学校9校で脱脂粉乳を給食ミルクとして使用し、1,579名におよぶ
食中毒患者が発生した。
製造工程中で黄色ブドウ球菌が増殖したために起こった。
昭和30年6月 ・ヒ素ミルク中毒事件発生
人工栄養児12,131名が中毒にかかり、130名が死亡した。
原因は、調整粉乳製造の工程中に使用した「第二リン酸ソーダ」中に多量のヒ素
が混入していたことによるものであった。
昭和31年6月 ・食品衛生法の一部改正 (第8次改正)
昭和32年6月 ・食品衛生法の改正により、食品添加物の規制を強化 (第9次改正)
昭和34年 ・水俣病事件の発生
昭和28年頃から水俣湾で発生した奇病が有機水銀化合物によるものと判明し、
チッソ水俣工場で「アセトアルデヒト」の製造工程に使用した水銀が排水され、魚
介類中でメチル水銀化合物が濃縮され、それを食べた者が水俣病になったとして
患者側が告訴した。
昭和37年7月 ・好塩菌と思われる食中毒事件の発生
静岡県下を中心に、全国的にアジ等の魚類による食中毒が多発し、静岡県伊豆
半島では約420名の患者が発生した。
いずれも好塩菌(現在は腸炎ビブリオ)によるものと推定された。
昭和34年10月 ・南方産フグによる食中毒事件の発生
現在の北九州市で、ベトナム沖でとれたサバフグに似たフグを食べ、10名が発症
し4名が死亡した。
フグは「ナゴヤフグ」と判明した。
昭和36年9月 ・「はんぺん」による食中毒事件の発生
島根県下で「はんぺん」による食中毒事件が発生し、225名が発症し8名が死亡
した。
原因は、サルモネラD群に汚染された「はんぺん」と判明した。
昭和37年7年 ・コレラバナナ事件の発生
台湾の雲南、高雄等がコレラ緊急警戒地区に指定されたのに伴い、台湾から横
浜港に入港した「イサルコ号」の台湾産バナナをはじめとした、台湾バナナを消毒
廃棄処分した。
昭和37年8月 ・鯨ベーコンによる食中毒事件の発生
東京都を中心に鯨ベーコンによる食中毒が発生し、1,548名の患者(うち1名死
亡)となり、東京都江戸川区の魚肉ねり製品製造業者で製造した鯨ベーコンの管
理が不十分であることによるものであることが判明した。
昭和37年9月 ・「行政不服審査法」の制定
昭和37年11月 ・中性洗剤を野菜等の洗浄に使用することに関し、食品衛生調査会の答申が行われた
昭和38年5月 ・帝国ホテル赤痢事件の発生
帝国ホテルの従業員が、神奈川県の磯子保健所で赤痢と判定された。
赤痢患者は226名にもおよび、ホテル営業を当分の間、休業した。
昭和38年8月 ・缶ジュースによる食中毒事件の発生
静岡県で車内販売された缶ジュースを飲んで、吐気(はきけ)を主症とする食中毒
事件が発生した。
関東、東北12県で96名の患者をだした。缶ジュースから300〜500ppmのスズ
が検出された。
昭和39年7月 ・即席めんによる食中毒事件の発生
大阪府、静岡県など2府3県にまたがる、即席めん類による食中毒事件が発生し
69名にもおよぶ患者をだした。
流通過程での管理不十分により、使用油脂が酸敗したことによるものであった。
昭和40年4月 ・人工着色料のタール色素赤色1号、赤色101号の使用禁止
昭和40年8月 ・岩手県炭疸事件の発生
岩手県岩手郡で乳牛の炭疸が発生し、その肉を食べた者300名中の11名、解
体に従事した者12名中8名が炭疸にかかった。
昭和40年11月 ・メチル柿事件の発生
福島県下で60mg/mlのメチルアルコール含有アルコールで、柿の脱渋を行って
いたことが発見され、横浜でトラック4台分の柿が廃棄処分された。
昭和41年7月 ・人工着色料のタール色素(赤色5号、だいだい色1号、だいだい色2号、黄色1号、黄色2号)の使用禁止
昭和41年7月 ・人工甘味料「ズルチン」による食中毒事件の発生
島根県の農家で、自家製ぼた餅に大量のズルチンを使用したため、家族6名が食
中毒となり、うち1名が死亡した。
昭和41年12月 ・広島産「かき」による食中毒事件の発生
広島産「かき」による関東以西の11都府県におよぶ129件、1,596名の食中毒
が発生したが、原因を究明するに至らなかった。
昭和42年1月 ・人工着色料のタール色素緑色1号の使用禁止
昭和42年2月 ・豚コレラ事件の発生
豚コレラ予防液の製造に使用した豚の死体が、食肉として販売され、品川警察署
が摘発した。
昭和43年3月 ・イタイイタイ病事件の発生
昭和25年頃から、鉱業所廃液処理の不備により、神通川流域がカドミウムに汚染
され、そこで採れた農作物、魚、水等を日常摂取していた人から、イタイイタイ病患
者および死者が多数出て社会問題となり、患者が告訴した。
昭和43年3月 ・りんご等の4品目に対し、γ-BHCなど5農薬の残留許容量が設定された。
昭和43年5月 ・「消費者保護基本法」の制定
昭和43年6月 ・さつま揚げによる食中毒事件の発生
宮城県塩釜市で製造されたさつま揚げで、宮城、岩手県で608名におよぶ食中毒
患者が発生し、うち4名が死亡した。
ネズミ防御を怠ったため、「サルモネラ」によって汚染されたものと判明した。
昭和43年7月 ・人工甘味料「ズルチン」の使用が禁止された。
昭和43年10月 ・カネミ油症事件の発生
カネミ倉庫(株)製の「米ぬか油」に熱媒体PCBが、脱臭工程のパイプのピンホール
(小さな穴)から混入し、これを食した者のうち1,000名を超す患者が発生して社
会問題となった。
この事件を契機に「製造者責任」がクローズアップされた。
昭和44年8月 ・食品の表示制度の強化。食用油脂製造業、惣菜製造業、添加物製造業が許可制となる。
昭和44年8月 ・ボツリヌスB型菌による食中毒事件の発生
宮崎県で県庁職員がオードブルを食べ、ボツリヌスB型菌による食中毒にかかり、
21名が発病し、3名が死亡した。
ボツリヌスB型菌は、わが国最初のもので、西ドイツ製のキャビアが原因食品とし
て疑われた。
昭和44年10月 ・サイクラミン酸塩(チクロ)の使用禁止。チクロ含有の缶詰食品の大量廃棄処分が行われた。
昭和45年10月 ・環境汚染に由来する米の「カドミウム」含有量の制定。
昭和46年 ・マイコトキシン(カビ毒)が問題となる。
昭和46年3月 ・タール色素赤色103号、クロラミンBなど、食品添加物13品の使用禁止。
昭和47年8月 ・食品中に残留する「PCB」の規制が行われる。
昭和47年6月 ・食品衛生法の一部が改正される。(第12次)
① 安全性に疑念のある食品の規制。
② 営業者責任の強化。
③ 食品の検査体制の強化。
④ 表示制度の改善と広告規制。
⑤ 洗浄剤の規制。
昭和48年3月 ・千葉ニッコー事件の発生。
千葉県の千葉ニッコー(株)で、食用油脂の脱臭工程中、熱媒体「ジフェニール」が
食用油に混入したことが判明した。
カネミ油症事件のような大規模な食中毒事件には至らなかったが、当該品の流通
過程の調査や全メーカーの脱臭塔の点検が行われた。
昭和48年4月 ・乳省令の改正が行われ、表示規定が強化される。
昭和48年5月 ・冷凍食品の規制の強化実施。
昭和48年6月 ・「有機水銀」の環境汚染問題が発生し、魚介類の残存規制値の制定が行われる。
昭和48年11月 ・「森永ヒ素ミルク中毒事件」で徳島地裁は、工場長に対し無罪、製造課長に対し禁固3年の有罪判決を下した。
昭和49年8月 ・食品衛生責任者制度を始めとする諸規定が営業者に義務づけられることとなった。
昭和50年7月 ・サッカリン含有食品の規制が強化される。
昭和50年9月 ・酒田駅で駅弁による食中毒事件が発生。
酒田駅で販売された弁当が原因で、12都道府県に及ぶ130名の食中毒患者が
発生し、うち3名が死亡した。
原因は腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、セレウス菌による複合汚染と考えられた。
昭和51年8月 ・ボツリヌスA型菌による食中毒事件が発生。
東京都調布市2名がボツリヌスA型菌による食中毒にかかり、うち1名が死亡した。
わが国最初のボツリヌスA型菌による食中毒事件として注目を集めた。
昭和52年2月 ・即席めん類、レトルト食品の規制実施。塩ビモノマーの基準が制定される。
昭和53年1月 ・食鳥処理加工の指導要領が制定される。
昭和53年3月 ・昭和52年10月の「カネミ油症事件」福岡地裁判決に引き続き小倉支部の判決が出る。
両判決は、カネミ倉庫(株)、鐘淵化学(株)に対し、総額67億6,200万円の支払
いを命ずるものであった。
昭和53年3月 ・「カネミ油症事件」の刑事判決が下る。
福岡地裁小倉支部は、社長に無罪、工場長に業務上過失傷害罪を認め、禁固1
年6ケ月の判決を下した。
昭和53年9月 ・乾燥野菜への放射線照射が摘発される。
愛知県豊橋市の中神食品(株)が、昭和49年からベビーフード用の乾燥野菜に、
放射線を照射していたとして摘発された。
(放射線照射は、ジャガイモの発芽防止の目的以外では禁止されていた)
昭和54年2月 ・ふぐ中毒死に1億3,500万円の賠償判決が下る。
昭和49年1月に神戸市内のすし屋で、本人の注文により供された「ふぐの肝」を
食べて死亡した医師に対する損害賠償請求裁判の一審判決で、神戸地裁は被
害者側に半分の過失があるとしながらも、営業者(すし屋とふぐを卸した鮮魚商)
に約1億3,500万円の支払いを命ずる判決を下した。
昭和54年4月 ・部分脱脂粉乳、クリームパウダーの基準が制定される。
昭和54年4月 ・麻痺性貝毒による食中毒事件の発生。
北海道旭川市で採取してきた「ムラサキイガイ」を食べ、全身麻痺症状を起こし、
1名が死亡した。
昭和54年5月 ・食品の自動販売機の規格基準の改定が行われる。
昭和54年6月 ・弁当、惣菜の衛生規範が設定される。
昭和54年7月 ・「カンピロバクター」による集団下痢症事件の発生。
神奈川県座間市の小学校で346名にも及ぶ発熱(38〜40℃)を伴う、集団下痢
症が発生し、「カンピロバクター」によるものと判明した。
昭和54年11月 ・「トリヒナ症」事件の発生。
北海道でクマ肉の冷凍刺身(ルイベ)を食べた者のうち4名が、寄生虫病の一種で
ある「トリヒナ症」にかかった。
昭和55年1月 ・アブラソコムツ(魚)の食用禁止。
昭和54年7月 静岡県浜松市で魚のアブラソコムツが「トロのみりん漬」と称して
売られ、これを食べた者のうち2名が下痢症状を訴える事件が発生した。
この事件を契機にアブラソコムツが、昭和44年のバラムツに次いで食用禁止と
なった。
昭和55年2月 ・過酸化水素の使用基準改定。
過酸化水素に弱い発ガン性のあることが判明し、過酸化水素は最終製品から検
出されてはならないと使用基準が改定された。
昭和55年4月 ・トウモロコシ粉からアフラトキシン検出。
ハト用飼料トウモロコシ(タイ国産)を食用に転用製粉されたトウモロコシ粉から、
強い発ガン性のあるアフラトキシンが11.1〜77.0ppb検出され、販売禁止
の措置がとられた。
昭和55年6月 ・冷凍エビからコレラ菌が検出される。
神戸港に荷揚げされたタイ国産の冷凍エビからコレラ菌が検出され、約6トンの
汚染エビが焼却処分された。
昭和55年7月 ・貝毒に対する基準制定。
昭和53年頃から各地で多発した貝毒に対し、下痢性貝毒、麻痺性貝毒毎にそ
れぞれ毒の限度量が制定された。
昭和55年8月 ・ツルシラモ(食用海草)による食中毒事件の発生。
ツルシラモを付近の海岸で採取し、生のまま味噌汁に入れて食べた山形県酒田
市の主婦が、ふぐ中毒に似た神経症状で死亡した。
昭和56年12月 ・「漬物の衛生規範」が、弁当および惣菜に引き続き制定され、その内容が厚生省から示さされた。
昭和57年1月 ・塩化カリウム、酸化マグネシウムの2品目が、新たに食品添加物として指定された。
昭和57年3月 ・下記に示す細菌による急性胃腸炎または下痢症は食中毒として取り扱うことになった。
ナグビブリオ、カンピロバクター ジェジュニ/コリー、エルシニア・エンテロコリチカ、
エロモナス・ヒドロフィラ、エロモナス・ソブリア、プレシオモナス・シゲロイデス、
ビブリオ・フルビアリス
昭和57年5月 ・非加熱食肉製品(いわゆる生ハム)の規格および製造基準が制定され、市場流通が可能となった。
昭和57年10月 ・カンピロバクターによる大規模食中毒事件の発生。
札幌市内の大型スーパーにおいて、飲料水およびこれに汚染された食品を原因
に患者7,751名に達する食中毒事件が発生した。
患者便から病原大腸菌とカンピロバクターが検出された。
昭和58年9月 ・韓国産「生ウニ」による腸炎ビブリオ食中毒が全国的に発生した。
昭和59年3月 ・「カネミ油症、国にも責任」と福岡高裁が一審判決を覆し、賠償命令の判決を下した。
カネミ油症事件の控訴審判決が福岡高裁で言い渡され、焦点となっていた国の
責任について、「行政責任あり」との判決が下された。
昭和59年5月 ・臭化メチル等の「くん蒸剤」により処理された、昭和53年産の米について残留が問題化し暫定基準が定められた。
昭和59年6月 ・「からし蓮根」によるボツリヌスA型菌食中毒の発生。
熊本県産の「からし蓮根」(真空包装)を原因として、確認されただけでも13都県
市36名にも及ぶ食中毒が発生し、うち11名が死亡した。
「西日本には、ボツリヌス菌は無縁」という油断と「真空包装」への過信により起き
たものと推定される。
昭和60年6月 ・カンピロバクターによる大規模な食中毒の発生。
埼玉県で学校給食を原因として3,010名の生徒児童が食中毒にかかった。
昭和60年7月 ・厚生省は「ロングライフミルク」(LL牛乳)等の常温流通を、「常温流通可能品」として厚生大臣が認定した牛乳等に限って認めた。
昭和60年7月 ・ジエチレングリコール混入ワイン事件の発生。
東京都において、ジエチレングリコールが混入したワインが発見された。
(横浜市では、同物質の添加されていた西ドイツ、オーストリア産等の高級輸入
ワイン61,019本を焼却した)
昭和61年4月 ・4月26日に発生した旧ソ連 ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所の事故により厚生省は4月30日より、ソ連等からの輸入食品に対し検査を強化した。
昭和61年5月 ・厚生省は清涼飲料水の成分規格、製造基準等の一部を改正し、輸入した無殺菌のミネラルウォーターの販売が解禁された。
昭和61年6月 ・厚生省は生野菜等として販売するものに対し、発色、漂白を目的として食品添加物を使用しないこと、また、これらの使用を目的とした食品添加物の製造、販売をしないよう指導した。
昭和61年6月 ・栃木県内で、病死した肉牛を畜産農家から引き取り、解体して宇都宮市内の食肉店やレストランに売っていた事件が発覚した。病死肉は関東一円に流通していたことが判明した。
昭和61年7月 ・生肉、生ハンバーグに「ニコチン酸」(食品添加物)を添加し、肉色を偽って販売する事件が発生した。
昭和61年8月 ・ビールから乳酸菌が検出される事件が発生。
ビールのろ過機の故障から乳酸菌が混入したため、出荷した1,800万本を回
収する事件が発生した。
昭和61年9月 ・神奈川県内で大規模食中毒が発生。
相模原市を中心に、仕出し弁当に入っていた「キュウリの南蛮漬け」を原因食品
として、患者数 1,328名に達する食中毒事件が発生した。
病因物質は、「腸炎ビブリオ」と「ビブリオ・フルビアリス」の混合汚染であること
が判明した。
昭和61年10月 ・厚生省は、(社)日本食品栄養協会を指導して、加工食品中のエネルギーおよび栄養素(たんぱく質、脂質、糖質、食塩など)についての情報を、消費者に分かりやすく提供する加工食品の栄養成分制度「JSDマーク」を発足させた。
JSDマーク : Japanese_Standard_of_Dietetic_Information
昭和62年8月 ・東京都千代田区のホテルで、患者 194名(うち重症者 95名)に及ぶ食中毒が発生。
原因食品は、夕食に出された「海の幸クレープ包み」で、原因物質は、腸炎ビブ
リオと断定され、当該ホテルは10日間の営業停止処分を受けた。
昭和62年11月 ・コーヒー入り清涼飲料水から食品衛生法で残存が禁止されている「過酸化水素」が検出されたため、全国に出荷された55万個を回収する事件が発生した。
昭和62年11月 ・インドネシアから輸入された香辛料の「ナツメグ」から、強い発がん性のある「かび毒」(アフラトキシンB)が埼玉県で検出され、関係業者に回収が命じられた。
昭和62年11月 ・チョコレートから食品衛生法で定められた基準値を超える「炭酸カルシウム」が検出され、約140万個を自主回収した。
昭和63年6月 ・サルモネラによる大規模食中毒の発生。
6月末から7月にかけて、北海道の小中学校給食等で、冷やしラーメンの具(錦
糸玉子)が原因で、10,476名が食中毒にかかった。
昭和63年7月 ・食品添加物の表示基準について、全面改正を実施した。
使用した食品添加物は、原則としてすべて表示することとした。表示方法は「物
質名」を基本とすることになった。
平成元年2月 ・フランス、オランダなどから輸入されたナチュラルチーズから、髄膜炎でなどで死にもつながる病原菌「リステリア」が全国で初めて検出され、チーズ4種類8品目約101.7kgが回収された。
平成元年11月 ・食品添加物の表示基準について一部改正が行われ、食品に含まれる添加物は化学的合成品か否かに関わらず、原則としてすべて表示することとした。
平成2年6月 ・食鳥処理の許可制、食鳥処理業者の遵守事項、食鳥検査等について定めた「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」が公布された。
平成2年8月 ・缶入り「そばつゆ」の大手製造メーカーが、製造日を改ざんし販売した事件で、東京都は3日間の営業停止処分とし、回収した製品70万本を廃棄処分にした。
平成2年10月 ・埼玉県浦和市内の幼稚園で、園児らが井戸水を原因とする「感染性下痢症」の集団発生があり、2名が死亡、195名が発病した。
発病の原因菌は、「病原性大腸菌O−157型・出血性大腸菌」と判明した。
平成3年8月 ・貝の「アオヤギ」が原因と疑われるコレラ事件が発生し、神奈川県、千葉県、東京都などで多数の患者が出たため、感染源追求や感染拡大の防止を図るため、監視、検査が強化された。
平成3年12月 ・「組換えDNA技術応用食品・食品添加物の製造指針及び組換えDNA技術応用食品・食品添加物の安全性評価指針」が厚生省から示され、従来、食品、食品添加物の製造に応用された経験が少ない、いわゆる「バイオテクノロジー」応用食品等の中で、「組換えDNA技術」を応用したものの製造について、必要な申請、届出事項および遵守事項を定め、ガイドラインとした。
平成4年4月 ・イタリア産のワインから、わが国では使用できない添加物の「メチルイソチオシアネート」が検出され、販売禁止等の措置がとられた。
平成4年9月 ・ロシア産のウォッカに化学薬品の「フタル酸ジブチル」が混入していたことが判明し、当該品の販売が中止され、検査が行われた。
平成4年10月 ・新たに29農薬の残留基準値が設定された。(平成5年5月1日施行)
平成5年3月 ・新たに19農薬の残留基準値が設定された。(平成5年9月1日施行)
平成5年9月 ・新たに15農薬の残留基準値が設定された。(平成6年4月1日施行)
平成5年10月 ・海藻「オゴノリ」による食中毒事件の発生。
横浜市内で、採取した海藻「オゴノリ」を三杯酢で摂取したことを原因とする食中
毒が発生し、2名が発症し、うち1名が死亡した。
平成5年11月 ・戦後最悪の冷害による不作が影響で、日本人の主食である米が不足し、アメリカ、タイ等から緊急輸入された。(平成6年2月中旬頃に、ようやく主食用米が全国の店頭に並び始めた)
平成5年11月 ・清涼飲料水および氷雪の製造基準の中で、「飲用適の水」の定義について内容が改定され、食品製造に使用される水について、新たに「水質検査項目」が定められた。
平成6年5月 ・スペイン産の貝「西洋トコブシ」から、規制値を超える「麻痺性貝毒」が検出され、回収等の措置がとられた。
平成6年6月 ・新たに14農薬の残留基準値が設定された。(平成7年1月1日施行)
平成6年7月 ・欠陥製品による消費者被害を救済しやすくするための法律「製造物責任法」(PL法)が公布された。(平成7年1月1日施行)
平成6年12月 ・食品の日付表示基準が、「製造年月日」表示から「期限」表示へ転換された。(平成7年4月1日施行)
平成8年9月 ・大阪府堺市の小学校で病原性大腸菌「O−157」による児童の集団食中毒事件が発生。
堺市の小学校給食で、O−157汚染による集団食中毒が発生し、小学校6年生
の女児が死亡した。
平成11年9月10日 ・学校給食のO−157汚染による集団食中毒事件で、堺市に4500万円の賠償命令。
平成8年9月に発生した、大阪府堺市のO−157汚染による集団食中毒により
死亡した当時12才の女児の両親が、学校給食を提供した堺市を相手取り、製
造物責任法(PL法)などに基づき約7800万円の損害賠償を求めた訴訟の判
決が、大阪地裁堺支部であった。
裁判長は、加熱調理を怠った過失があるとして、堺市に約4540万円の損害賠
償を命じる判決を下した。
*女児は、96年7月9日にO−157に汚染された学校給食を食べて感染。溶血
  性尿毒症症候群(HUS)にかかり、8月に敗血症で死亡した。
平成11年11月1日 ・たまごの賞味期限表示が義務付けられる。
11月1日から食品衛生法により、たまごのパック等への「賞味期限表示」が義
務付けられることになった。
年月日 食中毒記事(抜粋)
平成15年5月27日 ・O26患者、飯田市内でさらに2人、上田市では高齢者が死亡.長野県飯田市内の男子児童(4歳)が腸管出血性大腸菌O26に感染していた問題で、飯田保健所は25日、児童の弟(3歳)と2人が通う市内の保育所の女性職員(24歳)の感染を新たに発表した。心配される集団感染などを踏まえ、同保健所は原因の特定を急いでいる。3歳男児は16日に下痢の症状を訴え自宅療養していたが、21日に同様の症状を呈していた4歳男児がO26と診断されたため、保健所などが検便を実施して判明した。女性職員も同日の検便で、O26と診断された。同保健所は、患者が通う保育所の給食を停止し、提供された食事の検査と所内の消毒を実施したが、給食について全ての検体からO26は検出されていないという。腹痛や水様性の下痢を起こし、ベロ毒素による溶血性尿毒症症候群を発症して患者を死に至らすこともあるO1、O26、O111、O126などの病原性大腸菌による腸管出血性大腸菌感染症をめぐっては25日、腹痛、血便の症状を呈していた上田市の女性(93歳)がO157に感染して死亡している。(南信州新聞社)
平成17年4月23日 ・男性1人が死亡、トリカブト食中毒.青森県保健衛生課に23日入った連絡によると、猛毒のトリカブトを食べ食中毒になった西北五地方の20〜70代男女6人のうち、呼吸困難などの症状を訴え弘前市内の病院に入院していた70代男性が同日午前1時ごろ、死亡した。県内でトリカブト食中毒による死亡例は初めて。食用のニリンソウと間違えたとみられるが、専門家は「トリカブトとニリンソウはよく似ており、同じ場所に両方が生えていることもあるため見分けがつきにくい」と、誤認に注意を呼び掛けている。「トリカブト」は毒成分アコニチン類を含み、舌のしびれ、嘔吐のほか、昏睡、不整脈を来し死に至ることもある。青森県内では広く自生している。(東奥日報)
平成17年10月12日 ・毒キノコで女性死亡.岩手県は11日、久慈保健所管内の60代夫婦が誤って毒キノコを食べ、女性が肝不全で同日死亡したと発表した。男性も嘔吐、下痢、肝機能障害などの重症で入院している。久慈保健所などによると夫婦は大野村在住で、近くの山林で採取したドクツルタケとみられるキノコ3本を焼いて半分ずつ食べた。「ドクツルタケ」は全体が白色で、上部につば、根元に袋状のつぼがあるのが特徴。混同されやすい食用のキノコとしては、シロオオハラタケ、シロマツタケモドキがある。(岩手日報)
平成18年7月10日 ・サルモネラ菌で女児死亡、大阪で、4月に入院.大阪府東大阪市は10日、同市内の小学4年生女児(9歳)がサルモネラ菌による食中毒で死亡した、と発表した。市によると、女児は4月8日午前、下痢や腹痛の症状が出て深夜に入院。意識不明の状態が続いたが7月9日に脳症で死亡した。女児の家庭は、4月7日朝に卵を購入、女児はうち1つをその日の夜に生で食べた。残っていた6個の卵から菌は検出されず、生産者側の調査からも同様の症状が出たとの報告は確認できなかったという。市は「生卵が疑わしいが断定はできない」としている。4月9日昼に卵1つを生で食べた妹も下痢などを発症、サルモネラ菌が検出されたが、入院せず既に回復。市は「妹の症状が、卵が原因か二次感染によるかは不明」としている。(共同通信)
平成18年7月18日 ・O157で4歳女児死亡、京都で.京都府健康対策室は18日、府南部に住む保育園の女児(4つ)が病原性大腸菌O15に感染し、合併症で死亡したと発表した。健康対策室によると、女児は8日に発熱などの症状が出て、12日に入院した。14日に女児の便からO157が検出され、溶血性尿毒症症候群を発症。17日に症状が悪化し死亡した。女児は父母と3人暮らし。父母や通っていた保育園の園児らには下痢などの症状は出ていないという。山城北保健所が女児のとった食事などから感染経路を調べている。(共同通信)
平成18年7月19日 ・兵庫県尼崎市の飲食店食中毒、吹田の菓子業者からサルモネラ菌を検出.大阪府は18日、尼崎市内のイタリア料理店でコース料理を食べた22人が腹痛や発熱などを訴え、うち10人が入院したと発表した。検便検査などでサルモネラ菌が検出されたため、同店で出されたティラミスが原因と断定。患者はいずれも快方に向かっているという。発症したのは2〜78歳の男女で、9日に同店で食事。ティラミスが共通の食べ物で、出荷した吹田市の菓子製造業者のティラミス用卵などからサルモネラ菌が検出された。尼崎市はイタリア料理店を2日間、吹田保健所は菓子製造業者を3日間の営業停止処分にした。(毎日新聞)
平成18年11月15日 ・男子中学生からO157を検出(香川県).高松市保健所は14日、市内の男子中学生から「病原性大腸菌O157」を検出したと発表した。香川県内でのO157の発生は今年12人目である。同保健所によると、男子中学生は8日に発熱し、市内の医療機関で受診。9日に下痢と血便を訴えた。検便の結果、13日に「O157」が検出された。(四国新聞)
平成18年11月16日 ・「ノロウイルス」集団感染で1人死亡、1人重体(大阪府豊中市).大阪府豊中市庄内東町の介護療養型病院でノロウイルスの集団感染が発生し、入院中の女性患者(91歳)が死亡、男性患者(79歳)が重体となっていることが分かった。同病院が16日、発表した。この病院では05年1月にもノロウイルスで13人が集団感染している。病院によると、感染したのは79〜99歳の入院患者16人と18〜55歳の職員4人の計20人。死亡した女性以外は快方に向かっているという。.今月11日、4階病棟の女性患者(87)が経管栄養注入後、おう吐と下痢を発症。12日以降、同病棟の患者や看護師、介護士が次々に発症した。14日正午ごろ、吐しゃ物を肺に吸い込んだ同市の女性患者が呼吸不全を起こして約3時間後に死亡。さらに、同市の男性患者も肺炎を併発して重体となった。病院は13日になって感染症を疑い、一部病室を隔離した。病院の調査で、18歳の男性介護士が刺し身を食べて10日に腹痛と下痢を発症していたことが分かっており、感染源とみられるという。(毎日新聞).【解説】

ノロウイルスは、食中毒を起こす代表的な病原体の一つ。ウイルスの付着した生がきな

どを食べると感染から24〜48時間でおう吐や腹痛などを発症する。

厚生労働省によると、ノロウイルスが原因の2005年の死者は5人。流行中は手洗いの

励行などが必要である。

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平成20年4月12日 ・高校の寄宿舎でノロウイルス食中毒が発生(和歌山県).和歌山県は11日、上富田町生馬の高校寄宿舎で、ノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。施設の給食を食べた生徒14人が腹痛や下痢などの症状を訴えたが、症状は軽く、全員快方に向かっているという。県食品・生活衛生課によると、寮の給食を食べた生徒33人のうち、14人が翌日から嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴えた。(紀伊民報)
平成20年5月5日 ・仕出し弁当で54人食中毒(長野県).仕出し弁当を食べた男女54人が下痢や腹痛などを訴える集団食中毒が4月26日発生し、長野市保健所は4日、市内の飲食店を原因施設と断定、7日までの営業停止にした。保健所によると、食べ残しなどから「ウエルシュ菌」が検出された。この菌は、30〜47度くらいになると急速に増殖するのが特徴。このため、大釜で多量に加熱調理し、室温で冷まして長時間放置した食品に繁殖しやすいという。(産経新聞)
平成20年5月21日 ・スッポン料理で食中毒、「サルモネラ菌」を検出.和歌山市保健所は20日、市内の飲食店でスッポン料理を食べた6人のうち、大阪府在住の11〜78歳の男女4人が下痢や吐き気などの食中毒症状を訴えている、と発表した。患者からサルモネラ菌が検出され、食事を提供した同市雑賀町の店舗を同日から3日間の営業停止処分にした。(産経新聞)
平成20年5月22日 ・松本の飲食店で客16人が食中毒症状(長野県).長野県・松本保健所は21日、松本市中央の飲食店の客16人がカンピロバクターによる食中毒を起こしたと発表した。全員が快方に向かっている。県食品・生活衛生課によると、県内29〜70歳の男女16人に下痢や発熱、腹痛などの症状が出た。4人からカンピロバクターが検出されたため、この飲食店での食事が原因と断定した。(毎日新聞)
平成20年5月27日 ・毒草を山菜と間違え夫婦入院(埼玉県).埼玉県は26日、山菜の「ウルイ」と間違えて有毒植物「バイケイソウ」を食べた吉見町に住む50代の夫婦が、おう吐などの食中毒症状を起こし入院したと発表した。2人はすでに回復、退院している。(産経新聞)
平成20年5月27日 ・修学旅行の集団食中毒発症は「ロタウイルス」.修学旅行で長野県に滞在した千葉市立花園中学校の生徒106人が発熱や嘔吐などの症状を訴えた問題で、市教育委員会は26日、ロタウイルス感染を原因とする感染性胃腸炎と断定し、食中毒ではなかったと発表した。(産経新聞)
平成20年5月27日 ・大分県九重町に宿泊の中学生が食中毒.大分県の食品安全衛生課は26日、九重町松木の飲食店で13〜15日に宿泊、食事をした北九州市小倉北区の中学2年の男子生徒10人中8人が14〜17日に腹痛や発熱などを訴えたと発表した。患者8人中6人を検便。うち4人から細菌のカンピロバクター・ジェジュニを検出した。発症時期などから、城下街で13日夕に食べた焼き肉が原因とみられる。(毎日新聞)
平成20年5月28日 ・中学生ら民宿の食事が原因(千葉県).千葉県八千代市立村上中学校で校外学習から帰った生徒8人と教諭1人が下痢、嘔吐などの症状を訴えた問題で、県衛生指導課は27日、9人が宿泊した民宿の食事による食中毒が原因とする調査結果を発表した。県安房保健所などが調べたところ、患者や従業員の検便から黄色ブドウ球菌が検出された。 (毎日新聞)
平成20年5月29日 ・黄色ブドウ球菌による食中毒と断定(佐賀県).佐賀県は28日、白石町立有明西小で23日に6年生16人(男子6人、女子10人)が発症した腹痛・下痢などについて、食中毒と断定した。調理実習で作ったコンソメスープの残りから、黄色ブドウ球菌が検出された。児童は全員回復しているという。(毎日新聞)
平成20年5月31日 ・新潟の集団食中毒、不適切調理で菌増殖。患者数392人に(新潟県).新潟市内の5私立幼稚園の園児らが仕出しの給食で食中毒症状を起こした問題で、市保健所は30日、不適切な肉じゃがの調理過程で増殖した「エンテロトキシン(腸管毒)陽性のウェルシュ菌」が原因と特定した。また、新たに21人が症状を届け出て、患者数は園児334人、職員58人の計392人となった。市保健所によると、献立の肉じゃがを配達の前日に製造。冷却のために約1時間放置し、当日の再加熱でよくかき混ぜる作業を怠ったため、腸管毒陽性の菌が大量増殖した。ウェルシュ菌は動物の腸や土壌などに広く生息するが、陽性の状態で体内に入ると下痢などの食中毒を起こすことがある。酸素を好まないため、大きな鍋で作ったカレーなどで爆発的に増殖することがある。(毎日新聞)
平成20年5月31日 ・豚肉料理食べ6人が症状(広島県).広島市保健所は30日、中区の「豚肉料理専門店」でコース料理を食べた県内の男女21〜42歳の大学生や担当教官ら15人中6人が、下痢などの食中毒症状を起こしたと発表した。同保健所は同日、同店に営業禁止を命じた。1人は症状が残っているものの、5人は快方に向かっている。同保健所によると、グループは23日、食事をして25日から症状が出た。料理はタンやハツの肉刺しやゆでエビ、ささ身竜田揚げなど。患者1人の検便から動物の腸にいる菌、カンピロバクターが検出された。(毎日新聞)
平成20年6月1日 ・焼き肉店で3人が入院、O157検出(岐阜県).岐阜市瑞穂町の焼き肉店で24〜31日に食事をした名古屋市と岐阜市、関ケ原町の4〜28歳の男女7人が、下痢や腹痛などを訴えた。1人が腸管出血性大腸菌「O157」に感染していることが分かり、市保健所は31日、同店の料理が原因の食中毒と判断、同店を5日間の営業停止処分とした。(毎日新聞)

*食中毒統計

食中毒発生状況

・以下に、平成12年〜16年の食中毒発生状況(原因食品別および原因物質別)について示す。
(1) 原因食品別の発生状況
   ・下表に食中毒の「原因食品別 発生状況」(平成12年〜16年)を示す。
原因食品別 食中毒発生状況
原因食品 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年(速報値)
事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者
魚介類 貝類 108 1,803 113 1,857 92 1,721 73 1,184 69 660
ふぐ 29 40 31 52 37 56 38 50 44 61
その他 52 1,028 45 847 45 630 28 484 34 613
総 数 189 2,871 189 2,756 174 2,407 139 1,718 147 1,334
魚介類加工品 魚肉練り製品 123 83
その他 14 342 11 376 282 168 60
総 数 15 345 11 376 10 405 168 143
肉類およびその加工品 45 761 56 1,045 55 1,340 70 934 52 932
卵類およびその加工品 42 1,043 35 460 22 300 22 366 13 504
乳類およびその加工品 13,462 717 320 12
穀類およびその加工品 25 659 23 215 27 738 18 626 28 632
野菜およびその加工品 豆類 72 163 67
きのこ類 64 233 36 171 60 282 51 189 81 238
その他 22 470 22 508 24 532 17 617 19 371
総 数 90 775 58 679 87 977 69 873 100 609
菓子類 19 436 14 703 11 806 19 2,105 13 921
複合調理食品 86 3,551 82 2,899 85 5,062 73 3,506 90 3,052
その他 食品特定 26 1,578 22 752 31 794 30 1,303 18 647
食事特定 438 12,553 341 10,728 357 11,292 10 378 12,879 404 14,780
総 数 464 14,131 363 11,480 388 12,086 10 408 14,182 422 15,427
不 明 1,268 5,273 1,094 4,532 991 3,508 757 4,557 791 4,609
総 数 2,247 43,307 1,928 25,862 1,850 27,629 18 1,585 29,355 1,666 28,175
(2) 病因物質別の発生状況
   ・下表に食中毒の「原因物質別 発生状況」(平成12年〜16年)を示す。
病因物質別 食中毒発生状況
病因物質 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年(確報)
事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者 事件数 患者数 死者
細菌 サルモネラ菌属 518 6,940 361 4,949 465 5,833 350 6,517 225 3,788
ぶどう球菌 87 14,722 92 1,039 72 1,221 59 1,438 55 1,298
ボツリヌス菌
腸炎ビブリオ 422 3,620 307 3,065 229 2,714 108 1,342 205 2,773
腸管出血性大腸菌(VT産生) 16 113 24 378 13 273 12 184 18 70
その他の病原大腸菌 203 3,051 199 2,293 83 1,367 35 1,375 27 869
ウエルシュ菌 32 1,852 22 1,656 37 3,847 34 2,824 28 1,283
セレウス菌 10 86 444 30 12 118 25 397
エルシニア・エンテロコリチカ 40
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ 469 1,784 428 1,880 447 2,152 491 2,642 558 2,485
ナグビブリオ 30
コレラ菌 10
赤痢菌 103 19 36 10 14
チフス菌
パラチフスA菌
その他の細菌 18 135 18 18 11 99 61
総 数 1,783 32,417 1,469 15,753 1,377 17,533 11 1,110 16,551 1,152 13,078
ウイルス ノロウイルス (*1) 245 8,080 269 7,358 268 7,961 278 10,603 277 12,537
その他のウイルス 37 13 22 99
総 数 247 8,117 270 7,371 269 7,983 282 10,702 277 12,537
化学物質 167 112 154 218 12 299
自然毒 植物性自然毒 76 373 49 251 79 297 66 229 99 354
動物性自然毒 37 75 40 76 44 75 46 79 52 79
総 数 113 448 89 327 123 372 112 308 151 433
その他 53 25
不 明 92 2,105 91 2,298 70 1,562 72 1,575 69 1,820
総 数 2,247 43,307 1,928 25,862 1,850 27,629 18 1,585 29,355 1,666 28,175
(*1):平成15年8月の食品衛生法施行規則の改正により、食中毒事件票の「病因物質」欄の「小型球形ウイルス」が「ノロウイルス」に変更されました。

食中毒発生状況の推移

・以下に、平成8年〜16年の食中毒発生状況の推移(卵類およびその加工品、サルモネラ菌属、カンピロバクター)について示す。
*「厚生労働省 食中毒発生状況」より
(1) 卵類およびその加工品
卵類およびその加工品による食中毒発生状況の推移
事件数 患者数 死 者
平成8年 35  3,049
平成9年 37 2,012
 平成10年 46 1,902
平成11年 38 976
平成12年 42 1,043
平成13年 34 441
平成14年 22 300
平成15年 22 366
平成16年 13 504
(2) サルモネラ菌属
サルモネラ菌属による食中毒の事件数と患者数
事件数 患者数
平成8年 350 16,576
平成9年 521 10,926
 平成10年 757  11,471
平成11年 825 11,888
平成12年 518 6,940
平成13年 360 4,912
平成14年 465 5,833
平成15年 350 6,517
平成16年 225 3,788
(3) カンピロバクター
カンピロバクターによる食中毒の事件数と患者数
事件数 患者数
平成8年 65 1,557
平成9年 257 2,648
 平成10年 553  2,114
平成11年 493 1,802
平成12年 469 1,784
平成13年 428 1,880
平成14年 447 2,152
平成15年 491 2,642
平成16年 558 2,485

年次別 食中毒発生状況の推移

・以下に、昭和29年〜平成15年の「年次別 食中毒発生状況の推移」(発生件数、患者数、死者数)について示す。
*「厚生労働省 食中毒発生状況」より  【注】平成15年のデータは、平成15年12月31日現在の速報値である。
年次別 食中毒発生状況の推移(全国)
年 次 事件数 患者数  死者数 患者数/件数
 昭和29年  1,354  22,528  358 16.6
昭和30年 3,277 63,745 554 19.5
昭和31年 1,665 28,286 271 17.0
昭和32年 1,716 24,164 300 14.1
昭和33年 1,911 31,056 332 16.3
昭和34年 2,468 39,899 318 16.2
昭和35年 1,877 37,253 218 19.8
昭和36年 2,631 53,362 238 20.3
昭和37年 1,916 38,166 167 19.9
昭和38年 1,970 38,344 164 19.5
昭和39年 2,037 41,638 146 20.4
昭和40年 1,208 29,018 139 24.0
昭和41年 1,400 31,204 117 22.3
昭和42年 1,565 39,760 120 25.4
昭和43年 1,093 33,041 94 30.2
昭和44年 1,360 49,396 82 36.3
昭和45年 1,133 32,516 63 28.7
年 次 事件数 患者数 死者数 患者数/件数
昭和46年 1,118 30,731 46 27.5
昭和47年 1,405 37,216 37 26.5
昭和48年 1,201 36,832 39 30.7
昭和49年 1,202 25,986 48 21.6
昭和50年 1,783 45,277 52 25.4
昭和51年 831 20,933 26 25.2
昭和52年 1,276 33,188 30 26.0
昭和53年 1,271 30,547 40 24.0
昭和54年 1,168 30,161 22 25.8
昭和55年 1,001 32,737 23 32.7
昭和56年 1,108 30,027 13 27.1
昭和57年 923 35,536 12 38.5
昭和58年 1,095 37,023 13 33.8
昭和59年 1,047 33,084 21 31.6
昭和60年 1,177 44,102 12 37.5
昭和61年 899 35,556 39.6
昭和62年 840 25,368 30.2
昭和63年 724 41,439 57.2
年 次 事件数 患者数 死者数 患者数/件数
平成元年 927 36,479 10 39.4
平成2年 926 37,561 40.6
平成3年 782 39,745 50.8
平成4年 557 29,790 53.5
平成5年 550 25,702 10 46.7
平成6年 830 35,735 43.1
平成7年 699 26,325 37.7
平成8年 1,217 46,327 15 38.1
平成9年 1,960 39,989 20.4
平成10年 3,059 46,645 15.2
平成11年 2,697 35,214 13.1
平成12年 2,247 43,307 19.3
平成13年 1,928 25,862 13.4
平成14年 1,850 27,629 18 14.9
平成15年 1,587 28,478 17.9
*「平成17年 食中毒発生状況」については、こちらをご覧ください。(2006.06.04追加)

食中毒予防 食肉、内臓は生で食べると危険です !

最終更新日  2011年3月15日

 レバ刺し、ユッケ、牛刺し、鶏刺しなど、グルメブームの影響で食肉や内臓を生で食べる、生食(なましょく)が流行しています。生食は食中毒を引き起こす危険性があります。

なぜ肉を生で食べると危ないの?

生の肉や内臓には食中毒の原因となる菌やウイルスが付いているからです。

カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O157など)、サルモネラ、エルシニア、E型肝炎ウイルスなどです。

これらの菌やウイルスは、家畜の腸管内にいるため、と畜場や食鳥処理場での解体作業中に肉の表面に付きます。また、カンピロバクターは健康な家畜の肝臓の内部にまで入っていることもあります。

新鮮な肉や内臓なら生で食べても大丈夫?

「新鮮だから安全」とは言えません。肉を腐らせる腐敗菌と食中毒菌は異なるからです。食中毒菌やウイルスは肉や内臓の味、ニオイ、見た目を変えたり腐らせたりしません。

肉や内臓に食中毒菌やウイルスが付いていれば、鮮度とは関係なく食中毒を起こす可能性があります。

飲食店なら生で食べても大丈夫?

飲食店などでも「この肉、内臓は新鮮だから」と生や加熱が十分でない状態で提供することがありますが「新鮮だから大丈夫」というのは大間違いです。

平成21年に都内でおきた食中毒126件のうち、病因物質第2位がカンピロバクターで、35件でした。牛レバー刺しや鶏レバー刺し、加熱不十分な肉を食べたことが主な原因でした。

肉とレバーには「加熱用」「生食用」があります。生で食べられるのは「生食用」です。「加熱用」を生で食べることは危険です。

近年、飲食店で「加熱用」の肉やレバーを刺身で提供したことが原因で起こる食中毒が急増しています。

 ●「生食用」の肉、レバーとは?国が策定した「生食用食肉の衛生基準」を満たした生食用の食肉です。この基準を満たしていない生肉やレバーは生で食べると危険です。生食用レバーの加工基準に適合していると畜場及び生食用食肉の出荷実績のあると畜場は、全国に数ヶ所しかありません。平成20年度に出荷実績があったのは、馬の肉・レバーだけでした。牛肉については国内と畜場から生食用としての出荷実績はありませんでした。一部生食用として輸入されている食肉もありますが、その流通量は少ないです。生で食べられるのは「生食用食肉の衛生基準」を満たした牛や馬の肉・レバーのみです。鶏肉や豚肉にはこの基準がないので、生で食べることは大変危険です。

食中毒菌、ウイルスに感染するとどうなるの?

主に吐き気、おう吐、腹痛、下痢、発熱などの症状がでます。

感染した菌やウイルスによって発症するまでの時間や症状が異なります。

 ●カンピロバクターはこんな菌鶏、牛、豚の腸管内にいます。食後2日から3日で下痢、腹痛、発熱の症状がでます。【ここが怖い】感染後まれに「ギラン・バレー症候群」という神経疾患がでることがあります。手足の軽いしびれ感から始まり、筋力の低下、歩行困難などの運動麻痺が起きます。脳神経麻痺、呼吸筋麻痺など重篤化すると死亡することもあります。
 ●腸管出血性大腸菌(O157など)はこんな菌牛の腸管内にいます。食後2日から8日で腹痛、下痢、血便、発熱、倦怠感の症状がでます。【ここが怖い】ベロ毒素という毒をだします。この毒素は赤痢菌が作る毒素と同じものです。脳症を起こしたり、溶血性尿毒症症候群(HUS)という貧血、血小板減少、腎機能障害を引き起こすこともあります。重篤な場合、死亡することもあります。
 ●サルモネラはこんな菌鶏、牛、豚の腸管内にいます。食後12時間から24時間で腹痛、下痢(水様便)、高熱の症状がでます。【ここに注意】低温、乾燥にも比較的強い菌です。鶏卵についていることもあるので、卵料理はよく加熱して食べましょう。
 ●エルシニアはこんな菌豚などの家畜の腸管内にいます。食後2日から5日で発熱、虫垂炎に似た腹痛、下痢の症状がでます。【ここに注意】4度以下の低温でも増殖する菌です。冷蔵庫は定期的に清掃しましょう。
 ●E型肝炎ウイルスはこんなウイルス生や加熱不十分な豚肉、野生のイノシシ、シカの生肉を食べることで感染します。食後2週間から6週間ほど経過してから発熱や腹痛の症状がでます。【ここに注意】昔から「豚肉にはよく熱を通して食べましょう」と言われています。これは万一ウイルスが残っていても十分に加熱を行えばウイルスをやっつけられるからです。豚肉はしっかり加熱してから食べましょう。※豚肉を食べることで新型インフルエンザ(H1N1型)に感染することはありません。

食中毒の予防には、どんなことに気をつけたらいいの?

・肉や内臓はしっかり加熱して食べましょう。

・生肉をさわった後は、石けんでよく手を洗いましょう。

・生肉を切った包丁やまな板は洗剤でよく洗い汚れを落とした後に熱湯で消毒しましょう。

・まな板は肉用、魚用、野菜用と使い分けましょう。

・焼き肉をするときは肉を焼く箸(トング)と食べる箸を使い分けましょう。

 ●肉やレバーをおいしく安全に食べるにはしっかり加熱しましょう。目安は75度、1分間以上です。正しく加熱すれば菌もウイルスもやっつけられます。

食中毒かな?と思ったらどうすればいいの?

・早めに医師の診断を受けましょう。

・脱水症状を起こしやすいので水分をしっかり補給しましょう。

・原因と思われる食品がある場合は冷蔵庫で保管しましょう。

足立区で食中毒対策は行っているの?

肉屋、弁当屋、給食施設などを中心に一斉監視指導を毎年夏場に行っています。

食肉に関しては、営業者に対して肉の取り扱いや処理方法などを指導しています。

指導結果は区のホームページで確認できます。

「食品衛生情報」出前講座

テーマに応じて皆さんのところに出張します。

【対象】区内在住で10名以上のグループ対象です。

【内容】区職員による食中毒予防や食品の衛生的取り扱いなどの講座です。

【費用】無料です。

【申込】電話03(3880)5363(足立保健所生活衛生課食品保健係)

※開催場所はグループでご用意ください。

足立保健所では食品衛生に関するビデオの貸し出し、パンフレットの配布も随時行っています。

お気軽にお問合せください。

【参考】「講習会・ビデオ・パンフレット(食品衛生)」

関連情報

 ちょっと待って!お肉の生食(東京都福祉保健局)
 カンピロバクター食中毒予防について(厚生労働省)
 腸管出血性大腸菌Q&A(厚生労働省)
 E型肝炎Q&A (厚生労働省)
 足立保健所 生活衛生課
連絡先 部署名 足立保健所生活衛生課 食品保健係・食品監視係
電話番号 03-3880-5363から4(直通) ファクス 03-3880-6998
Eメール seikatueisei@city.adachi.tokyo.jp
ホタルイカの石焼
2011/05/15 22:58:59

もう少しで時期が終わりですが、ホタルイカです。

まずは、目・口・軟骨を骨抜きで取り除きます。面倒な作業ですが、おいしく食べるためには手を抜けません。

ホタルイカ

そのまま石焼きにしました。味付けはいりません。

普通の石ですると石が割れる可能性があるので、専用の石を使うほうがいいです。

ホタルイカ石焼

まだホタルイカを楽しみたい人は、しょうゆ漬けがお勧めです。

しょうゆ・みりんの合わせだしに漬けて、2日ほどで食べ頃となります。

ホタルイカしょうゆ漬け

※注意

ホタルイカには旋尾線虫という寄生虫が存在します。

https://i1.wp.com/idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g1/k01_14/14fig2.jpg

この幼虫を食べてしまうと、約1〜3日のうちに腹部皮膚にミミズばれができる「皮膚爬行(はこう)症」や嘔吐、腹痛を訴え、最悪の場合には「腸閉塞」を起こすことがあります。

こ の寄生虫は高温には弱いため、沸騰水に投入し30秒以上、中心温度60度以上で処理すれば安全です。したがって釜ゆでなどの加工品は安心です。また、 −30℃の低温で4日間以上、−35℃(中心温度)では15時間以上、−40℃で40分以上凍結処理されたホタルイカはそのまま食べても安全です。

当店では、冷凍保存をしてもうしばらくホタルイカを楽しみたいと思っています。

旋尾線虫
−ホタルイカから寄生虫−

平成12年6月20付日本経済新聞に「ホタルイカから寄生虫」という掲載記事があり、その後NHKテレビ等でも放映され、大きな注目を浴びました。 また、厚生労働省からホタルイカの取り扱いに注意するよう6月21日付で通知が出されました。記事の内容は、国立感染症研究所で東京都内のスーパーで販売 された富山県産の生食用のホタルイカを3回にわたり調査したところ、旋尾線虫という寄生虫の幼虫が検出された(ホタルイカ168検体中12検体、 7.1%)というものです。そこで今回は、旋尾線虫について簡単に解説します。

旋尾線虫とはどんな寄生虫?

比較的最近に発見されたこの寄生虫の学名は未だ決定されていません。旋尾線虫の幼虫には多くの種類があり、ホタルイカから検出されるものはタイプⅩ(テン)と呼ばれています。

幼虫タイプⅩ(テン)は、体長約10mm×体幅約0.1mmの糸くずのような細長い虫です。この虫が中間宿主であるホタルイカやタラなどの内臓に寄 生しています。ホタルイカでの寄生率は2〜7%といわれています。終宿主ははっきりとわかっていませんが、海のほ乳類か鳥類と考えられています。

ヒトに感染するとどうなるの?

ホタルイカなどの中間宿主にいる幼虫をヒトが食べると、約1〜3日のうちに腹部皮膚にミミズばれができる「皮膚爬行(はこう)症」や嘔吐、腹痛を訴 え、最悪の場合には「腸閉塞」を起こすこともあります。「腸閉塞」は入院し数日の絶食で軽快することが多いのですが、重症の場合には手術が必要です。

症例はどのくらいあるの?

この幼虫は今から36年前の1969年に秋田の腸閉塞の患者から発見されたと74年に論文で発表されたのが初めての症例です。その後80年代半ば頃 より次第にこの寄生虫による症例報告数が増加しましたが、95年には本症の報告は1例にとどまりました。しかしながら、その後96年より再び患者がみられ るようになり、2003年までにこの寄生虫による「皮膚爬行症」が23例、「腸閉塞」24例、及びその他2例の合計49例の報告があります。

予防はどうすればいいの?

ホ タルイカは大きさが手頃なサイズで、内臓も美味しいため、生で丸飲みしたり刺身で食べられることが少なくありません。この旋尾線虫の幼虫は、ホタルイカの 内臓(胃・腸)の中にしかいません。したがって、完全に内臓を取り除くことにより、この寄生虫に感染する危険性をほとんどなくすることが可能です。

この寄生虫は高温には弱いため、沸騰水に投入し30秒以上、中心温度60度以上で処理すれば安全です。したがって釜ゆでなどの加工品は安心です。ま た、−30℃の低温で4日間以上、−35℃(中心温度)では15時間以上、−40℃で40分以上凍結処理されたホタルイカはそのまま食べても安全です。

また、イカやサバなどでよく見られるアニサキスという寄生虫は、旋尾線虫と同様に一般的な塩や酢による調理では死滅しませんが、この寄生虫も凍結処 理により死滅します。これらの魚介類を生で食べるときには、これら寄生虫ばかりでなく、季節がら食中毒にならないよう、食品の衛生的な取り扱いに十分注意 して、安全で美味しく、愉快な食生活を楽しみましょう。

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 感染症の話 2001年第14週(4月2日〜4月8日)掲載

◆旋尾線虫症

ヒト以外の動物を固有宿主とする寄生虫の幼虫がヒトに侵入した場合、成虫には発育できずに幼虫のまま体内を移動し、さまざまな症状を引 き起こす症候群を幼虫移行症と呼んでいる。わが国では生鮮魚介類について、加熱をしない調理法(刺身、すし、酢づけなど)により喫食することが一般に普及 しているために、魚介類に由来する幼虫移行症の発生が多い。さきに述べたアニサキス症(2001年第5号掲載「感染症の話」)はその代表的なもののひとつである。ここでは、10 年程前から一般に出回っている「ホタルイカ」(写真1)の生食によって感染する事が明らかとなった旋尾線虫の幼虫移行症について述べる。この旋尾線虫幼虫移行症は、腸閉塞を含む急性腹症や皮膚に線状の爬行疹を引き起こすことで食品衛生上の新しい問題となっている。

 本種幼虫は、腸管壁への侵入移行のみならず、腹、背、腰部の皮膚組織内への移行を引き起こす点で軽 視できない危険な寄生虫であると考えられる。ホタルイカは3月から8月が漁期で、本症の発生時期が例年4月、5月に集中していることから、この時期、発生 予防に注意を喚起することが必要である。

写真1. ホタルイカ(上二つはボイルしたもの)

疫 学

1974 年に秋田県で大鶴らが、腸閉塞の疑いで摘出された小腸の炎症部から虫体断端を発見し「旋尾線虫目のある種幼虫による2 例」として報告していたものが最初である。原因食品は当初 から生の魚あるいはエビと考えられていたが、原因不明のままその後15 年間は報告が途絶えていた。ホタルイカの生食を原因とする旋尾線虫幼虫による皮膚爬行症や腸閉塞の患者発生は1987 年以後であるが、その要因は、主産地であった富山湾から生きたままのホタルイカを遠隔地発送 することがこの年に始まったことである。ホタルイカは元来限られた産地でのみ賞味され、その調理法も加熱か内臓除去後の生食が主であったと云われている。 それが生きたままでの遠隔地発 送の実現によって、ホタルイカのいわゆる「踊り食い」や内臓付きの刺身という新しい喫食法が流 布されて、本症の全国的発生に至ったものである。本症は当初、皮膚科領域からの新たな皮膚 爬行症の原因として報告が数多くなされたが、他方で急性腹症(腸閉塞)の原因としても注目されるところとなり、1988 年から1994年までの7年間に本虫が原因の皮膚爬行症32例、腸閉塞20例、眼寄生1例の報告がなされた。この1994年に、ホタルイカの内臓付き生食 が危険であることが一 般新聞等で大々的に報道され、生産者が加熱あるいは冷凍処理後に出荷したこともあり、翌1995 年には本症の報告が激減した。しかしながら最近に至って、食材としてのホタルイカが一般化す るとともに虫体の不活化処理が徹底されず、本症の発生はあとを断たない状況にある。近年、ホ タルイカは富山湾だけではなく、兵庫、福井、鳥取、京都、石川、新潟など日本海沿岸各県の漁 港でも水揚げがなされ、取り扱い業者が増加したことも背景にある。

病原体

 病原となる線虫は、終宿主と成虫が不明であるために旋尾線虫typeX 幼虫(写真2)と仮に名付けられているものである。この幼虫はホタルイカ、スルメイカ、ハタハタ、スケソウダラ、アンコウなどの海産魚介類の内臓に寄生し、体長:5 〜10mm 、体幅:0.1mm で、アニサキス幼虫と異なり肉眼では認めがたい。1990 年頃から頻発した皮膚爬行症を示す患者から本種幼虫の断端が病理組織学的に検出されていたが、その原因食材について当初は不明であった。

写真2. 旋尾線虫typeX 幼虫(スケールは1mm)

 しかし、続発した症例のなかにホタルイ カを生食した患者があり、ホタルイカを検査したところ 旋尾線虫typeX 幼虫の寄生が確認され、当時から出 回っていたホタルイカを内臓ごと生食することが本症の原因となっていることが明らかとなった。現在まで の調査によれば、本種幼虫の寄生率は2 〜7%で、寄生部位は主として内臓部分であると見られている。

臨床症状

 旋尾線虫幼虫の前眼房内寄生が1例報告されているが、旋尾線虫幼虫移行症は腸閉塞を含む急性腹症、あるいは皮膚爬行症などがその症状の大部分を占めている。

1 )急性腹症型

急性腹症を起こすものでは、腸壁が肥厚して腸閉塞として手術適応になるものと、麻痺性イレウス症状を呈して対症療法で軽快するものとがある。ホタルイカ 摂食後数時間〜2日後より腹部 膨満感、腹痛が出現する。腹痛の持続時間は2 〜10日で、嘔気、嘔吐を伴う事が多い。

2 )皮膚爬行症型

皮膚症状はホタルイカ摂食後2 週間前後の発症が多い。皮疹の大多数は腹部より始まり、爬行 速度は比較的速く、線状の皮疹は1 日2 〜7cm 伸長する。数ミリ幅の赤い線状の皮疹が蛇行して 長く伸び、浮腫状にわずかな隆起を伴う部分もある。また、虫体が真皮の比較的浅いところを移 行するためか、水疱をつくることが多い。

病原診断

診断上、3 〜8月に生鮮ホタルイカを内臓ごと摂取した食歴の有無がポイントとなる。皮膚爬行症においては、皮膚組織の採取と組織学的検索による虫体断端を証明するこ とが確実で、その 形態的特徴から病原幼虫の同定が可能である。他方で、急性腹症を起こすケースにあっては、 アニサキス症と異なり虫体が微細であるために、内視鏡による虫体確認や摘出は不可能である。 腸閉塞の疑いにより手術適応になったものについては、皮膚爬行症の場合と同様に組織学的検 索により虫体断端を証明し、形態的特徴から病原幼虫を同定する。しかしながら、腸閉塞様症状から対症療法により軽快するものに関しては病原診断は困難であ る。旋尾線虫typeX 幼虫を抗原 とする免疫血清学的診断が試みられ、患者ペア血清での抗体価の変動により感染の推定が行われている。

治療・予防

治療法としては、皮膚爬行症の場合は虫体の摘出、急性腹症の場合は対症療法が行われている。

予防としては、ホタルイカの「踊り食い」や、内臓付き未冷凍のものの刺身を絶対に避けることである。これまでに知られているホタルイカでの旋尾線虫typeX 幼虫の寄生部位は内臓であるので、 内臓を除去した上での生食は危険性が少ないと考えられている。

厚生省は平成12 年6月21日付けで、生食用のホタルイカの取り扱いと販売に関して、次の内容で不活化処理が実施されるように各都道府県へ通達した。

1.生食を行う場合には、次の方法によること。

(a) −30 ℃で4日間以上、もしくはそれと同等の殺虫能力を有する条件で凍結すること(同等の 殺虫能力例:−35 ℃(中心温度)で15時間以上、または−40 ℃で40 分以上)

(b) 内臓を除去すること、又は、製品にその旨表示を行うこと。

2. 生食用以外の場合は、加熱処理(沸騰水に投入後30秒保持、もしくは中心温度で60℃以上の加熱)を行うこと。

食品衛生法での取り扱い

食中毒が疑われる場合は、24 時間以内に最寄りの保健所に届け出る。

 1999 年12 月28 日に食品衛生法施行規則の一部改正(厚生省令第105 号)が行われ、食中毒事件票の一部が改正された。旋尾線虫はアニサキスのように食中毒原因物質として例示はされていないが、「食品媒介感染 症の疑いの者が発生した場合には、保健所長の一元的指揮のもと、現行の食中毒事件票に明示された病原 体のみを対象とするのではなく、食品保健部門が一次的原因究明を行うことが効果的である」(公衆衛生審議 会意見、平成9 年12 月24 日)という観点から対応する事が求められている。

国立感染症研究所寄生動物部 川中正憲 杉山 広)

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死亡の野球部員から髄膜炎菌抗原…食中毒はシロ

宮崎県は17日、同県小林市の私立小林西高校で、男子寮で生活していた野球部の1年生4人が体調不良を訴えて入院し、1人が死亡、この生徒の血液から髄膜炎菌の抗原を検出したと発表した。

入院中の1人からは髄膜炎菌が検出され、県は集団感染の疑いがあるとみて、同じ寮の野球部、柔道部員の検査を始めた。

県感染症対策室によると、死亡した生徒(15)は12日に体調不良を訴え、部活動を休んだ。13日午前7時頃、食堂で倒れているのが見つかり、同市立病院に搬送されたが、同日夕、転院先の宮崎市内の病院で死亡した。

髄膜炎は、脳や脊髄を包む髄膜に細菌が入るなどして起き、頭痛、発熱、嘔吐(おうと)などの症状が出る。せきやくしゃみから感染し、国内の年間患者数は10人程度。症状が急変していることから、県は劇症型の髄膜炎菌性髄膜炎とみている。早ければ19日にも髄膜炎菌かどうか判明するという。

死亡した生徒と相部屋の生徒、隣室の2人も入院し、1人から髄膜炎菌が検出されたが、いずれも回復し、1人はすでに退院した。

(2011年5月17日13時06分  読売新聞)
2005年第20週(5月16〜22日)掲載
髄膜炎菌性髄膜炎
化膿性髄膜炎のうち、髄膜炎菌を起炎菌とするものを髄膜炎菌性髄膜炎という。髄膜炎を起こす病原性細菌はいくつか知られているが、大規模な流行性の髄膜炎の起炎菌は髄膜炎菌のみであることから、流行性髄膜炎ともよばれる。疫 学

 わが国においては、終戦前後に4,000例を超える髄膜炎菌性髄膜炎の報告があったが、戦後は発生数は激減し、1970年以降、年間100例に満たない報告数となった(図1)。1980年以降は30例を下回り、1990年に入ると一桁台の報告数にまで減少した。
図1. 髄膜炎菌性髄膜炎患者報告数の推移,1918〜2004年

感染症法が施行された1999年以降では8〜22例が報告されている 1)。わが国では、髄膜炎菌性感染症の起炎菌としては、BおよびY群髄膜炎菌が同定されることが多い1)2)。しかし、世界全体としては毎年30万人の患者が発生し、3万人の死亡例が出ている3)。特に、髄膜炎ベルト(meningitis belt)とよばれるアフリカ中央部において発生が多く、また先進国においても局地的な小流行が見られている。

起炎菌としては、アフリカではA群が圧倒的に多く、8〜12年周期で地域での起炎菌となっており、またアジア(ベトナム、ネパール、モン ゴル)、ブラジルでも流行の原因株となっている。B群はヨーロッパに最も広く認められ、C群は米国、ヨーロッパに多く見られる。1998年にはイングラン ドでC群による流行性髄膜炎が発生し、1,500人以上が発症して150人が死亡し4)、C群混合ワクチン導入のきっかけとなった(治療・予防の項参照)。2000年から2001年にかけては、メッカへの巡礼者を介したW-135群の感染例が発生し、WHOの報告によると世界で患者約400人、死亡者約80人の犠牲者を出したとされている5)。近年においては2005年1月に、1カ月間で中国・安徽省を中心に髄膜炎の感染者が続出し、患者258人、死者16人もの犠牲者が出たとされた6)。また、フィリピンでは2004年10月から2005年1月にかけて、髄膜炎菌による患者98人、死者32人7)、インドでは2005年3月下旬から5月下旬までの短期間に、髄膜炎菌による患者が368人で死者が37人も発生した8)との報告がある。

一般的に患者としては、生後6カ月から2年の幼児、及び青年が多い。

一般的に髄膜炎菌は患者のみならず、健常者の鼻咽頭からも分離され、その割合は世界では5〜20%程度とされている9)。しかし近年の研究結果から、わが国においては健康保菌者は約0.4%程度であることが明らかとなっている10)11)。わが国における低保菌率と髄膜炎菌性感染症の低発生率の関連性は非常に興味深いが、詳細は不明である。

病原体

 髄膜炎菌(Neisseria meningitidis )は1887年にWeichselbaumによって、急性髄膜炎を発症した患者の髄液から初めて分離された。大きさは0.6〜 0.8μm、グラム陰性の双球菌(図2)で、非運動性である。患者のみならず、健常者の鼻咽頭からも分離される。人以外からは分離されず、自然界の条件で は生存不可能である。
図2. 髄膜炎菌のグラム染色像

本菌はくしゃみなどによる飛沫感染により伝播し、気道を介して血中に入り、さらには髄液にまで侵入することにより、敗血症や髄膜炎を起こす。

髄膜炎菌は莢膜多糖体の種類によって少なくとも13種類(A, B, C, D, X, Y, Z, E, W-135, H, I ,K, L)のserogroup(血清型)に分類されているが、起炎菌として分離されるものではA, B, C, Y, W-135が多く、特にA, B, Cが全体の90%以上を占める。また、菌の成育に必須の遺伝子(house keeping gene)の塩基配列の多様性を比較、解析することにより、分子レベルで分類するMLST(Multi Locus Sequence Typing)と呼ばれる方法があり、流行を起こす起炎菌は特定のグループに分類されることが推測されている12)

臨床症状

気道を介してまず血中に入り、 1)菌血症(敗血症)を起こし、高熱や皮膚、粘膜における出血 斑、関節炎等の症状が現れる。引き続いて 2)髄膜炎に発展し、頭痛、吐き気、精神症状、発疹、項部硬直などの主症状を呈する。3)劇症型の場合には突然発症し、頭痛、高熱、けいれん、意識障害を 呈し、DIC(汎発性血管内凝固症候群)を伴い、ショックに陥って死に至る (Waterhouse-Friderichsen症候群)。

菌血症で症状が回復し、髄膜炎を起こさない場合もあるが、髄膜炎を起こした場合、治療を 行わないと致死率はほぼ100%に達する。抗菌薬が比較的有効に効力を発揮するので、早期に 適切な治療を施せば治癒する。

病原診断

髄液、血液から分離培養を行い、グラム染色による検鏡及び生化学的性状により髄膜炎菌であることを確定する。血清群型別は、Wellcome社、E.Y Lab社などで販売されている型別用の 抗血清を用いて、凝集反応の有無によって検査を行う。

PCRによる髄膜炎菌の同定はいくつかの論文で報告されているが、いまのところWHOを含めた国際医療機関において統一された方法の提示はない。

また、髄液中の細菌抗原を検出する方法も行われており、ラテックス凝集法による診断キットがSlidex(Bio-Merieux社)として販売されている。ただし、このキットにはA, B, C群に対する抗体し か含まれていないので、その点に留意する必要がある。

治療・予防

第一選択薬はペニシリンGで ある。また、一般に髄膜炎の初期治療に用いられるセフォタキ シム(CTX)、セフトリアキソン(CTRX)、セフロキシム(CXM)は髄膜炎菌にも優れた抗菌力を発 揮するので、菌の検査結果を待たずしてCTX、CTRXをペニシリンGと併用すれば、起炎菌に対して広範囲な効果を現わし、早期治療の助けとなる。

予防としてはまずワクチンが挙げられる。現在ではA、C単独もしくはその2群、およびA、C、Y、W-135の4群混合の精製莢膜多糖体 ワクチンが使用されている。しかし、2歳以下の幼児に は最初から効果が期待できず、さらに成人に対しての効果は数年程度しか持続しないとされている。最近では、C群髄膜炎菌の莢膜多糖体を不活化ジフテリアト キシンに結合させた混合ワクチンが開発され、英国では1999年11月から、その他、ベルギー、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、オランダ、ポルトガル、 スペイン、カナダなどの先進国で認可され、現時点では最も有効なC群髄膜炎菌ワクチンとして使用されている13)。一方、B群の精 製莢膜多糖体ワクチンは免疫惹起力が非常に弱く、ワクチンとして有効でないとされている。そこで外膜タンパクを用いたワクチンが開発、 検討されてきたが、防御効果の有無がはっきりしないため、現時点においては使用可能なB群髄 膜炎菌用のワクチンは存在しない。しかし、B群髄膜炎菌による小規模なアウトブレイクに悩まさ れ続けてきたニュージーランドでは2004年に、ニュージーランド専用に開発された外膜タンパク質ワクチン「MeNZB」を仮認可し、6週歳から19歳ま での小児に定期接種を開始した14)。わが国 において少ないながらも発生する髄膜炎菌性髄膜炎の起炎菌の半数以上はB群によるものであり、日本国内のドミナント血清群であると推測されることから、今 後のB群髄膜炎菌に対するワク チンの実績動向と開発が注目される。いずれにしても、わが国においては発生率の低さからワクチンは輸入されておらず、ワクチン接種希望者に対しては現在の ところ、海外から取り寄せるか、 海外で接種する以外に方法がない。

患者と接する人々の感染率は一般の人々に対してかなり高いため、ワクチン以外の予防法として抗菌薬の予防投与が推奨されており、主にリファンピシンが用いられている。

感染症法における取り扱い

髄膜炎菌性髄膜炎は五類感染症全数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出る。報告のための基準は以下の通りである。

○診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、以下のいずれかの方法によって病原体診断がなされたもの

・病原体の検出

例 髄液からの菌の分離・同定など

しかし、現段階では報告義務が髄膜炎に限定されているため、髄膜炎菌による発症例の全体像が把握しにくい状況である。さらなる髄膜炎菌性 髄膜炎の疫学調査のためにも、臨床的に分離された髄膜炎菌株の分与が可能であれば、地方衛生研究所、もしくは国立感染症研究所細菌第一部高橋(E- mail:hideyuki@nih.go.jp)までご協力のご連絡を頂けると幸いである。

【文献】1)国立感染症研究所:病原微生物検出情報、髄膜炎菌性髄膜炎 1999〜2004、26(2):33-34, 2005.

2)Takahashi H, Kuroki T, Watanabe Y, et al.: Characterization of Neisseria meningitidis isolates collected from 1974 to 2003 in Japan by multilocus sequence typing. J. Med. Microbiol. 53:657-662, 2004.

3)WER, 74:297-304(1999)

4)Department of Health in England: Message from professor Liam Donaldson, the chief medical officer, department of Health.

http://www.doh.gov.uk/cmo99_07.htm., 1999.

5)World Health Organization : WHO.: W135 strain of the disease. http://www.who.int/csr/disease/meningococcal/w135/en/, 2003.

6)The document in Chinadaily news: Meningitis outbreak‘controllable’.

http://www.chinadaily.com.cn/english/doc/2005-02/02/content_414175.htm.2005.

7)World Health Organization : Outbreak news, Meningococcal disease in the Philippines -update 2.

http://www.who.int/csr/don/2005_01_28a/en/index.html.2005.

8)World Health Organization : Outbreak news, Meningococcal disease in India – update 3.

http://www.who.int/csr/don/2005_05_30a/en/index.html.2005.

9)World Health Organization: Control of Epidemic Meningococcal Disease. WHO Practical Guidelines. 2nd edition.

http://www.who.int/emc-documents/meningitis/whoemcbac983c.html, 1999.

10)井上博雄、大谷勝実、長沢正秋、他、髄膜炎菌性髄膜炎の発生動向調査及び検出方法の研究、平成14年度 総括・分担研究報告p.53-66

11)田中博、井上博雄、黒木俊郎、他、わが国の健康者における髄膜炎菌の保菌状況、病原微生物検出情報、26(2): 38-40, 2005.

12)Maiden MC, Bygraves JA, Feil E, et al.: Multilocus sequence typing: a portable approach to the identification of clones within populations of pathogenic microorganisms. Proc Natl Acad Sci US A 95: 3140-3145, 1998.

13)Bramley JC, Hall T, Finn A, et al.: Safty and immunogenicity of three lots of meningococcal serogroup C conjugate vaccine administered at 2, 3 and 4 months of age. Vaccine 19: 2924-2931, 2001.

14)Sexton K, Lennon D, Oster P. et al. The New Zealand meningococcal vaccine strategy: a tailor made vaccine to conbat a devastating epidemic. N Z Med J 2004:117.

URL:http://www.nzma.org.nz/journal/117-1200/1015/ , 2004

(国立感染症研究所細菌第一部 高橋英之)

髄膜炎菌性髄膜炎 1999〜2004

(Vol.26 p33-34)髄膜炎菌(Neisseria meningitidis )はグラム陰性の双球菌で、ヒトの咽頭に定着し飛沫感染により伝播する。髄膜炎 菌はインフルエンザ菌や肺炎球菌と並んで化膿性の髄膜炎を引き起こす病原菌として知られている。しかし、その中で流行性の髄膜炎を起こす病原菌は髄膜炎菌 のみであることから髄膜炎菌性髄膜炎は流行性髄膜炎とも呼ばれている(本号3ページ参照)。

日本における髄膜炎菌性髄膜炎のサーベイランスは2003年11月に改正施行された感染症法に基づく感染症発生動向調査において5類感染症に分類され、全 数把握対象となっている。わが国では小児の髄膜炎の起炎菌としてはインフルエンザ菌が圧倒的に多く、次いで肺炎球菌、B群レンサ球菌、大腸菌となり (IASR 23:31-32, 2002参 照)、髄膜炎菌によるものは非常に稀な感染症として認識されている。しかし、海外では、アフリカ等の発展途上国から英国や北欧諸国、米国といった先進国に 至るまで患者がみられ、WHOによれば毎年全体で50万人もの患者と5万人もの死亡者が報告されている。航空機の発達でボーダーレスとなっている今日で は、海外の髄膜炎菌性髄膜炎の流行は対岸の火事ではないと考えられる。今後の本症の発生予防対策のためにも国内での髄膜炎菌性髄膜炎の発生動向を把握して おく必要がある。

髄膜炎菌性髄膜炎の経年発生動向:感染症法施行前は伝染病予防法に基づき「流行性脳脊髄膜炎」として患者届出が行われていた。伝染病統計に よると、終戦(1945年)前後には日本では4,000例を超える報告があったが、ワクチン導入といった積極的対策は講じられていないにもかかわらず、戦 後発生数は激減し、1969年以降年間100例に満たない報告数となった(図1)。1978年以降は30例をきり、1990年代に入ると一桁台の報告数にまで減少した。感染症法が施行された1999年以降は8〜22例の報告がある(図1)。

感染症発生動向調査:1999年4月〜2004年12月までに髄膜炎菌性髄膜炎患者82例が届けられた。82例のうち、届出時点での死亡例は8例であった(図2)。またオーストラリアへの渡航歴があった1例(と不明5例)を除きすべて国内感染例であった。

血清群別発生状況:髄膜炎菌は莢膜多糖体の糖鎖の違いにより13血清群に分類されており、ワクチン導入時の重要な疫学情報となる(本号3ページ参 照)。患者届出時点で髄膜炎菌の血清群が記載されていたのは9例(A群2例、B群7例)のみであった。届出後に各自治体へ問い合わせた情報を追加しても、 半数近くが血清群不明であった。血清群が判明したもののうち、B群が22例と最も多く、次いでY群が15例となっている(図3)。

研究班で行われた過去30年間の国内分離株の調査結果でもB群とY群が全体の70%以上を占めていた(本号4ページ参照)。海外での主要な血清群はA群やB、C群である場合が多い(本号3ページ参照)のに対し、B群、Y群が多いのはわが国に特徴的である。一方、A群は過去30年間の髄膜炎菌182株中には1株も認められていない(本号4ページ参照)が、1999年以降に3株分離され、そのうち2株は患者本人もしくは近親者に中国への渡航歴があり、Multilocus sequence typing(MLST)法による分子疫学的分類によっても中国で近年流行のあった遺伝子型と一致した(本号5ページおよびIASR 24: 264, 2003参照)。C群は1例のみが東京都から2003年に報告されており、国内報告例としては非常に珍しい(IASR 25: 207, 2004参照)。

月別発生報告数:アフリカ赤道直北の「髄膜炎ベルト」と呼ばれる髄膜炎菌感染症のハイリスクエリアでは乾季に罹患率が非常に高いという報告がある(http://www.who.int/emc-documents/meningitis/whoemcbac983c.html)。わが国では大きな季節変動はないが、やや冬季(2〜3月)と梅雨(6〜7月)に多い(図2)。伝染病統計によると過去も同様の傾向が認められており、その傾向が報告例の激減した現在においても存在している可能性はある。

性別年齢分布:わが国では患者は4歳までの乳幼児が最も多く、次いで15〜19歳が多い(図4)。 患者数の多い先進国(英国、米国等)でも2歳までの乳幼児および寮で生活する大学生が最も多いとされている。また、わが国では男性の患者数(59例)は女 性の患者数(23例)を大幅に上回っていた。一方、海外では患者に性差があるという報告はなく、男性患者が多い傾向は日本特有の可能性も考えられる。

都道府県別発生状況:患者発生状況を都道府県別に見ると、23都府県で発生しており、東京都と神奈川県からの報告がそれぞれ20例、15例 と圧倒的に多く、次いで千葉(6例)、愛知(5例)、福岡(5例)となっている。首都圏や人口の多い地域に発生件数が多いことは髄膜炎菌が人から人へのみ 伝播されることを考慮すると、人の往来の激しい地域であることを反映しているとも考えられるが、その詳細はさらに例数を蓄積して解析する必要がある。

髄膜炎菌性髄膜炎はワクチンによって予防可能な疾患であり、その効果は血清群特異的である。現在、わが国においては、髄膜炎菌性髄膜炎の患者数は少数であ るので、緊急にワクチンを導入する蓋然性は低いと考えられる。しかし、世界的には患者数も多く、国民が罹患する機会が増えてくる可能性はある。それらの状 況への未然対応という観点から、わが国で分離される髄膜炎菌の血清群別解析の情報は貴重なものとなる。現時点では、全分離菌株の血清群が調べられている訳 ではないので、今後病原体サーベイランス体制の強化が必要となる。各医療機関および検査機関においては髄膜炎菌の血清群別検査を積極的にお願いしたい。ま た、感染研ではMLST法により詳細な髄膜炎菌の解析を行っており(本号4ページ参照)、血清群別が困難な場合も含めて感染研に菌株をご送付いただけると幸いである。

現行の感染症法では髄膜炎菌性髄膜炎の届出基準は診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、髄液からの髄膜炎菌の分離・同定などにより 病原体診断がなされたものとされ、敗血症患者等の血液から髄膜炎菌が分離された場合については明記されていない。しかし、菌血症状態から引き続き髄膜炎が 発症する危険性もある。今後は髄膜炎菌感染症全体を把握する体制を強化するため、届出基準の見直しが現在検討されている。

WHOは、曝露後の抗菌薬予防投与はWHOでは家族、寄宿学校の生徒といった小規模集団内の感染拡大を防止するうえで適当であるとしている(http://www.who.int/emcーdocuments/meningitis/whoemcbac983c.html)。また、CDCも、家族内や療養施設といった環境下の人々の感染率は通常より500〜800倍も高くなることから、リファンピシンを始めとする抗菌薬の予防投与を推奨している(http://www.cdc.gov/epo/mmwr/preview/mmwrhtml/00046263.htm)。しかし、現時点ではわが国では抗菌薬の健常者への投与に関し保険適用がないため、保健所等からの特別な指導が無い限り予防投与は実施されていない。わが国でも曝露後の抗菌薬予防投与のガイドラインの検討が必要であろう。

現在、国内では髄膜炎菌ワクチンは市販されていないため、ごく限られた施設以外では接種できない。髄膜炎菌性髄膜炎の流行地へ渡航する場合には、渡航前に医師が個人輸入したワクチンを接種してもらうか、渡航先でワクチン接種を受けるしかない。

最近、中国、フィリピン等の近隣国で髄膜炎菌性髄膜炎が流行している現状を考えると、決して稀な疾患ではないという認識を持つ必要がある。

医学の進歩:髄膜炎菌疾患

Medical Progress: Meningococcal Disease

髄膜炎菌は,米国における細菌性髄膜炎と膿瘍の主因であり,サハラ砂漠以南のアフリカ諸国における流行病の原因である.米国では,新生児と青少年の感染率 がもっとも高い.喫煙は,重要かつ変更可能な危険因子であり,ハイリスク群のワクチン接種により,感染予防が可能である.この論文は,髄膜炎菌疾患の病理 発生,診断,治療と,その化学予防に関して,最新の知見をまとめた総説である.

細菌性髄膜炎 Hibワクチン認可

[キーワード]医療情報小児科

[更新日時]2007年01月22日

 ■早期の診断困難 治療にも限界 乳幼児は後遺症や死亡も

元気だった乳幼児が急に発熱や嘔吐(おうと)などを起こす髄膜炎。中でも細菌性髄膜炎は重症率が高く、症状が急速に悪化して死に至るケースも少な くない恐ろしい病気だ。早い段階での治療開始が重要だが、現代医学でも早期発見は難しい。そうした中で、主な原因であるインフルエンザ菌b型(Hib(ヒ ブ))のワクチンが今月中にも認可される見通しとなり、関係者の期待が高まっている。 (坂本信博)

 ●急な発熱、嘔吐

福岡県内のある家庭でのこと。11カ月になる男児が夕食後に38度の熱を出した。寝かせて様子を見ていると、翌朝男児は嘔吐し、母親は朝一番にかかりつけの小児科に連れて行った。

医師は特別な症状などがないため「突発性発疹(ほつしん)か風邪でしょう」と説明し、抗生剤の内服薬を処方した。しかし、夕方には体温が39度を超え、嘔吐も止まらず、ぐったりしてきた。

母親は翌朝、男児を連れて総合病院の小児科を受診。医師から「髄膜炎の疑いがあります。入院していただいて髄液の検査をします」と告げられ、検査の結果、細菌性髄膜炎と診断された。3週間の入院治療で元気にはなったが、後遺症で難聴になってしまった。

 ●年間1000人が発症

髄膜炎は、脳や脊髄(せきずい)を包む髄膜に細菌やウイルスが侵入し、炎症を起こす病気。大きく分けてウイルス性(無菌性)と細菌性があり、細菌 性は4歳以下、ウイルス性は新生児と4~7歳ごろに多い。発熱や頭痛、嘔吐で始まり、うなじの硬直、重症例では痙攣(けいれん)、意識障害などの症状が現 れる。

ウイルス性の場合は、夏風邪やおたふくかぜウイルスによるものが多く、重症化することはほとんどない。安静にして水分補給をすれば1~2週間で自然治癒し、後遺症も事実上ないという。

一方、細菌性は化膿(かのう)性髄膜炎とも呼ばれる。ウイルス性より発症頻度は低いが、重症化しやすい。さまざまな原因菌があり、Hibが6割以 上、肺炎球菌が3割近くを占める。年間1000人近くの子どもが発症し、約5%が死亡、約25%に手足のまひや発達の遅れ、難聴、てんかんなど後遺症がみ られるという。

髄膜炎かどうかは、脊髄(せきずい)に針を刺して採取した髄液で診断するが、原因菌を特定するまでに数日かかることもある。細菌性の疑いが強い場合は、高用量の抗生物質(抗菌薬)を静脈注射する。

 ●約70%は見逃す

治療には2週間から1カ月かかるが、治療開始が早ければ早いほど、重症化や、後遺症の発症を防ぐ可能性も高まる。その早期発見について、福岡市立 西部療育センター長で、日本小児科学会予防接種・感染対策委員会メンバーの宮崎千明医師は「今の医学水準では早い時期の診断は非常に難しい」と明かす。

発熱はほぼ全例で、嘔吐は約半数であるが、それらの症状は風邪や嘔吐下痢でも見られる。脊髄に針を刺す髄液検査は簡単にはできず、開業医が初診で髄膜炎と確定診断するのは事実上、不可能だ。

約百例の細菌性髄膜炎児の発熱早期症状や血液検査所見を調べたという、ふかざわ医院小児科(福岡市東区)院長の深澤満医師も「どんなに慎重に診察しても、発熱後2日以内だと70%は分からない。重症化するまで診断が難しいケースがほとんど」と話す。

 ●耐性菌の増加も

細菌性髄膜炎では、抗生剤を点滴で投与して治療を行う。ところが、風邪の患者らに内服用の抗生剤を処方することが一般化しており、1990年代から、抗生剤が効きにくいHibや肺炎球菌などの耐性菌が急増。日本は世界で最も耐性菌が多い国の一つとなった。

髄膜炎治療への影響も避けられず、深澤医師は「実際に耐性菌による細菌性髄膜炎患者が増え、治療が難しくなっている」と認める。

診断も治療も難しい病気の場合、予防が最大の決め手といえ、宮崎医師も深澤医師も「根本的解決策はワクチン接種で発症を防ぐしかない」と口をそろえ、効果に期待を寄せている。

 ■1年後めどに予防接種開始 海外では「過去の病気」 計4回で自己負担3万円

細菌性髄膜炎は初期診断や治療が難しいため、欧米では1980年代後半から、予防のためのワクチンが相次いで承認された。98年には世界保健機関 (WHO)が、インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンの定期予防接種を推奨する声明を発表。既に100カ国以上で接種が行われており、アジアで未承認な のは日本、北朝鮮など数カ国だけとなっている。

Hibはインフルエンザウイルスとは別物で、細菌の一種。ウイルスの存在が分かっていなかった19世紀後半、インフルエンザ患者のたんから発見されたため、その名が付いた。

米国では定期接種開始から2年後に、Hibによる髄膜炎の発症率が100分の1に激減。「Hib髄膜炎は事実上、過去の病気になった」という声もある。

これに対し、日本では発症率が低かったことなどから必要性が認識されず、製薬会社が厚生労働省に承認を申請したのは2003年3月だった。審査体制や副作用に対する懸念もあって審査も進まず、ようやく今月、承認の見通しとなった。

来年1月ごろには接種が始まりそうだが、課題は残る。Hibワクチンは零歳時に3回、1年後に1回の計4回の接種が必要で、合わせて3万円ほどか かる見込みだ。当面は自費による任意接種となる可能性が高く、深澤満医師は「任意では普及は難しい。早期に公費での定期接種化をする必要がある」と力説す る。

厚労省ワクチン研究班員でもある宮崎千明医師らの試算では、予防効果の高い定期接種は治療費や後遺症が出た人の介護費の削減につながり、結果として年間82億円の節減になるという。

宮崎医師は「Hibワクチンなどが普及すれば、夜間の急な発熱でも慌てて受診する必要がなくなり、小児救急医療に劇的な変化をもたらす可能性がある」としている。

(写真=上から、宮崎千明医師、深澤満医師)

(図・表=上から、細菌性髄膜炎の年齢分布<原因菌別>(宮崎千明医師提供)、世界のHibワクチン導入の現状。アジア・アフリカを含む世界100カ国以上で導入されている(宮崎千明医師提供))

難病が潜む可能性 放っておけぬ低身長症 成長曲線で早期発見を

[キーワード]小児科

[更新日時]2008年03月31日

 この春、小学校に上がる娘は同い年の子より頭1つ分ぐらい小さい。実は1歳健診で「低身長症」の可能性を指摘されていた。私も妻も背は低い方だ し、周りも「小さくてかわいいねえ」と言ってくれる。「背が低いのも個性」「女の子だし」とのんきに構えていた。だが先日「低身長は難しい病気が原因の可 能性もあり、身長だけの問題ではない」と小耳に挟んだ。少し心配になって調べてみた。 (江藤俊哉)

 ■100人に2-3人

医学的な低身長は、同性同年齢の標準身長に対し「マイナス2標準偏差(SD)」以下と定義される。「2SD」は、標準値を挟んだ「プラス2SD」 と「マイナス2SD」の間に全体の約95%が入る数値。「マイナス2SD」以下には2-3%が含まれる。つまり100人中、背が低い方から2-3番目まで が低身長となるわけだ。

ちなみに出生時の「マイナス2SD」は男児44.7センチ(平均49.0センチ)、女児44.2センチ(同48.4センチ)。17歳11カ月は男子159.1センチ(同170.8センチ)、女子147.6センチ(同158.1センチ)となっている。

低身長の代表的な原因は成長ホルモンの不足や欠乏だ。低身長児の1-2割を占め、2-3歳から低身長が目立つ。

この場合は成長ホルモン製剤を注射して、成長ホルモンの不足分を補う治療が施される。注射は毎日、家族や本人がお尻などに打たねばならないが「注射針は非常に細くて短く、慣れれば恐怖感はなくなる」と熊本市民病院(同市湖東1丁目)小児科の中村俊郎部長は話す。

 ■QOLに影響も

成長ホルモン治療はいつ始めても効くわけではない。思春期に身長の伸びをもたらすのは性ホルモンの働きだが、その伸び幅は男子25-30センチ、女子20-25センチ程度。それを過ぎると、骨が成熟し、成長ホルモンを投与しても伸びる余地がなくなるのだ。

「思春期開始時の身長で最終的な身長はほぼ決まる。それまでにどれだけ身長を稼げるかが重要」と中村部長は話す。

では、思春期以後の成長ホルモン治療は無駄かというと、そうではない。成長ホルモンの働きは身長を伸ばすだけではない。体内で生涯分泌され、タン パク質や脂質などの代謝に重要な役割を果たす。不足すれば、疲れやすく、スタミナや集中力、気力が低下し、うつ状態を招く場合もある。また、皮膚が乾燥し たり、体脂肪が増加したりもするという。

「成長ホルモンは生涯に渡り、QOL(生活の質)に影響する」(中村部長)のだ。

 ■早合点しないで

低身長の原因は成長ホルモンだけではない。成長に関係する甲状腺ホルモンや性ホルモンの異常のほか、脳に腫瘍(しゅよう)が隠れていたり、骨に病気があったり、染色体異常の場合もあり、その種類は200以上あるという。

また、いじめや虐待など長期にわたる強いストレスが成長ホルモンの分泌を低下させることもある。

身長が正常範囲だからといって安心はできない。ある時点から急に成長率が低下したり、逆にまだ10代になっていないのに急激に成長率が増加したりするのも要注意だ。

実際には、低身長児の半数以上は病的な原因がない「特発性」と呼ばれる低身長で、この場合は治療の対象とはならない。だがこれまで述べたように、低身長には一生を左右する病気が潜んでいる可能性がある。

特に女児の場合は「女の子だから」と見逃されることが多い。ある製薬会社が成長ホルモン治療を受けている約1万人を調べたところ、男女比は2対1で、女児が圧倒的に少なかったという。

中村部長は「『生まれつき』などと早合点は禁物。幼いころから保護者が子どもの成長を注意深く見守ることが大切」と語った。

*   *

異常の早期発見には、身長の推移をグラフ化した「成長曲線」を付けることが大切。何らかの異常があれば曲線は不自然な軌跡をたどる。インターネットで「成長曲線」で検索すると、製薬会社のウェブサイトなどに標準偏差を計算してくれるソフトもある。

取材後、娘の母子手帳や幼稚園の健診記録を引っ張りだし、インターネット上で調べてみた。結果、娘の身長はずっと「マイナス2SD」以下で推移していた。早速、専門医に検査の予約を入れた。

【写真説明1】中村俊郎部長

【写真説明2】低身長症の主な原因

=2008/03/31付 西日本新聞朝刊=

韓国料理大図鑑

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갈비구이(カルビクイ)牛のカルビを焼いたもの
갈비찜(カルビチム)牛のカルビを煮込んだ料理
갈비탕(カルビタン)牛のカルビを煮込んだスープ
감자전(カムジャジョン)すりおろしたジャガイモのジョン
감자탕(カムジャタン)豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋料理
게장(ケジャン)カニの塩辛
계란빵(ケランパン)中に目玉焼きを入れた今川焼き
계란찜(ケランチム)溶き卵に野菜などを加えて蒸した料理
고등어조림(コドゥンオチョリム)サバの煮物
곰탕(コムタン)牛肉と内臓などを煮込んだスープ
곱창전골(コプチャンジョンゴル)牛の内臓を用いた鍋料理
구절판(クジョルパン)宮廷料理のひとつ
김밥(キムパプ)海苔巻き
김치볶음밥(キムチポックムパプ)キムチチャーハン
김치전(キムチジョン)具にキムチを入れたジョン
김치찌개(キムチチゲ)キムチを入れたチゲ
꼬리곰탕(コリコムタン)牛テールを煮込んだスープ
꽃게탕(コッケタン)ワタリガニの鍋
낙지볶음(ナクチボックム)テナガダコを甘辛く炒めた料理
낙지전골(ナクチジョンゴル)テナガダコを用いた鍋料理
냄비우동(ネムビウドン)鍋焼きウドン
냉면(ネンミョン)冷麺(更新)
닭갈비(タッカルビ)鶏肉と野菜を鉄板で辛く炒めた料理
닭곰탕(タッコムタン)鶏肉を煮こんだスープ
닭도리탕(タットリタン)鶏肉と野菜を甘辛く煮こんだ鍋料理
닭한마리(タッカンマリ)丸鶏を煮こんだ鍋
대구탕(テグタン)マダラのスープ
더덕구이(トドックイ)ツルニンジンの根を焼いたもの
도가니탕(トガニタン)牛の膝蓋骨と付近の肉を煮込んだスープ
도토리묵(トトリムク)ドングリのムク
돈가스(トンカス)トンカツ
돌솥밥(トルソッパプ)穀類や豆類などを一緒に炊き込んだ釜飯
돌솥비빔밥(トルソッピビムパプ)石焼ビビンバ
동태찌개(トンテチゲ)冷凍したスケトウダラのチゲ
돼지갈비(テジカルビ)豚のカルビを焼いたもの
돼지국밥(テジクッパプ)豚肉スープのクッパ
된장찌개(テンジャンチゲ)味噌で味をつけたチゲ
두루치기(トゥルチギ)豚肉とキムチ、野菜などを鍋で煮た料理
두부전(トゥブジョン)豆腐のジョン
떡갈비(トッカルビ)骨から外して叩いて焼いたカルビ
떡국(トックク)うるち米で作った餅を入れた雑煮
떡볶이(トッポッキ)うるち米で作った餅を野菜などと炒めたもの
라면(ラミョン)ラーメン
라볶이(ラポッキ)トッポッキにラーメンの麺を加えたもの
막국수(マッククス)ソバ粉を用いた冷たい麺料理
만두(マンドゥ)餃子
만두국(マンドゥクク)餃子を入れたスープ
매운탕(メウンタン)魚、魚のあらで作った辛い鍋料理
물냉면(ムルレンミョン)冷たいスープに入った冷麺(更新)
물회(ムルフェ)刺身を氷水の中に浮かべた料理
미역국(ミヨックク)ワカメを入れたスープ
밀면(ミルミョン)小麦粉で麺を作った冷麺(新規)
번데기(ポンデギ)カイコのさなぎの蒸し煮
보신탕(ポシンタン)犬肉を用いた鍋料理
보쌈(ポッサム)蒸した豚肉を葉野菜で包んで食べる料理
복국(ポックク)フグのスープ
볶음밥(ポックムパプ)ごはんを炒めた料理
부대찌개(プデチゲ)ハム、ソーセージ、ラーメンなどのチゲ
부침개(プチムゲ)魚、貝、肉、ネギなどを小麦粉で溶いて焼いたもの
북어국(プゴクク)干したスケトウダラのスープ
불고기(プルコギ)下味をつけた牛肉を焼いた料理
불닭(プルタク)激辛に味付けた鶏肉料理
붕어빵(プンオパン)タイ焼
비빔냉면(ピビムネンミョン)辛い薬味ダレをかけた冷麺(更新)
비빔밥(ピビムパプ)ビビンバ
빈대떡(ピンデトク)緑豆粉に具を入れ円盤状に焼いたもの
뼈다귀해장국(ピョタギヘジャンクク)豚の背骨などを煮込んだスープ
산낙지(サンナクチ)生きたテナガダコをぶつ切りにしたもの
삼겹살(サムギョプサル)豚バラ肉を用いた焼肉
삼계탕(サムゲタン)参鶏湯
선지국(ソンジクク)固めた牛の血を入れたスープ
설렁탕(ソルロンタン)牛肉、牛骨、内臓などを煮込んだスープ
소머리국밥(ソモリクッパプ)牛の頭部を煮込んだスープのクッパ
수육(スユク)茹で肉を薄切りにしたもの
수제비(スジェビ)小麦粉をこねて適当な大きさにちぎり茹でた料理
순대(スンデ)豚の腸にもち米や春雨、豚の血などを詰めたもの
순대볶음(スンデボックム)スンデと野菜を炒めた料理
순대국(スンデクク)スンデを入れたスープ
순두부찌개(スンドゥブチゲ)押し固めない豆腐を用いたチゲ
신선로(シンソルロ)中央に炭火を入れる筒のある鍋で作る料理
쌈밥(サムパプ)葉野菜でご飯を包んで食べる料理
아구찜(アグチム)アンコウと野菜を辛く蒸し煮にした料理
아구탕(アグタン)アンコウの鍋料理
아무거나(アムゴナ)おつまみの盛り合わせ
약밥(ヤッパプ)甘い味のおこわ
오겹살(オギョプサル)豚バラ肉を中心に皮からカルビまでの焼肉
오골계탕(オゴルゲタン)烏骨鶏のサムゲタン
오뎅(オデン)オデン
우거지탕(ウゴジタン)葉野菜の外葉を煮込んだスープ
우동(ウドン)ウドン
육개장(ユッケジャン)牛肉の細切りを入れた辛いスープ
육회(ユッケ)牛肉の刺身
육회비빔밥(ユッケピビムパプ)牛肉の刺身を乗せたビビンバ
잡채(チャプチェ)タンミョン(春雨)と野菜を炒めた料理
재첩국(チェチョプクク)シジミを煮込んだスープ
전(ジョン)鉄板に油を敷き薄く切った材料に小麦粉をつけて焼いたもの
전복죽(チョンボッチュク)アワビの粥
족발(チョッパル)豚足
지짐이(チヂミ)魚介、肉、野菜などを小麦粉で溶いて焼いたもの
짜장면(チャジャンミョン)炸醤麺
짬뽕(チャンポン)チャンポン
찜닭(チムタク)丸鶏を野菜や麺などと一緒に煮込んだ料理
청국장(チョングッチャン)チョングッチャンという味噌を用いたチゲ
추어탕(チュオタン)ドジョウのスープ
카레라이스(カレライス)カレーライス
칼국수(カルグクス)切り麺の温かい麺料理
콩국수(コングクス)豆乳に麺を入れた料理
콩나물국밥(コンナムルクッパプ)豆モヤシのスープのクッパ
탕수육(タンスユク)酢豚
탕평채(タンピョンチェ)ムクやナムルを大皿に盛り付けた料理
파전(パジョン)ネギのジョン
팥빙수(パッピンス)アズキ、果物などを乗せたかき氷
팥죽(パッチュク)アズキ粥
한정식(ハンジョンシク)韓定食
해물탕(ヘムルタン)海産物の鍋料理
해장국(ヘジャンクク)二日酔いの朝に食べるスープ
호떡(ホットク)中に蜜を入れたお焼き
황태구이(ファンテグイ)スケトウダラの干物を焼いたもの
황태해장국(ファンテヘジャンクク)スケトウダラの干物のスープ
회(フェ)刺身
회냉면(フェネンミョン)刺身冷麺(新規)
회덮밥(フェトッパプ)刺身丼

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