東北地方太平洋沖地震 (宮城三陸沖M8.4->8.8->9.0地震,8.9USGS) 福島第一(1、2、3、4、5号基)、第二原発(1,2,4号基)メルトダウン 2011/03/11 part 5

ロシア沿海地方での放射能監視 1時間ごとに

13.03.2011, 12:52

Фото: РИА Новости
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ロシア極東の沿海地方での放射能測定が、1時間ごとに行われている。

12日の時点では3時間ごとの測定だった。

地方気象台の発表では、1時間当たり12から14ミクロレントゲンを超えてはいない、とのこと。

ロシア 原発事故処理への協力を公式提案

13.03.2011, 17:21

Фото: РИА Новости
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13日、ロシアは、日本に対し、大地震発生後損傷を受けた福島原発の問題解決のため、原子力・放射能領域での援助・協力提案を正式に行った。これは、国営原子力企業「ロスアトム」のアレクサンドル・ロクシン副総支配人が記者団に述べたもの。

ロクシン氏は「提案は、日本側に渡された。我々は、いつでも用意ができており、日本側 からの答えを待っている。 我々は、日本の専門家が福島原発で行った事を高く評価している。 福島第一原発三号炉は、水位が回復し監視計器類が機能してい る。 現在、状況は安定し、原子炉冷却のための海水の注入にも成功した。 爆発の危険は免れたと思う。 ただ一号炉では、相変わらず監視計器が作動してい ない」と懸念を伝えた。

また原子力関連企業「ロスエネルゴアトム」のウラジーミル・アスモロフ副支配人は「この二晩の間、ロシアの原子力エネルギー専門家達は、日本の原発で起こっているようなすべての事を予想した。 援助する用意が完全にできている。」と述べている。

(写真は、メドヴェージェフ大統領と会見する「ロスアトム」のキリエンコ社長)

福島第一原発原発4号機 炎見えなくなる

16日午前5時45分ごろ、福島第一原子力発電所4号機の原子炉がある建屋から炎が上がっているのを東京電力の社員が確認しましたが、30分後には炎が見えなくなったと東京電力が発表しました。
16日午前5時45分ごろ、福島第一原発4号機の原子炉がある建屋の4階、北西の角付近で炎が出ているのを東京電力の社員が見つけ、消防に通報しました。
およそ30分後の午前6時15分、数十メートル離れた場所から確認したところ、炎が見えなくなっていたということです。
現場は、15日午前中に火災があった場所とほぼ同じだということで、原子炉に水を送るポンプの回転数を調整する装置が置かれている場所だということです。
東京電力によりますと、現場は放射線の値が高く、近づけないということで、現在、外から状況を確認するとともに消火の方法などを検討していました。
けが人はいないということです。
4号機では、15日も午前9時半すぎに出火が確認され、東京電力ではその後、自然に消えたとしていましたが、出火の原因などは分かっていません。

3月16日 8:10更新

福島第一原発5号機 炉内の水位がやや低下

原子力安全・保安院は、16日未明の記者会見で、これまで安全に停止しているとしていた福島第一原発の5号機でも、核燃料が入った原子炉内の水位がやや低下していることを明らかにしました。
ただ、隣の6号機に津波被害を受けていない発電機があり、原子力安全・保安院では「水の量は調整できる」としています。
原子力安全・保安院によりますと、福島第一原発の5号機は、今月11日の地震と津波の発生時は定期点検中で、原子炉は安全に停止しているとしていました。
しかし、核燃料は、営業運転に向けてすでに原子炉の中に入っていて、燃料を冷やすための水を循環させておく必要がありました。
ところが、津波によりディーゼル発電機が壊れ、十分な水の循環ができず、原子炉内の圧力が高くなることもありました。
このため、原子炉内の圧力を調整しようと、弁を開く作業を行ったところ、そこから水蒸気が出て、15日午後9時現在、水面が核燃料の2メートル1センチ上まで下がっていました。
核燃料の露出はありませんが、これは5時間前の15日午後4時と比べて40センチ低くなっているということです。
ただ、隣の6号機に津波被害を受けていない発電機があり、現在は、その発電機を使って、5号機と6号機の2つの原子炉に水を送っていて、原子力安全・保安院では「健全な発電機があるので水の量は調整できる」としています。

3月16日 5:20更新

福島第一原発 燃料棒損傷進んだか

冷却水の注入が進まず、燃料棒が露出した福島第一原子力発電所の3基の原子炉のうちの2基で、燃料棒の損傷が急速に進んでいるおそれがあることが分かりました。
東京電力は、福島第一原発の2基の原子炉で、冷却水の中に漏れ出した放射性物質の量を基に燃料棒全体のうちどれぐらいの範囲に小さな穴やひびなどができているかを推定し、15日に開かれた県の災害対策本部の会議で結果が示されました。
それによりますと、損傷したおそれがある燃料棒の割合は、▽1号機では15日午後1時に43%だったのが、午後3時25分には70%に広がっていました。
また、▽2号機でも14%から33%へと急速に増えたということです。
これらの2基では、原子炉内の冷却水の水位が下がって燃料棒が露出し、内部に海水を注入する作業が続けられていますが、なかなか水位が回復せず、燃料棒が高温になって溶けているおそれがあると指摘されています。
燃料棒の損傷が進みますと、放射性物質が外部に漏れ出しやすくなります。
2基の原子炉内の圧力は下がる傾向にあるということで、東京電力では、今回のデータの推移を慎重に見守りながら、海水の注入を進めていくことにしています。

3月16日 4:40更新

プール注水 ヘリの使用は困難

福島第一原子力発電所の4号機で、核燃料を保管するプールの冷却ができなくなっていて、東京電力は、ヘリコプターで上空から運ぶ水をプールに入れることを検討していましたが、ヘリコプターを使う方法は困難であることが分かりました。
福島第一原発では、地震のとき、定期検査のために運転を止めていた4号機で、核燃料を保管するプールの水の温度が、14日未明の時点で、通常よりおよそ40度高い84度まで上がっていて、その後は、機器の故障で温度が測れなくなっています。
この状態が続けば、燃料が溶けたり、水素が発生したりするおそれがあるため、東京電力はプールに水を入れる方法として、ヘリコプターを使って山火事の消火作業のときのように、運ぶ水を上空から建物の屋根の損傷した部分を経由して入れることを想定していました。
ところが、損傷した部分とプールとの距離が数十メートル離れていることや、ヘリコプターで1度に運べる水の量が少ないことから、ヘリコプターを使う方法では、極めて困難であることが分かりました。
プールの周辺は、強い放射線が出ていて、すぐには近づけない状況で、東京電力は、消防車などを使ったほかの方法で水を注入できないか検討しています。
海江田経済産業大臣は15日、東京電力に対し、福島第一原発の4号機の核燃料を保管するプールに速やかに水を入れるよう法律に基づいて命じています。

3月16日 4:40更新

“プールにヘリで注水 検討”

東京電力は15日夜、記者会見し、地震の影響で核燃料を保管するプールの冷却装置が動かなくなっている福島第一原子力発電所4号機について、15日以降、ヘリコプターを使って上空から水をまいて注入することも検討していることを明らかにしました。
具体的には、15日朝、4号機の原子炉が入っている建屋で爆発音がし、屋根に損傷があることから、そこから山火事の消火作業のようにヘリコプターで水をまいて注入することを想定しているということです。
ただ、現時点では屋根に適当な穴があるかどうかは確認できていないということです。
このため、東京電力ではヘリコプターでの手段が不可能だった場合は、15日朝、爆発音のあと、8メートル四方の穴が開いた外壁から、消防車を使って水をまく方法も検討しているということです。
福島第一原発では、このほか、それぞれの原子炉を冷やすために海水を入れる作業を続けているものの、冷却用の水の水位が上がらない状況が続いていますが、 これについて東京電力では「水位計が故障している場合もあれば、入れている水が漏れ続けている可能性も否定できない」などと述べました。

3月15日 23:50更新

福島第一原発4号機 外壁落下し2か所の穴

経済産業省の原子力安全・保安院は、15日朝、福島第一原子力発電所の4号機で爆発音がし、調べた結果、建屋の外壁が落下し、8メートル四方の穴が2か所開いていたことを明らかにしました。
原子力安全・保安院によりますと、15日午前6時14分、福島第一原子力発電所の4号機で爆発音が聞こえ、従業員が現場に向かったところ、原子炉が入っている建屋の北西側の外壁が2か所で落下して穴が開いていたと言うことです。
穴はいずれも8メートル四方で、爆発があったとみていますが、原因については分からないということです。
また、それからおよそ3時間後の午前9時38分には、4号機の建屋の4階付近から出火しましたが、午前11時ごろ、自然に消えていることが確認されました。
4号機は定期検査中だったため、運転はしておらず、原子炉の中は空で、すべての核燃料は、格納容器のそばにある保管用のプールの水の中に入れていました。
このため、プールの温度は上がりやすい状況になっていて、14日は、通常のおよそ40度より高い84度になっていたということです。
4号機のプールの水は、核燃料の熱で蒸発していることも考えられますが、原子力安全・保安院では、現在の水位がどうなっているのかは分からず、今後、水を注入する方法を検討するとしています。

3月15日 19:45更新

官房長官“5号機と6号機 温度上昇”

枝野官房長官は、午後4時すぎの記者会見で、福島第一原子力発電所について、午前中、高い数値を計測した敷地内の放射線の量が、その後、低下していることを明らかにし、「若干、安どしている」と述べるとともに、引き続き数値の改善に取り組んでいく考えを示しました。
一方、枝野長官は、5号機と6号機について、「じわじわと温度が上昇している」と述べ、それぞれの原子炉が冷却できるかどうか注視していく考えを示しました。
この中で、枝野官房長官は、福島第一原子力発電所について、「1号機と3号機は、現時点で安定的に給水が行われている。2号機については、給水が行われているが、安定的という見方をしてもいいものかどうかは、経緯を見る必要がある」と述べました。
また、枝野長官は、午前中、正門付近で1時間当たり8217マイクロシーベルトの放射線の量を計測したことについて、「緊張感を持って受け止めなければならない数値だが、瞬間的な数値なので、低下してきており、この点は若干、安どしている」と述べました。
さらに、3号機の付近で1時間当たり400ミリシーベルトという、人体に影響を及ぼす高い放射線の量を計測したことについて、「その後の分析によって、き のうの建屋の崩壊によって生じたがれきが原因ではないかという見方も出ている。断定はできないが、正門付近の数字も下がってきており、火災が起きた4号機 から大変高い放射性物質が継続的に出ている状況ではない可能性がある」と述べ、引き続き数値の改善に取り組んでいく考えを示しました。
一方、枝野長官は、点検のために運転を停止していた5号機と6号機について、「津波の影響で原子炉を冷却するための動力がうまくいっておらず、じわじわと 温度が上昇している。4号機のように水素爆発が起きないよう努力している」と述べ、それぞれの原子炉が冷却できるかどうか注視していく考えを示しました。

3月15日 18:10更新

4号機水素爆発 燃料棒露出か

東京電力は、15日午後4時からの記者会見で、「福島第一原子力発電所4号機で使用済み核燃料を入れているプールの水がなくなって、燃料棒が露出し、水素爆発が起きた可能性もある」と述べましたが、原因はまだ特定できていないとしています。
そして現在も、4号機の使用済み核燃料のプールに水があるかどうか、確認ができていないとしています。
また、放射線を測定するモニタリングポストの値が、15日午前10時22分現在で、3号機付近で1時間当たり400ミリシーベルトの高い放射線量が確認されたことについて、水素爆発した原子炉建屋の一部が飛び散って、高い値が出た可能性があるということです。

3月15日 17:10更新

20キロ圏内の住民 避難完了

警察庁によりますと、避難指示が出されている福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内の住民について、15日午前中にすべて避難が完了したということです。
福島第一原子力発電所の周辺では、福島県警と、警視庁から派遣された警察の応援部隊、それに自衛隊が住民の避難誘導に当たってきました。
このうち警察は、徹夜で活動に当たった結果、自力で避難できない病院の入院患者や老人介護施設の入所者などあわせて450人を、バスなどで県内の別の場所に移し終えました。
最後まで残っていた別の病院の入院患者など96人も、15日午前中に自衛隊のヘリコプターで避難し、これで20キロ圏内の住民すべての避難が完了したということです。
警察庁は、半径20キロから30キロの範囲の住民について、引き続きパトカーなどで屋内に退避して窓を開けないよう呼びかけています。

3月15日 15:40更新

新たな屋内退避 13万人余

福島県によりますと、新たに屋内退避の指示が出された地域に住む住民はおよそ13万6000人で、この地域の避難所にはこれまでの避難指示で4000人が避難しているということです。

3月15日 12:44更新

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屋内退避対象にいわき市と飯舘村

枝野官房長官は記者会見で、屋内退避の対象となる自治体として、これまで避難指示の対象だった10の市町村に加えて、いわき市と飯舘村が含まれることを明らかにしました。
福島第一原発から半径20キロ以内、または福島第二原発から半径10キロ以内で、避難指示の対象となっていた自治体は、南相馬市、葛尾村、浪江町、双葉町、大熊町、川内村、田村市、富岡町、楢葉町、広野町の10の市町村です。
半径30キロ以内には、この10市町村に加えて、いわき市と飯舘村が新たに加わります。

3月15日 12:39更新

福島第一4号機 火災消える

福島第一原子力発電所の4号機では、15日午前、格納容器の中にある使用済みの核燃料を保管するプールで火災が発生し、東京電力によりますと火災は消えたということです。
4号機では、原子炉のある建物で屋根付近に損傷が見つかったほか、使用済みの核燃料を保管するプールの温度が上がっているという情報もあり、東京電力が状況を確認しています。
東京電力によりますと、福島第一原発の4号機では、午前9時38分ごろ、原子炉がある建物の4階の北西部付近で出火を確認しました。
火災は、その後消えたということです。
4号機では、出火の確認の前に、爆発音のあと、原子炉のある建物で屋根付近に損傷が見つかっているほか、格納容器の中にある使用済みの核燃料を保管するプールの温度が、通常の40度から84度に上がっているという情報があるということです。
東京電力は、「4号機では水素爆発が起きたとみられるが、火災との関係など詳しいことは分からない」と話しています。
4号機の火災を巡っては、枝野官房長官が午前11時すぎからの記者会見の中で、「4号機については火災が起きている。原子炉は地震のあと止まっているが、 プールに保管されている使用済み核燃料が熱を持っていることから水素が発生している。これまで1号機と3号機で起こったような水素爆発が起きたと推察され る」と述べ、4号機でも水素爆発が起きたという見方を示しています。

3月15日 12:37更新

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4号機火災で放射線数値上昇か

枝野官房長官は、記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の周辺の放射性物質の濃度について、「身体に影響を及ぼす可能性のある数値であることは間違いない」と述べるとともに、4号機で発生した火災が原因ではないかという見方を示しました。
この中で、枝野官房長官は、地震が発生したときには休止していた福島第一原子力発電所の4号機の建物で、火災が発生したことを明らかにしたうえで、「4号 機の中には、使用済み核燃料があり、それが熱を持って水素が発生し、1号機や3号機と同じように水素爆発が起きているものと推測している。4号機は建屋に 覆われた状態でなくなったため、放射性物質が大気中に排出される状況になっている。なんとか火災を早期に鎮火させ、使用済み核燃料の冷却を進めることで、 事態を収束させたい」と述べました。
そのうえで、福島第一原子力発電所の周辺の放射性物質の濃度について、「10時22分の時点でモニタリングしたところ、2号機と3号機の間で30ミリシー ベルト、3号機付近が400ミリシーベルト、4号機付近が100ミリシーベルトと、従来のマイクロシーベルトとは単位が1つ異なっている。身体に影響を及 ぼす可能性のある数値であることは間違いない」と述べました。
さらに、枝野長官は「断定はできないが、4号機の爆発で、高い数値が出ているのではないかと思われる」と述べ、4号機で発生した火災が放射線数値の上昇の原因ではないかという見方を示しました。

3月15日 12:28更新

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20〜30キロ 屋内退避指示

福島第一原子力発電所では、敷地内で放射線の量が人の健康に影響を及ぼす程度まで増えていて、政府はこれまでより影響が広がるおそれがあるとして、新たに原発から半径20キロ以上30キロ以内の範囲に住む人に屋内退避を指示しました。
福島第一原子力発電所では、15日午前6時すぎ、2号機で原子炉が入っている格納容器の圧力を調整する圧力抑制室=サプレッションプールと呼ばれる設備の 付近で爆発があり、地震発生当時、定期検査中だった4号機でも、15日朝、これまで1号機と3号機で起こったような水素爆発が起きたとみられています。
福島第一原子力発電所に設置されたモニタリングポストでは、午前10時22分の時点で1時間当たりの値が3号機付近で400ミリシーベルト、4号機付近で100ミリシーベルト、2号機と3号機の間で30ミリシーベルトが観測されています。
これらの値は、その場所にいると人の健康に影響を及ぼす可能性のある数値です。
政府は放射線の値は距離が離れるほど下がるとしていますが、これまでより影響が広がるおそれがあるとして、新たに福島第一原子力発電所から半径20キロ以上30キロ以内の範囲に住む人に屋内退避を指示しました。
菅総理大臣は、午前の記者会見で「今後の原子炉の状況を考えると、外出をしないで、自宅や事務所などの屋内に退避することをお願いしたい」と呼びかけました。

3月15日 12:19更新

福島 470倍超の放射線検出

15日朝、福島第一原子力発電所2号機で爆発音があった2時間前の午前4時に、南に40キロ余り離れたところに福島県が設けた線量計が、通常の470倍を超える高いレベルの放射線を検出していたことが分かりました。
これは、15日午前10時すぎから福島市で開かれた県の災害対策本部の会議で報告されました。
それによりますと、現場から南に40キロ余り離れた福島県いわき市に県が設置した線量計では、14日夜、福島第一原子力発電所2号機で原子炉を覆う格納容器から空気を抜いて圧力を下げる作業が行われたあと、15日午前0時ごろから放射線量の数値が上がり始めました。
そして、爆発音の2時間前に当たる、15日午前4時には、ガンマー線に換算して1時間当たり23.72マイクロシーベルトと、通常の470倍に当たる高いレベルに達したということです。
その後、数値は下がる傾向になったということですが、爆発音のあとの午前6時以降のデータはまだまとまっていないため、福島県では、今後の数値を注意深く見守っていきたいとしています。

3月15日 12:05更新

解説・2号機の現在の状況

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解説・今後に向けて注意すべきこと

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“身体影響 可能性ある数値”

枝野官房長官は、午前11時すぎからの記者会見で、「福島第一原子力発電所の敷地の中で放射線を測定した値が、午前10 時22分現在で、3号機付近で1時間当たり400ミリシーベルト、4号機付近で100ミリシーベルト、2号機と3号機の間で30ミリシーベルト、という結 果が出ている。従来の数値と異なり、単位が違う。身体に影響を及ぼす可能性のある数値であることは間違いない」と述べました。
さらに枝野長官は、「2号機の格納容器の部分が損傷を受けているという可能性が高いという報告を受けている。1号機、2号機、3号機ともに、一定の人体への影響を及ぼす放射性物質が出ている」と述べました。
検出された400ミリシーベルトとは、40万マイクロシーベルトに当たります。
人が浴びる放射線で、健康への影響がほとんどないとされているのは、被ばくの総量が100ミリシーベルト=10万マイクロシーベルトとされますが、400ミリシーベルト=40万マイクロシーベルトは、その4倍に当たります。
また、400ミリシーベルトは、血液の中の白血球が減るなど、体への影響が出るレベルだとされています。

3月15日 13:55更新

東海村 基準超の放射線値観測

福島第一原子力発電所から南に110キロ余り離れた茨城県東海村にある東京大学の施設では、午前7時46分に、放射線の 値が毎時5マイクロシーベルトを観測し、10分間継続して通報の基準値の5マイクロシーベルトを超えたため、午前8時15分までに国に対して原子力災害特 別措置法に基づく10条通報をしました。
現在の放射線量は毎時3マイクロシーベルトになっているということです。
この場所での通常の放射線量は、毎時0.05マイクロシーベルトだということです。
今回観測した、毎時5マイクロシーベルトという放射線量は、2週間浴び続けても、一般の人が1年間に自然に浴びる量よりも少ない値です。

3月15日 13:00更新

“4号機 水素爆発と推察”

枝野官房長官は、午前11時すぎからの記者会見で、「福島第一原子力発電所の4号機については火災が起きている。原子炉 自体は震災発生時から休止しているが、内部に保管されている使用済み核燃料が熱を持っていることから水素が発生しており、これまで1号機と3号機で起こっ たような水素爆発が起きたと推察される」と述べて、水素爆発が起きたことを明らかにしました。

3月15日 11:23更新

福島第一原発 4号機で出火

東京電力は、東京の本店で午前11時から記者会見を行い、午前9時38分ごろ、福島第一原子力発電所の4号機の原子炉がある建物の4階の北西部付近で出火を確認したことを明らかにしました。
また、これより前に、15日朝の福島第一原発での爆発音のあと、4号機の原子炉のある建物で5階の屋根付近に損傷を見つけたということです。
さらに、4号機の格納容器の中にある使用済みの核燃料を保管するプールの温度が、通常の40度から84度に上がっているという情報があるということです。
一方、枝野官房長官は、午前11時すぎからの記者会見で、「4号機については火災が起きている。原子炉は地震のあと止まっているが、プールに保管されてい る使用済み核燃料が熱を持っていることから水素が発生している。これまで1号機と3号機で起こったような水素爆発が起きたと推察される」と述べ、4号機で も水素爆発が起きたという見方を示しました。

3月15日 12:10更新

福島第二原発 原子炉が安全に停止

福島第二原子力発電所について、東京電力は、4つある原子炉が、15日までにすべて安全に停止したと発表しました。
福島第二原発では、3号機が今月12日に原子炉が安全に停止、1号機と2号機は原子炉内の水を冷やすポンプが津波の影響で動かなくなったものの、14日、原子炉が安全に停止し、残る4号機で、内部を冷やす機能が十分に確保できない状態が続いていました。
しかし、原子炉に海水を入れるためのポンプを調整した結果、冷却機能が回復し、東京電力によりますと、4号機は、15日午前7時15分に原子炉の温度が100度以下にまで下がって、安全に停止したことが確認されました。
これにより、福島第二原発にある4つの原子炉は、すべて安全に停止しました。

3月15日 10:34更新

2号機で爆発音 従業員が退避

東京電力福島第一原子力発電所2号機で、15日午前6時すぎ、原子炉が入っている格納容器の圧力を調整する設備の付近で爆発音がして、格納容器内の圧力が下がり、敷地周辺の放射線量が急激に上がったため、原発の所長の判断で一部の従業員が退避をしたということです。
経済産業省の原子力安全・保安院や東京電力によりますと、15日午前6時14分、福島第一原発2号機で、原子炉が入っている格納容器の圧力を調整する圧力抑制室=サプレッションプールと呼ばれる設備の付近で爆発音がしました。
この直後、設備の中の圧力が急速に下がったことから、原子力安全・保安院は、詳しいことは分からないものの、この設備に損傷があったものとみています。
爆発音の確認の直後に、福島第一原発の敷地の周辺では、1時間に965.5マイクロシーベルトの放射線の値を計測し、この値は、国に緊急事態を知らせる基準を超えていたため、原発の所長の判断で、一部の従業員が退避をしたということです。
対象となったのは、原子炉を冷却する作業に直接従事していない作業員で、福島第二原子力発電所などの安全な場所に移動しました。
放射線の値については、その後も上がり続け、午前8時31分には原発の正門付近で1時間あたり8217マイクロシーベルトと、一般の人が1年間に浴びてもよいとされる8倍の量を1時間で浴びる計算になります。
これについて、原子力安全・保安院は、「まだ詳しいことが分かっていない。仮にサプレッションプールという設備に穴が開いているとした場合、壊れている場所によって、液体か気体かで漏れ方が変わってくる」と述べました。
また、2号機では、水位が低下して、燃料棒全体が露出した状態が続いていたとみられますが、その後、水位が若干回復し、核燃料が、水面から2.7メートルほど露出した状態になっていることが分かりました。
露出している長さは核燃料全体の半分程度に当たり、東京電力では引き続き原子炉に水を注入する作業を続けることにしています。

3月15日 10:48更新

3号機核燃料プール 覆いなし

東京電力の記者会見で、15日午前7時5分ごろ、福島第一原子力発電所3号機の原子炉が入っている建物の上部に、蒸気のようなものが漂っていることを明らかにしました。
また、福島第一原子力発電所の3号機で、格納容器の中にある使用済みの核燃料を保管するプールが、14日午前に発生した水素爆発によって、格納容器の上にある原子炉建屋の屋根が吹き飛んだことから、プールの上を覆うものがなくなっている状態であることも明らかにしました。
このプールは、原子炉で燃焼させて使い終わった使用済み核燃料を移動させて冷やすために設けられた設備です。
通常の状態では、プールの水を循環させて核燃料を冷やしていますが、福島第一原発では停電が起きていることなどから、冷やす機能が失われている可能性も大きいということです。
東京電力は記者会見の中で、3号機の原子炉が入っている建物の上部に蒸気のようなものが漂っていることとの関連について、「現時点では明確な答えはできない」としています。

3月15日 9:32更新

3号機建物上部 蒸気状のもの

東京電力の記者会見によりますと、爆発音のあとの午前6時28分、2号機の原子炉や格納容器の圧力、それに燃料棒が水につかっている値に大きな変化はないとしています。
また、午前7時5分ごろ、福島第一原子力発電所3号機の原子炉が入っている建物の上部に蒸気のようなものが漂っていることを明らかにしました。
蒸気のようなものが何なのか、詳しいことは分かっていないということです。
3号機では14日午前11時ごろに爆発が起きていて、原子炉内部で発生した水素が原子炉のある建物にたまって爆発したとみられています。
これについて、東京電力は、爆発に伴う原子炉を覆う格納容器への影響はないとしていました。
さらに、福島第一原子力発電所2号機の格納容器の圧力を抑制している「圧力抑制室」で衝撃音がしたあとの午前7時50分、原発の正門付近で1時間当たり1941マイクロシーベルトという放射線の量を計測したということです。
この値は、国に対して緊急事態を知らせるいわゆる「15条通報」の基準値の4倍近くに当たります。

3月15日 9:06更新

4号機の建物の屋根に損傷

東京電力の記者会見によりますと、15日午前7時すぎ、福島第一原子力発電所4号機の原子炉のある建物の5階の屋根に損傷が見つかったということです。
この損傷について、東京電力は、詳しいことは分からないとしています。
4号機は、地震発生当時は定期検査中でした。

3月15日 9:06更新

福島第一原発2号機で爆発音

経済産業省の原子力安全・保安院が午前8時前から行った会見の中で、「福島第一原子力発電所の2号機で午前6時10分に爆発音があった」ことを明らかにしました。
サプレッションプールと呼ばれる施設に損傷があるという情報について「まだ詳しいことが分かっていない。仮に穴が開いているとした場合、壊れている場所によって、液体が漏れるのか、気体が漏れるのか変わってくる」と述べました。
「サプレッションプール」は原子炉を覆う格納容器につながる設備で、放射性物質などを内部に閉じ込める機能も持っていて、この設備の一部に損傷が見つかったことで、放射性物質の閉じ込めが十分に機能しない可能性が出てきました。
また、2号機では、核燃料が水面から2.7メートルほど露出していることも明らかにしました。
露出している長さは、核燃料全体の半分程度に当たります。
さらに、福島第一原子力発電所の周辺で、爆発音の確認の直後に965.5マイクロシーベルトという放射線の値を観測したことを明らかにしました。
また、その後、882マイクロシーベルトにやや下がり、午前7時5分に387.3マイクロシーベルトに下ったということです。
原子力安全・保安院は「この放射線の値の変化がサプレッションプールの損傷によるものだと思うが、詳しくは分からない。監視は続けている」としています。
この放射線量について、「直ちに健康に被害が出る値ではない」と説明しています。
東京電力は、爆発音がしたあとに、現場で作業をしていた東京電力の社員を一時退避させました。
福島第一原発2号機では、15日朝の枝野官房長官の記者会見で、「サプレッションプール」と呼ばれる設備で、損傷があることが明らかになっています。
枝野官房長官は「周辺の放射線の数値は急激な上昇を示していない」と述べ、直ちに住民の健康に被害を及ぼすような事態ではないとの認識を示しています。

3月15日 8:40更新

“2号機 一部欠損見つかる”

枝野官房長官は、15日午前6時40分すぎに記者会見し、東京電力第一原子力発電所の2号機の一部で欠損が見つかったことを明らかにしました。
枝野長官によりますと、欠損が見つかったのは、2号機の中で、原子炉と格納容器をつないでいる、水蒸気を水に変えるための部分で、東京電力本店で菅総理大臣が東京電力側から報告を受けたということです。
ただ、枝野長官は「周辺の放射線の濃度は急激な上昇を示しておらず、人体に被害を及ぼすような事態ではない」と説明しました。

3月15日 7:10更新

政府と東電が統合対策本部へ

菅総理大臣は、15日午前5時半ごろ、総理大臣官邸で記者団に対し、十分な冷却機能が確保できなくなっている東京電力の福島第一原子力発電所について、政府と東京電力が一体となって対応する「統合対策本部」を発足させることを明らかにしました。
この中で、菅総理大臣は「福島の原子力発電所の事故に対して、政府と東京電力が一体となった『統合対策本部』を立ち上げることにした。私が本部長で、海江 田経済産業大臣と東京電力の清水社長に副本部長をお願いしている。事業者である東京電力と政府の対策本部がリアルタイムで対応するためには、両者を一体化 したほうがいいので、本部を東京電力本店に置くことにした」と述べ、政府と東京電力が一体となった「統合対策本部」を発足させることを明らかにしました。
そのうえで、菅総理大臣は「現在、全力を挙げて事故の被害が広がらないよう、ありとあらゆる手を打っている。憂慮すべき状況が続いているが、この危機を乗 り越えるための陣頭指揮に立って、やりぬきたい。国民の皆様には心配をかけるが、わが国の国民の結束で、この危機を乗り越えていきたい」と述べました。
菅総理大臣は、15日午前5時半すぎ、東京電力本店に入りました。
このあと、「統合対策本部」の初会合に出席することになっています。

3月15日 5:55更新

放出の放射性物質 隣の県まで

福島第一原子力発電所では予断を許さない状況が続いていますが、3基の原子炉から放出された放射性物質が隣の県にまで運ばれたとみられるケースが相次いでいます。
いずれも健康への影響はない水準とされています。
福島第一原発の3基の原子炉は、いずれも燃料が水から露出して一部が溶けた可能性があるとされ、1号機と3号機では建物の一部で爆発が起きたほか、原子炉の圧力を下げるために放射性物質を含む空気を放出する作業も余儀なくされています。
原発から南におよそ80キロ離れた福島県との県境にある茨城県の北茨城市では、15日になって放射線の量の値が上昇していることが茨城県の測定で分かりました。
午前4時には1時間当たり4.87マイクロシーベルトと通常の100倍近い値を示したということです。
これは、胸のレントゲンのおよそ10分の1に当たり、茨城県は、健康には影響がない水準だとしています。
また、宮城県にある東北電力の女川原発では、13日、最大で1時間に5.7マイクロシーベルトの放射線の量を計測したほか、仙台市の周辺でも、地震の救助 活動にあたったアメリカ軍の隊員がわずかながら放射性物質に汚染されたケースもあり、福島第一原発から出た放射性物質が風によって隣の県にまで運ばれてい るものとみられます。

3月15日 5:45更新

福島第一原発 予断を許さない状況

十分な冷却機能が確保できなくなっている東京電力の福島第一原子力発電所では、14日、2号機で、原子炉を冷やす水の高さが下がって、燃料棒がすべて露出した状態になり、一部が溶けたとみられています。
また、3号機では水素爆発とみられる爆発が起きて、原発の作業員と自衛隊員のあわせて11人がけがをしました。
東京電力は原子炉を安全に停止させるため、海水を流し入れて冷却を急いでいますが、予断を許さない状況が続いています。
2号機では、原子炉に水を入れるポンプが停止したことで、14日午後6時半ごろから2時間20分にわたって燃料棒がすべて水の上に露出した状態になり、一部が溶けたとみられています。
職員が監視のために離れた間にポンプの燃料がなくなったのが原因で、その後ポンプを動かした結果、水位が上昇しました。
しかし、14日午後11時ごろになって、原子炉の中の圧力が高まって燃料棒を冷やすための水が注入できなくなり、炉内の水位が急激に下がって再び燃料棒がすべて露出した状態になりました。
その後、午前1時すぎから注水ができるようになりましたが、午前3時現在も水位の上昇は確認されておらず、燃料棒が露出した状態が続いているとみられます。
3号機は、14日午前11時すぎ、爆発が起きて原子炉建屋の天井や外壁が吹き飛びました。
14日以降、原子炉を冷やす水の水位が下がって、燃料棒が水面の上に露出し、大量の水素が発生した可能性が高いことから、13日の1号機と同じように水素爆発が起きたとみられます。
しかし、敷地周辺の放射線の量の値は異常な上昇がないため、国や東京電力は、原子炉を覆う格納容器は機能を維持しているとしています。
現在、原子炉内の圧力は安定しているということで、一時中断していた原子炉を冷やすための海水の注入を15日午前3時に再開し、冷却を続けています。
この爆発で、原発の作業員と自衛隊員のあわせて11人がけがをしました。
13日に爆発が起きた1号機は、原子炉を冷やすために原子炉とそれを覆う格納容器の中に海水を満たす作業が続けられていましたが、14日未明に、海水をくみ上げるポンプが動かなくなり、注入作業が中断しました。
その後、ポンプなどの資材が整ったため、15日午前0時ごろから再び海水を入れる作業を再開しました。
現在、原子炉の水位や圧力などは安定しているということで、東京電力は原子炉を安全に停止させるため冷却を急いでいます。
一方、福島第二原発については、1号機と2号機、4号機のあわせて3基で、海水をくみ上げて原子炉内の水を冷やすポンプが津波の影響で動かなくなり、内部を冷やす機能が十分に確保できない状態が続いていました。
しかし、ポンプを動かすモーターを交換するなどした結果、1号機と2号機は冷却機能が回復し、14日午後4時までに原子炉の温度が100度以下にまで下がって、安全に停止したことが確認されました。
残る4号機についても、順調に温度が下がっているということです。
地震の発生から5日目を迎え、第二原発では状況が改善してきたものの、第一原発の3基は、依然として予断を許さない状況が続いています。

3月15日 5:40更新

福島第一原発2号機 水位回復せず

原子炉を冷やすための水が注入できなくなり、燃料棒がすべて露出した状態になったとみられる東京電力福島第一原子力発電 所2号機では、15日午前1時すぎから原子炉に海水が注入できるようになりましたが、午前3時現在も水位は回復せず、燃料棒が露出した状態が続いていると みられ、予断を許さない状況が続いています。
福島第一原発2号機では、14日午後11時ごろ、原子炉の中の気体を逃がして圧力を下げるための弁が閉まり、炉の中の圧力が高まったため、原子炉に水を送れなくなりました。
このため、東京電力は原子炉の水位が急激に下がり、燃料棒がすべて露出した状態になっているとみられると発表しました。
その後、15日午前1時すぎになって原子炉内の圧力を下げるための弁を開けることができ、海水を注入できるようになったということですが、午前3時現在も水位は上がらず、燃料棒が露出した状態が続いているとみられるということです。
東京電力によりますと、原子炉内の圧力は上昇しておらず、敷地境界の放射線の値も大きく変化していないことから「すぐに危機的な状況に陥ることはないと思う」と話していますが、予断を許さない状況が続いています。
2号機では、14日もポンプが停止して、原子炉に海水が入らなくなり、午後6時半から2時間20分の間、燃料棒がすべて露出しましたが、その後、ポンプを動かした結果、午後9時半すぎに燃料棒の半分が水につかった状態に戻っていました。
露出した状態が長く続くと燃料棒は溶けるおそれがあり、東京電力は水位の回復を急ぐことにしています。

3月15日 4:50更新

ニュース画像

2号機 再び核燃料すべて露出

東京電力は、福島第一原子力発電所2号機で、14日午後11時ごろ、原子炉を冷やすための水が注入できなくなり、原子炉の水位が急激に下がって再び燃料棒がすべて露出した状態になったとみられると発表しました。
また、敷地周辺の放射線の量が、午後9時37分に基準の6倍と、これまでで最も高くなり、緊急事態を知らせる通報を国に行いました。
東京電力によりますと、福島第一原子力発電所2号機で、14日午後11時ごろ、原子炉の中の気体を逃がして圧力を下げるための弁が閉まり、炉の中の圧力が高まったため、原子炉を冷やすための水が送れなくなりました。
このため、原子炉の水位が急激に下がり、再び燃料棒がすべて露出した状態となったとみられるということです。
2号機では、14日もポンプが停止して原子炉に海水が入らなくなり、午後6時半から2時間20分の間、燃料棒がすべて露出しましたが、その後、ポンプを動かした結果、午後9時半すぎに燃料棒の半分が水につかった状態に戻っていました。
東京電力では、原子炉の中の気体を逃がす弁は、あわせて10個ほどあり、ほかの弁を開けて圧力を下げる対策などを進め、原子炉に海水を注入して水位を回復したいとしています。
また、2号機では敷地周辺の放射線の量が、午後9時37分に基準の6倍のこれまでで最も高い3130マイクロシーベルトとなり、国に対して緊急事態を知らせるいわゆる「15条通報」を行いました。

3月15日 1:20更新

東電“2号機水位計測できず減圧”

東京電力は、福島第一原子力発電所2号機の問題で、15日午前0時すぎから記者会見しました。
この中で、東京電力は「午後11時20分に原子炉の水位が計測できないほど低くなり、海水を注入できるよう原子炉の圧力を下げる措置を取った。引き続き、原子炉に海水を注入する作業を行っている」と述べました。

3月15日 0:40更新

介護施設280人避難できず

避難指示が出ている東京電力の福島第一原子力発電所の周辺にある福島県浪江町では、14日午後10時半現在、介護施設にいる280人の入所者と職員が避難できずにいます。
福島県によりますと、午後10時半現在、避難指示の対象地域にある浪江町の特別養護老人ホーム「オンフール双葉」では、入所者のお年寄りと職員あわせて280人が避難できずにいるということです。
また、南相馬市の小高赤坂病院、浪江町の西病院、それに大熊町の双葉病院の入院患者と職員については、自衛隊の支援を受けて避難を進めています。
福島県によりますと、避難した人たちは南相馬市の相双保健所で、被ばくしていないかどうか線量計を使った検査を受けるということです。

3月15日 1:20更新

“2号機爆発の可能性低い”

枝野官房長官は、14日夜の記者会見で、福島第一原子力発電所の1号機と3号機で相次いで水素爆発が起きたことを受けて、原子炉内を冷やす機能が十分でない2号機でも水素爆発が起きるかどうかについて触れました。
枝野長官は「2号機では建物に空気が通る状態が出来ているので、水素が発生しても大規模な爆発が起きる可能性は相当低いと報告を受けている」と述べました。
また、枝野長官は「2号機でも1号機や3号機と同様に燃料棒の破損が起きている可能性が高い。原発の周辺で放射線の量を計測して異常がないか監視していきたい」と述べました。

3月14日 22:35更新

福島第二原発 2基で冷却機能回復

福島第二原子力発電所の3基の原子炉では、内部を冷やす機能が十分に確保できない状態が続いていましたが、このうち1号機と2号機は、14日朝までに冷却機能が回復し、東京電力は残る1基の復旧作業を急いでいます。
福島第二原発の1号機と2号機、それに4号機では、海水をくみ上げて原子炉内の水を冷やすポンプが津波の影響で動かなくなり、原子炉が入っている格納容器内部の圧力が上昇傾向にありました。
このため、東京電力がポンプを動かすモーターを交換するなど復旧作業を進めた結果、1号機は午前3時前、2号機は午前7時すぎにそれぞれ冷却機能が回復し、このうち1号機では格納容器内部の圧力も下がり始めたということです。
東京電力は、1号機と2号機の原子炉の冷却を進めるとともに、4号機についても14日中の復旧を目指して作業を進めることにしています。

3月14日 9:00更新

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福島第一原発 緊急事態の通報

福島県にある福島第一原子力発電所について、東京電力は、敷地周辺で測定した放射線量が、14日午前2時半ごろに国の基準を2か所で上回ったとして、原子力災害対策特別措置法に基づいて、国に対し「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」を行いました。
放射線量は、その後、国の基準を下回っているということです。
福島第一原子力発電所では、福島第一原発の敷地周辺のうち、▽正門付近で14日午前2時20分に751.2マイクロシーベルトを、▽また敷地の北側で午前2時40分に650マイクロシーベルトを観測しました。
原子力災害対策特別措置法に基づいて、国に対し「緊急事態」を知らせる、いわゆる「15条通報」の基準は1時間に500マイクロシーベルトで、東京電力は午前5時前に国に対し「15条通報」を行いました。
放射線量は、その後、▽正門付近では午前4時に10.1マイクロシーベルトに下がり、▽敷地の北側では午前5時に400マイクロシーベルトに下がり、いずれも基準を下回ったということです。
福島第一原発で放射線量が国の基準を上回り、15条通報が行われたのは、12日午後4時すぎに1015マイクロシーベルを観測して以来、今回が4度目です。
東京電力は「今回放射線量が上がった理由は分からない。爆発など目立った事故は起きていない」と話しています。

3月14日 8:20更新

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保安院 3号機の圧力高くない

3月14日 0時7分

経済産業省の原子力安全・保安院は、13日午後11時半ごろから記者会見を開きました。それにより ますと、福島第一原子力発電所3号機では、原子炉内の水面が最大で燃料棒の2.2メートル下まで下がり、燃料棒の半分程度しか水につかっていないというこ とですが、これまでのところ、原子炉内の圧力はそれほど高くはないとしています。

また、原子炉格納容器の内部の圧力を下げるための弁が、一時、閉じてしまい、圧力が下がらない状態 になったということですが、復旧作業の結果、午後9時すぎに再び弁が開き、容器内の圧力を下げられる状態になったとみられるとしています。3号機では、原 子炉内の温度を下げるため海水の注入が続けられているということです。一方、13日は、避難した住民およそ100人を対象に、放射線の量の測定や、体や服 に付いた放射性物質を洗い流す「除染」が行われたということです。原子力安全・保安院は、福島第一原発の周辺の放射線量は、今のところ健康への影響を与え るような水準ではないとしています。

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